2995901 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

imimiのリトリーバル日記

imimiのリトリーバル日記

体験が一致したりしなかったりする理由

2009.10.31 の記事から

昨日、いつもご質問をくださる方から興味深くて重要と思われるご質問をいただきましたので、皆様とシェアしたいと思います。

それは、よく共同探索などで、自分と他人の体験が一致したりすることがあります。

逆に、向こうの世界は主観的世界なので(別の言い方をすれば「想像は創造」なので)、個々人の見え方は人それぞれだなどといわれることもあります。

私なんかは良くそのように申し上げたりします。でも、これっていったいどういうことなんでしょうか?というご質問です。

まずは、その方に送らせていただいた私の返答をご紹介したいと思います。



共同探索で体験が一致するのは、「それを作った人の意識を読み取っている」からだと思います。

・・・中略・・・

非物質界はわれわれの思いが作り上げています。共同創造しているんです。

しかしそれは非物質界だけではなく、このC1もそうだと言われています。

バシャールなんかはそのように伝えてきています。

「自分で見たもの感じたものをまずは受け入れること。」これが基本です。

そして、非物質界は主観的世界であること、だからこそ、「自分が(無意識に)見よう、見たいと思った現実が創造されていく。」こういった特徴があります。


しかも、私達はこのC1でメインに生きて生活しているわけですから、非物質界の知覚が大幅に制限されています。

限られた能力で自分にとっての認識可能な「窓」から、自分の望みどおりの世界を創造している、その様子をかいま見ることができるのが、へミシンクでの非物質界の探索なのです。


このC1で生きていると、客観的真実なるものがあるような錯覚を生じてしまいます。

それほど、このC1の現実世界が強固だからです。

ですから、われわれは非物質界に行っても、客観的真実なるものを求めてしまう傾向にあり、それが共同探索のときの体験の一致となって表れてきます。

体験が一致するとほっとしたりうれしくなったりするのは、C1の現実感覚に強く縛られているからなんです。


でも、それが通用しない、少なくとも私が非物質界でありとあらゆる世界を見てきた中で得られた価値観は、「真実とは自分にとっての真実でしかない。」ということなんです。





このようにお返事をさせていただきました。

もちろん、これは私個人の考えにすぎず、これが唯一絶対の真理ではないことはいうまでもありません。


なぜ体験が一致するのか?一言でいえば、「体験が一致するという現実を共同創造しているからだ」、このように言うことができると思います。


私はよく、強い霊能力をもった友人と非物質世界を探索することがあります。

しかし、高い領域に行けばいくほど、そして、内容が専門的になればなるほど、お互いの個性や得意分野による体験内容の違いが明確に出てきて、体験内容が一致することはあまりなくなってくるように思います。


もちろん、その背景として、まったく事前になんの打ち合わせもしていないという事情があったり、共同探索のように事前に具体的なテーマを決めておくということもないからかもしれませんけど。


確かに向こうの世界で会ってお互いが話しているという感覚や、目的の場所に一緒に行ったり、だれかに会ったり、何かを見たりといった程度であれば、体験の一致が得られることはあります。


しかし、そのレベルを超えて、深い情報探索に入ったときに、得られた情報の細部まで一致することはまれで、むしろ、お互いが持つ興味分野や個人がもつ信念体系による情報の必然的ゆがみによって、情報の一致というのはなくなっていき、逆に個性的な情報が得られるという側面が強くなっていきます。


まあ、これは単に自分が知りたいと思ったことを聞き出していると思えば、当たり前のようにも思えるんですけど、同じ人物に会って一緒に情報を聞き出しているような時でも、こう言ったことが普通に起こってきますし、

われわれに強く存在している「体験内容というのは、体験がうまく得られれば一致するに違いない。」という信念からすれば、ちょっと違和感を感じるのです。

しかし、私はこれこそが、非物質界での探索をもっともよくあらわしているいい例ではないかと思います。


つまり、体験というのは、個々人の体験であり、個々人にとっての「真実」にすぎませんから、一致しないのが普通なんです。

体験が進めば進むほど、その人物の個性が色濃く出てくるようになり、体験内容もますます個性的になりますから、ますます一致しなくなります。


でも、ここで私が言いたいのは、非物質界の常識からすればそれが普通なんだということです。


最近、共同探索等で様々なブログを拝見する機会があったり、私自身友人との共同探索でC1の常識からすればありえないような情報の一致があったりといったことを考えつつ、

ちょうど昨日ある方から「体験の一致・不一致」についてのご質問をいただきましたので、それについてちょっと思うことを述べさせていただきました。


© Rakuten Group, Inc.