|
|
|
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
│<< 前のページへ │一覧 │
ブログを凍結しようと思います。 理由は、 1:多忙であり、ブログに時間を割けない 2:博士の就活というテーマでは、1つの役割を終えた 3:次に提供できるだけのコンテンツは、現在無い (ただの日記とか、いわゆる職業紹介的なブログをやる気は無い) という感じです。 ただ、閉鎖はしないので、現有のコンテンツ自体はネット上に残ります。 また、何か自分なりのコンテンツが固まってきたら、そのときは再びブログを始めるかもしれません。それがいつなのか、どんなものになるか、自分でも分かりません。 もし、これまでここを訪れてくれた誰かに、何か役立っていたら嬉しいです。 それまでさようなら!
久々に投稿します。 あらためて自己紹介しますと、私の名前は、いむぱくとふぁくたー。 理系PhD⇒戦略コンサル、というキャリアチェンジを選択したものです。 詳しくは、過去の日記をご参照ください・・・ さて、このブログはそもそも、 院生時代・就活中に自分が感じた様々な疑問や不安、そして行動の過程と結果を、正直に書くことで、理系院生の方々に、キャリアデザインを考える上でのサンプルを提供できれば、との思いで書いてきたものです。 主に、日本の(特にバイオ系)博士の現状やキャリアパスなどについて、思いついたままザックリと書いてきました。 今思うと、かなり恥ずかしいことを書いたりもしていますが、まあ、そのときはそう書きたかったということで、そのまま残してあります。 最近はあまり日記を書いていなかったので、アクセスも去年の半分くらいに減ってきているのですが、年度が変わったこともあるし、もしかしたら読者が一巡したかもしれませんね。 ==================================== さて、これからはもう院生ではなく、ビジネスパーソンとしての日記となります。 したがって、ブログの題名も変更し、気分一新、デザインも変えました。 私は先月から、戦略コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせました。 某外資系ファームで忙しくも楽しんで働いています。 ところで、人材エージェントによると、新卒PhDやポスドクで、コンサル志望者が増えているとのことです。 バイオ系研究者としてのキャリアの魅力が薄くなってきている昨今、博士あるいはもっと早い段階において、優秀でアグレッシブな人材が流出する流れが加速するのでは?と思われます。 そこで今日書きたいことは、 博士⇒コンサルって、実際どうなのよ?ってこと。 現時点で私が言えるのは、 「コンサルタントの仕事は、研究者のそれと同じ」 それはどういうことでしょうか? ここで、生物系研究者の仕事を簡単にまとめると、 過去の知見を分析 ⇒仮説設定 ⇒実験・データ取得 ⇒仮説の検証と再構築 ⇒再度実験 ⇒以上を繰り返し、ある程度ストーリーができたら論文作製 となります。 論文はお金(研究費)を産むので、人材・器材・試薬を動員でき、論文を再生産できます。 これをうまく回せる人が、すなわち良い研究者と言うことになります。 さて、(主にジュニアの)コンサルタントの仕事はというと、上のステップから「実験」を抜いて、「論文」の代わりに「報告書」を入れたものです。(ヒジョーに簡単に言うとね!) 本質的に一緒です。 少し違うのは、時間が非常に限られていると言う点。 プロフェッショナリズムを常に意識させられる点。 でしょうか。 前者については、 「俺だって朝から終電過ぎまで目一杯働いてるよ!」と自負する院生は多いと思いますし、私もそう思っていましたが、今となれば、院生時代は時間がゆっくりしていたのだなぁ、と感じます。こなす仕事量は、圧倒的に増えていると思います・・・まあ、それだけのものを要求されるのですが。 よく「スピード感」が違う、といいますが、その意味が今ようやく分かります・・・ 後者については、 研究者というのは、基本的には自分の興味で働く人たちですから、お金や社会責任については無頓着な人が多い(あくまで「多い」)です。 実際、納税者に価値を提供しようとして研究している人はごく少数でしょう。 研究者は、それ位でいいんだと思う。 しかし、コンサルタントはというと、非常に高額なフィーをお客さんから取っていますし、その額面を見せられると、いい加減なことはできない、と痛感します。 違う点は、この2点くらいなのではないでしょうか? 頭を使ってクリエイティブなことをやる仕事、と言う意味では、全く同じです。 こんなところでしょうか。 したがって、当初の予定通り、博士⇒コンサルというキャリアは、意外と違和感の少ないキャリアチェンジである、という暫定的な結論です。 まだまだ、最近感じたことで書きたいことはたくさんあるのですが、それはまた追々・・・ 予定中のトピックスとしては、 「今振りかえって、研究とはなんだったのか?」 「これからの博士はどうなるのか?」 「コンサルとしての博士のキャリアとは?」 「バイオ系ニュース雑感」 「リア・ディゾン人気は、いつまでもつのか?」 といったところです。 さて、今日からは結語も変更して・・・(橋本真也風に) 博士たちよ、時は来た。それだけだ。
