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久々に投稿します。
あらためて自己紹介しますと、私の名前は、いむぱくとふぁくたー。 理系PhD⇒戦略コンサル、というキャリアチェンジを選択したものです。 詳しくは、過去の日記をご参照ください・・・ さて、このブログはそもそも、 院生時代・就活中に自分が感じた様々な疑問や不安、そして行動の過程と結果を、正直に書くことで、理系院生の方々に、キャリアデザインを考える上でのサンプルを提供できれば、との思いで書いてきたものです。 主に、日本の(特にバイオ系)博士の現状やキャリアパスなどについて、思いついたままザックリと書いてきました。 今思うと、かなり恥ずかしいことを書いたりもしていますが、まあ、そのときはそう書きたかったということで、そのまま残してあります。 最近はあまり日記を書いていなかったので、アクセスも去年の半分くらいに減ってきているのですが、年度が変わったこともあるし、もしかしたら読者が一巡したかもしれませんね。 ==================================== さて、これからはもう院生ではなく、ビジネスパーソンとしての日記となります。 したがって、ブログの題名も変更し、気分一新、デザインも変えました。 私は先月から、戦略コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせました。 某外資系ファームで忙しくも楽しんで働いています。 ところで、人材エージェントによると、新卒PhDやポスドクで、コンサル志望者が増えているとのことです。 バイオ系研究者としてのキャリアの魅力が薄くなってきている昨今、博士あるいはもっと早い段階において、優秀でアグレッシブな人材が流出する流れが加速するのでは?と思われます。 そこで今日書きたいことは、 博士⇒コンサルって、実際どうなのよ?ってこと。 現時点で私が言えるのは、 「コンサルタントの仕事は、研究者のそれと同じ」 それはどういうことでしょうか? ここで、生物系研究者の仕事を簡単にまとめると、 過去の知見を分析 ⇒仮説設定 ⇒実験・データ取得 ⇒仮説の検証と再構築 ⇒再度実験 ⇒以上を繰り返し、ある程度ストーリーができたら論文作製 となります。 論文はお金(研究費)を産むので、人材・器材・試薬を動員でき、論文を再生産できます。 これをうまく回せる人が、すなわち良い研究者と言うことになります。 さて、(主にジュニアの)コンサルタントの仕事はというと、上のステップから「実験」を抜いて、「論文」の代わりに「報告書」を入れたものです。(ヒジョーに簡単に言うとね!) 本質的に一緒です。 少し違うのは、時間が非常に限られていると言う点。 プロフェッショナリズムを常に意識させられる点。 でしょうか。 前者については、 「俺だって朝から終電過ぎまで目一杯働いてるよ!」と自負する院生は多いと思いますし、私もそう思っていましたが、今となれば、院生時代は時間がゆっくりしていたのだなぁ、と感じます。こなす仕事量は、圧倒的に増えていると思います・・・まあ、それだけのものを要求されるのですが。 よく「スピード感」が違う、といいますが、その意味が今ようやく分かります・・・ 後者については、 研究者というのは、基本的には自分の興味で働く人たちですから、お金や社会責任については無頓着な人が多い(あくまで「多い」)です。 実際、納税者に価値を提供しようとして研究している人はごく少数でしょう。 研究者は、それ位でいいんだと思う。 しかし、コンサルタントはというと、非常に高額なフィーをお客さんから取っていますし、その額面を見せられると、いい加減なことはできない、と痛感します。 違う点は、この2点くらいなのではないでしょうか? 頭を使ってクリエイティブなことをやる仕事、と言う意味では、全く同じです。 こんなところでしょうか。 したがって、当初の予定通り、博士⇒コンサルというキャリアは、意外と違和感の少ないキャリアチェンジである、という暫定的な結論です。 まだまだ、最近感じたことで書きたいことはたくさんあるのですが、それはまた追々・・・ 予定中のトピックスとしては、 「今振りかえって、研究とはなんだったのか?」 「これからの博士はどうなるのか?」 「コンサルとしての博士のキャリアとは?」 「バイオ系ニュース雑感」 「リア・ディゾン人気は、いつまでもつのか?」 といったところです。 さて、今日からは結語も変更して・・・(橋本真也風に) 博士たちよ、時は来た。それだけだ。
