美術作品の力
NHKの番組 「知られざる在外秘宝」第1回を見ました。 以下、NHKのHPより抜粋。第1回「北斎漂流~初公開 謎のイスラエル・コレクション~」チャンネル:BSプレミアム放送日: 2011年5月9日(月)放送時間:午後9:00~午後10:30(90分)番組内容世界に眠る日本美術の名品と謎に満ちた流転のドラマを紹介する4夜連続のシリーズ。第1回はイスラエルで発見された葛飾北斎の傑作浮世絵の物語。100年の漂流を追う。詳細近年、葛飾北斎を代表とする浮世絵の未知の名品がイスラエルで発見された。コレクションは3000点余り。ユダヤ人の画商ティコティンが大戦の間、命がけで守り抜き、イスラエルへ寄贈したものだ。浮世絵は明治の日本からフランス、そしてポーランド、ドイツ、オランダをさまよい、イスラエルへ渡る。日本へのあこがれや夢などヨーロッパの人のさまざまな思いを映しながら流転した北斎。その100年にわたるはるかな漂流を追う。真の美術品の強さを感じられた番組でした。人々の心の支えとなる作品は、大きな力をもつもの。命をかけてまで守り伝えようとされる作品。それに値する価値とは?それは、ハートに直接訴えかけ、人々を支えるエネルギーをも生み出す力にあると私は思います。番組は、4夜連続シリーズ。今晩から、残り3回も見られます。