東大副理事の痴漢逮捕、ご存知の方は多いでしょう、最悪ですね。
いやーー、おかげさまで、無事に博士論文の審査会が終わりました。 まだ色々と仕事は残っていますが(笑) D2やM1のみなさんは就活まっただなかでしょうか。最近では、博士院生の就活に関するブログもポツポツできてきています。本ブログでもいくつかご紹介してきました。参考にしてみてください。 ところで2月号の羊土社「実験医学」の記事で、Sciencecarreersのスレッドが紹介されています。 内容は、アメリカにおける 研究者(PhDホルダー)⇒コンサルタント というキャリアに関するあれこれです。 まだ全部読んでないけど、おもに待遇・仕事内容・キャリアデザインなどだね。 アメリカで働くコンサルタントには、PhDホルダーがたくさんいる。日本ではほとんどいないけどね。 それにしても、 研究環境(少なくともBiology&Life Science) 日本<アメリカ 研究者⇒コンサルへのキャリアチェンジ 日本<アメリカ なぜだ?日本人は我慢強いのか??? ちなみに、Sciencecarrersで検索キーに"consulting firm"と入れると、山ほど記事が出てきます。アメリカでのコンサル事情を勉強するにはいいかもね。 「っとか言ってないで論文書けるだけ書けって!!」(天の声) ってことで今日は終わり(笑) 博士院生に光あれ!!!
遅いですが、あけましておめでとうございます!!!!!!!
ここのところ、博士論文の執筆にほぼ全神経を集中しています。
日に日に寒くなってきましたが、就職活動は過熱する一方です。一部では内定も出ることでしょう。大学内ではリクルートスーツをよく見かけるし、掲示板はセミナーのポスターで鈴なりです。 ところで、日本の学生の就活というのは、世界でも類を見ない現象です。数ヶ月という短期間に、これだけ多くの企業の話しを聞けるというのは、大変貴重なことです。もう一生ありません。博士院生の場合、不安との戦いになるかもしれませんが、どこかで、「楽しむ」ということを忘れずにがんばってください。 ================================ えーー、だいぶ日にちが経ってしまいましたが、「博士の生きる道」の感想をば。 博士に的を絞ったイベントは珍しいので、まず、高く評価したい。しかし、イベントの主旨がよく見えなかったのも確かで、抽象論("博士とは"論)になってしまったのは残念。大学経営者、教官、文科省、研究者、という組み合わせだったので、仕方がないといえば仕方がないのだが・・・ あと、学生側と大学側の、意識の乖離は大きいと感じた。 パネルディスカッションのときに、私はこういう質問をした。 「理系学卒、修士卒で就職のほうが、理系の強みを活かしつつ、金銭的・年齢的な優位性を持てるから、博士進学は損だ、という考え方がある。せっかく若い学生がたくさん来ているので、博士が得だというアピールをしてください」 (てな感じだったと思う・・・) 結果としては、すっきりしない回答だった。要約すると、 ・金銭的なものを求めるなら、学卒・修士卒で文系就職に負けるのは当然。 ・世界的には、研究をするなら修士では不十分。博士は必須である。 うーーーむ。前半に関しては、「研究をしたいのなら、お金は求めるな」とでも言いたそうな・・・博士に価値創出を求めている割には、対価に対する意識は低いということだろう。そもそも文系に勝つにはどうするか、をなぜ考えないのか? また、最初から研究という土俵で博士と修士(学卒)を比べている点もおかしい。研究で比べりゃ、博士の方がいいのは当たり前(それすら浸透していないが・・・)。しかし、このブログで触れてきたように、理系の能力が求められる職は研究以外にも多数ある。大学を動かす側は、もっと広い視点で博士課程を捉えて欲しい。面倒くさいのではっきりいうと、 「理系修士は、コンサルや金融や弁理士に行くよりも、博士に行くほうがいいぞ!」 と言い切って欲しかったのだが。少なくとも竹原東大副理事と松木薬学部教授には・・・ 学生は、そういう部分を冷静に観察していると思うんだけどね。 まあ、我々博士は博士で、もう後戻りはできないので(?)なんとか頑張って行くけどねっ!!!吹っ切れた人間は強いよ~! 博士のリアルな話が出なかったことに関しては、イベント企画者の方のブログにも触れられていて、最初からある程度予想していたらしい。今後は、色々な方向性でのイベント開催があるといいですね。 また、博士の我々自身が、今後、この種のイベントでパネリストとして話ができるように、自らのコンテンツを増やして行かなくてはならないのだ。本来はね。 盛り上げていきましょう。 博士院生に光あれ!!!