はじめまして。
弁理士試験に合格して以来、 ポスドクと中退とコンサルへの就活を迷い続けて月日が流れているものです。 以前からブログ読まして頂いてましたが、順調そうで安心しました。 戦略コンサルと弁理士(ローファーム系)は仕事内容似ていると思っていたのですが、 今日の記事を読んで気になるところがあります。 戦略コンサルで扱う内容は、科学技術に関わることだったりもするのでしょうか。 いまだに最新の科学技術に心残りがあるので、戦略コンサルが魅力的でも就活に踏み切れません。。。 というわけで、「コンサルとしての博士のキャリアとは?」のお題に期待します! (2007.05.04 02:53:35)
simarisuzukiさん
はじめまして。コメントありがとうございます。 simarisuzukiさん は、現在博士院生ということでしょうか? 院生で弁理士合格とは・・・研究との両立は大変だったでしょう。 >戦略コンサルと弁理士(ローファーム系)は仕事内容似ていると思っていたのですが、 正直、判断しかねます・・・。クライアントサイドに立った場合、弁理士とコンサルは、バリューポイントが違う気もしますが・・・今度、友人の弁理士に聞いてみようかな。 >戦略コンサルで扱う内容は、科学技術に関わることだったりもするのでしょうか。 ファームにもよると思いますが、うちの場合は必ずしも関与しません。 まず、コンサル業界は現在好調であり、人が足りないと言われています。したがって、特に若い人材に関しては、理系だからと言って特定の業界専門に張り付けず、何でもやるみたいです。まあ、そのほうがビジネスパーソンとしては良いでしょうしね。 特定業界で経験豊かなベテランなら、この限りでは無いでしょうが・・・(2007.05.04 04:46:28)
>いまだに最新の科学技術に心残りがあるので、戦略コンサルが魅力的でも就活に踏み切れません。。。 就活をしてみるものいいと思いますよ。 百聞は一見にしかず。実際にファームの人と会ってみれば、情報が多いのではないでしょうか? 彼らがどんな目をしているか?どんな語彙を選び、どんな表情で話し、どんな時計を選んでいるか?(時計は人となりを表わす、というのが持論) あと、知財が絡む案件は、私が知る限り少数です。今後増える可能性はありますが、そういう案件は現状ではローファームに行くでしょうね。 コンサルは、あくまでビジネスにおける成功を目指す集団です。 したがって、技術そのものに興味がある人よりも、その技術を使ってどういう価値が顕在化するのか?に興味がある人のほうが向いているかな?一般論としては。 では、これからもよろしくお願いします! いむぱくとふぁくたー(2007.05.04 04:46:46)
simarisuzukiさん
すみません、追加です! もちろん、メーカーの新商品とかの案件はありますよ! でも、少数です。 したがって、技術にしか興味が無い・・・ならば、コンサルはキツイかも知れません。 そうではなく、長い目で見て、技術を現実的に社会に生かすには何が必要か?を考えれば、ビジネスセンスは避けて通れない。 と考えれば、コンサルのスキルは役立つでしょう。 simarisuzukiさん が、何を重視するかによると思います。どうでしょうか?(2007.05.04 04:53:23)
いむぱくとふぁくたーさん
返事ありがとうございます。 「コンサルタントの仕事は、研究者のそれと同じ」と同じくらいざっくりしたレベルで似ているという話です。 技術を必須の要素の掛け合わせで表現して、従来と比べてなぜ顕著な効果を持つかを分析し、明細書を書く。どこまで深く調査するかはクライアント次第、といった全体像です。 特許出願戦略はまさにビジネスで勝つ戦略に直結すると思うのです。参入障壁を合法的に作れる数少ない手段だと思っているので。 弁理士は「小さな特許明細書+たまに知財戦略系」のイメージ。 コンサルで「知財以外の戦略+たまに知財戦略系」が可能であれば、戦略に関してはいきなり戦略コンサルいった方が伸びるかなと。 やはりファームの人に会って話しを聞く、そこからですね!(2007.05.05 01:56:47)
たった一月ですが、すっかり社会人ですね!!!