この前の日曜に開催された、「博士の生き方」イベントに参加しました。忘れないうちに、そのことを書きます。(もう忘れかけてるけど。) まず、ウェブの情報を見れば分かるように、主催は学生団体2つと東京大学で、ジョイントイベントだ。 パネリスト5人とコーディネーターという構成でおこなわれ、最初にパネリストの簡単な講演(10分強ずつ)、次に、参加者の質問に答える形でのディスカッション、その後場所を移して、飲みながらの交流会、という感じだった。 最初の講演は、まあ、自己紹介+αといった感じ。 東大薬学部教授の松木先生(どうやら、主催者学生団体の代表のボスらしい)、マッキンゼーにて働いたあと東大薬学部講師になられた仙石先生、博士中退後弁理士の渡辺先生、スクリプスに留学後バイオベンチャーにて研究されている石堂さん、大学教員を経て文科省上席研究官の三浦さん、という感じ。 ちなみにコーディネーターは東大の竹原副理事だ。 全員、まあ驚くほどの話はなかった。 次の質問&ディスカッションは、まあこれも驚くほどの話は無かったのだが・・・ 松木先生、仙石先生は、「博士は免許のようなもの。取って損は無い」といった感じ。 渡辺先生は、立場はよく分からなかったが・・・「弁理士は博士を活かせる」という感じ。 石堂さんは、「研究なら博士は必要」という一般論+「積極性の高い人材ならアメリカで博士を取るべき」といった意見らしい。 三浦さんは、博士の就職について、文科省が持っている客観的なデータを示した感じ。ネット上で見たことがある情報も多かった。当然、博士に嬉しいデータはほぼ皆無。「全体的には博士に追い風」とおっしゃっていたが、根拠に乏しい。 要するに、現状では博士は就職に有利ではないが、研究には博士が絶対必要。ビジネスはというと、今後論文博士は無くすので、大学で取るしかない。ビジネスでも技術が深く関与する部分では、将来的には博士学位が必要。 ってことなんだけど、そもそも理系学部卒で文系就職する選択肢よりも有利なのか?という部分では、???だった。そして結局は、現在の博士課程は、理系学生のサイエンスを愛する気持ちに依存している感じを受けた・・・ 仙石さんが話された、 「時間と空間を広くとって進路を考えよ」 (20年後、グローバルな視点を持て、ということ) というのは為になったけど、なんか抽象的で・・・今本当に迷っている学生を、博士に行かせるには不十分だし、「博士のキャリア」という意味では、あまりピンと来ない。 イベントそのものよりも、交流会で飲みながら聞いた話のほうがリアルな感じがしたので、覚えているのをまとめると・・・・ 竹原副理事 「東大はいい先生が多いし、これから博士院生の就学環境はどんどんよくなる。博士へは行ったほうがよい。」 「博士の学費負担を、免除拡大などで下げる予定。寮もドンドン整備する。護国寺にもデカイ寮を作ってる最中。」 「博士まで行ったら、コンサルとかじゃなくて、何かを作る仕事をして欲しい。」 (おいおい。仙石先生いるのに・・・) 「メーカーが動けば、博士の就職問題は一気に進む。日本はメーカーの国だから。今は過渡期だが、年々良くなっている。」 仙石先生 「博士とは専門性の証明ではなく、問題解決能力と学問的素養の象徴である。」 「学士や修士は仮免。研究するには博士が必須だ。そして、知的な仕事は、ある意味全て『研究』だ」 「学部生や修士院生は何を恐れているのか分からない。博士に行ったら食いっぱぐれるというわけではないんだし、たった3年の時間をケチって博士を取らない意味が分からない。お金だって奨学金とバイトで何とでもなる。」 「コンサルを含め、仕事は根本的に研究と同じ。また、コンサルに関して言うと、博士で時間を3年使って周りから出遅れても、給与がすぐに追いつく、という部分も良い」 渡辺先生 「今、日本のバイオベンチャーは踊り場だ。お金も下りているはずなのに、人材が悪いから伸びない。日本もポテンシャルは高いが、いかに優秀な人材をベンチャーに誘導するかが問題。普通の1.5倍給与を支払って、優秀なphDを集めることを考えている。」 「短期的か長期的かは分からないが、アメリカのバイオベンチャーも少し元気がなくなっている。」 「バイオビジネスは狭い世界だ。まだまだ生物学を学んでビジネスをやろうという人が少ない。あなた(いむぱくとふぁくたー)も参加してください。」 三浦さん 「おそらく過去数年とこれから数年は、正直、博士進学が得か損かの見極めが難しいと思う。長期的には、博士の重要性が増すのは間違いないだろう。でも、今は難しいところではないか。企業側も、それを見極めようとしているところ。」 「電機・IT系は博士にかなり注目しつつある。バイオ・ライフサイエンス系は、博士への意識が少し遅れている。全体的には、メーカーの態度は、博士に有利になっていくだろう。」 「バイオに相当お金は行っているはず。上のどこかでくすねられているのかも。文系の偉いヒトたちがお金をもらいすぎているのも問題。」 (いやいや、文科省としてはそれでいいの?) (博士のが役所に勤めるという道は?との質問に対し)「いやー役所っていうのは、若くて何も知らない学生を、早い段階で囲い込んで成り立っているものだから。年取って社会が分かると、役所なんて行きたくなくなるよ。」 思い出せる範囲では、こういう感じでした。まあ、ニュアンスが少し違う場合もあるかもしれないけど、大筋ではこんなもん。 そういえば、誰が言ったかは書かないが、 (イベントを通じて、博士に行くべき、という予定調和に見えたが?との質問に対し)「竹原副理事にお願いされたから(笑)」 という意見も・・・まあ、コーディネーターが東大副理事だからねー。しょうがないけど。でも、全体として、博士サイコー!とはなっていなかったような・・・まいっか。 イベントに参加してみての全体的な感想や、それを元に考えたことは、また今度考えをまとめて書こうかな。 あ、もしこのイベントに行かれた方で、「こんなことも言ってたよ」とか、「そんなことは言ってねー。本当はこう言ってたよ!」とかがあれば、是非コメントをよろしくお願いいたします。 博士院生に光あれ!!!
最近、博士論文でわりと忙しくて、日記に書き込みが少なくなっちゃってます・・・ しかし、世の中は就活本番!!なので、就活の情報とか、結果報告とか、「落としやがってフザケンナ!!」とか、「内定キターー!!」とか、よろず質問とかをコメントに書いていただけると嬉しいです。このブログを交流の場に使っていただいてかまわないので。 さて、質問をいただきました。教授の人間性に関するものです。博士のキャリアパスとは別の問題ですが、大学院が抱える深刻な問題だと感じますので、あえてコメントではなく、日記本体で扱います。(斜線部は引用部分) 質問者kkmさんより。 >今、私の研究室内でいろいろとごたごたがありまして、教授の人間性に >ひどく疑問を感じ、この教授の下で研究していことに悩んでいる状態です。 まさかうちのラボの学生ではないでしょうね・・・冗談はさておいて、うちの教授も、人間的に問題のある人です。学生たちはというと・・・例外なく困っていますし、うつ病になる者もいる次第です。したがって、お気持ちは非常によく分かります。 >まだ、中退するかどうかについては決めていないのですが、 >博士中退者というのは社会に受け入れてもらえるものなのでしょうか? 結論から言うと、博士課程中退で就職した人を何人か知っています。VCと特許事務所です。本人のやる気や能力、そして学歴にもよるとは思いますが、博士中退という経歴自体は、致命的な問題はないでしょう。しかし、安易に退学を勧めることはできません。 kkmさんに対して、いっけんさんがアドバイスを書かれたように、 >博士中退は決して勧められるものではありません。もう一度落ち着いて考えたほうがよろしい >かと思います。しかしながら、博士中退でも派遣会社、ベンチャー企業では引く手あまたと思 >います。 (いっけんさんのコメントより) というのは、まさにその通りだと思います。質問者の方は、修士のころには博士課程を選択して進学したのですから、研究自体に疑問を感じるのでない限り、博士号をとることを第1目標にするべきだろうと思います。一時的に研究が嫌になったとしても、もう1回じっくりと考えてみるべきです。 さて、では、教授の問題に踏み込んで考えて見ましょう。 >また、教授の人間性に疑問を感じた場合、院生の皆さんはどのように対処しているのでしょうか? >私は何もしていないのが現状です。 この場合の教授の人間性が、どういうも問題なのか分かりませんが、いむぱくとふぁくたーの経験上、教授には問題のある人間が多いのは確かだと思います。ある意味ではそれは当たり前で、彼らは業績(とコネ?)によってのみ、選ばれてきているので、人格に対する保障は全く無いのです。 ここで問題になるのは、教授の人格上の欠陥(?)は、みんなが感じるものなのか、あなただけが感じるものなのか、ということです。当然、人間関係には、そりが合う合わないもあります。それは、ある程度我慢というか、忍耐力も人間力の1つですから・・・ しかし、全ての学生や卒業生が「おかしい」と感じるのなら、それは相性とかいう問題ではなく、その教授はプロフェッショナルして失格だと考えられます。こういった場合、アカデミックハラスメントやパワーハラスメントなどに当たる可能性もありますから、専門家に相談する必要があるかもしれません。 さて、いっけんさんは、さらにこう書かれました。 >どのような事情かはわかりませんが、そもそも人間性の合わない人をボスと選んでしまった >あなたには過失はなかったのでしょうか? >大学教授は、一部を除けば、遅咲きの人生を歩んできた方たちと思います。多少の特異な >性向も受け入れる覚悟で、大人の対応を期待したいものです。 ここに関しては、いむぱくとふぁくたーはすこし違う意見を持っています。 私自身、教授のことで非常に苦しい思いをしましたし、また、苦しむ学生を大勢見てきましたので、あまり楽観的に考えられません。いむぱくとふぁくたーの場合、実験のメモを捨てられたり、睡眠以外の全ての時間を実験に当てるよう強要されたり(もちろん土日も)、異常な言動を受けました。「3ヶ月眠るな」と言われて(尋常じゃない・・・)、3ヶ月ラボに泊り込みしたこともありました(家賃がムダ!)。 周りでも、退学を選ぶ学生が何人もいましたし、うつ病になるものもいました。実に異常な状態です。 最初からそんなラボを選ばなきゃいいのに、という意見はもっともだと思います。しかし、教授の人間性の欠陥は、ラボ選びの時点では、見えてこないものなのです。教授というのは、研究費をだまし取ったり(?)、論文で上手くごまかしたり(?)するのに長けていますから、学生と何回か話しただけでは本性を明かさないのです。彼らにしてみれば、学生をだますなど、赤子の手をひねるも同然なのです。 それをも含めて学生の自己責任というのは、少々かわいそうな気がします。というのも、「会社の上司が嫌なヤツで・・・」というのと事情が違います。サラリーマンなら、上司の扱いも含めて仕事だと思いますが、院生は給与をもらっていませんし、逆に、「教育」を買いに来ている側ですから。 貴重な時間とお金を使って、その結果が研究以前の問題では、まったく笑えません。 論文を書かせないとか、休日を与えないとか、就職活動をさせないとか、そういった異常な言動が見られた場合は、信頼できる上司や同僚、そして場合によっては専門家に相談することも視野に入れるべきです。 アカハラに取り組むNPOなどもあります。 というわけで、長くなりましたが、結論としては・・・ ・まずは、所属する院生の多くが感じる問題なのか、あなた1人が感じる問題なのかを考える。もし1人しか感じていないのであれば、忍耐力の問題という可能性もある。信頼できる周りの人たちと相談するべき。みんな揃って「おかしい」と感じるなら、専門家に相談することも視野に入れたほうがよい。 ・博士中途退学に関して。教授の問題で一時的にやる気を失っているだけの可能性もある。今一度、自分にとって博士の価値は何なのか、研究に対する思いはどうなのか、考えてみる。質問者はD1なので、来年から別のラボに行けば、たった1年の損失で済むのだ。博士課程の願書提出の時期は遅めだ。まだまだ間に合う。 ・どうしても博士中途退学で就職したい場合。致命的な不利にはならないと考えられる。その場合は、いむぱくとふぁくたーの過去ログでもいいし、情報を収集して、いろいろと動いてみるのがよい。 あと、これからラボを選ぶ院生に一言。 以前も書きましたが、よーーーーく吟味して選ぶことを推奨します。在籍する院生、ポスドク、あるいは卒業生に話しを聞いたり、論文を調べたり、卒業生の進路を丁寧に調べ上げていけば、ひどいラボを選んでしまうことは避けられるでしょう。 研究テーマも確かに重要ですが、mentor選びはそれ以上に重要です。そして、大学院時代の人脈は、一生の財産になります。慎重すぎるくらい慎重に評価して選ぶべきです。 あ、そうそう。今日は、「博士の生きる道」という、東大で行われたイベントに参加してきました。そのことは、今度書きたいと思います(いつになるやら・・・)。 博士院生に光あれ!!! │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||