こちらは論文のリバイスもサブミットして、 GWを久しぶりに謳歌しました。 果報を寝て待っています。 またいろいろと勉強させてもらいますね!! (2007.05.08 17:41:52)
いむぱくとふぁくたーさん、はじめまして。私は「求職中」のポスドクです。
ブログを楽しく読ませて頂いております。前向きなPhDのお話は大変参考になりますし、いむぱくとふぁくたーさんの行動力や探求心に深く敬意を示すものです。 コンサル業務と研究業務のプロセスが本質的に同じ、ということでしたが、あえて言えばどのようなことが「違い」ますか?。また、新人コンサルはどのようなことが期待され、どのようなトレーニングを受けるのでしょうか?。もしよろしければ今後またアップしていってください。 いむぱくとふぁくたーさんは新卒?PhDだと思いますが、すでにポスドクを何年か「やっちゃった」人びとはどんな具合でしょうか。周りで見聞きした事例なども教えて頂けたらと思います。 (2007.05.25 13:10:51)
コンサルタントの合間に、ブログ立ち上げとは、すごいですね。
悩めるポスドクのためにも、ぜひがんばってください 結局私もコンサルに入りました。 昨年のバイオ→コンサルの人気は、インパクトファクターさんの影響で、かなり増えたみたいですね。どこのコンサルでも、バイオから人が来たと言ってましたし、実際コンサル会社からのニーズも高かったです。 なんで、マッキンゼーは、少なくとも一人はバイオ博士をとっているはずなで、コンサル全体でバイオ博士は、かなり増えたじゃないですか。 でも、残念ながら、バイオ案件ってのは、日本で下火ですね~製薬の整理とかはあるけど。 負けずに、一緒にがんばりましょう~ またお会いしたときは、よろしくお願い致します。 simarisuzukiさんへ もし、技術系の仕事がしたければ、弁理士よりコンサルを進めます。理由は、コンサルの案件として、技術系が増えていることと、特許がらみの仕事が技術者からみると非常に難しい点です。まず案件ですが、最近コンサルの仕事として、技術系が増えています。とういのも、企業は不況から脱出し、新しい技術シーズを求めているからです。しかしも、リストラをしてきて、シーズが社内にないために、外にもとめています。そのため、コンサルタント会社に、技術の整理や評価を求めることがあります。 それから、特許の問題ですが、弁理士等の仕事のメインは、特許権の保護です。そのため、特許を他社から守るために、社会全体から見ると技術の発展を阻害することがあります。技術を発展させたい技術者、そして自分の権利である特許。しかし、特許取得の際に、多技術を阻害するための文章を書かないといけないし、結果、社会全体が発展しない場合が発生します。 なんで、特許戦略は、非常に重要な仕事ですが、技術が好きなら、弁理士より戦略をすすめます。(2007.06.21 00:38:52)
はじめまちて。
漏れはつい最近までベンチャーまがいの三流メーカーに勤めていたが海外に飛ばされて帰って来れそうになくなった(三年以上猿の国にいた)ので今猿に転職した。個人的に思うが、今猿って、それまでのキャリアがどうだとか学生時代に何を専攻したともってる資格がなんだとか関係なくないか?いむぱくとふぁくたー氏のとこと違うかもしれんがコンサルはあくまでも考え方を売る職業ではないかと思われ、つまるところ、博士という学位がどうのではなく、博士という学位を取れるほどのおつむが生み出す『考え方』が売れているのであって、博士としてのキャリアがどうのということではないと思われまつ…。採ってる方もキャリアよりおつむの回転率もしくは無茶いってもそれなりに答えを出せるかを見てると思われ…。正論ぽくてスマソ。ローファームがどんな仕事かしらんが業務違っても「考え方」を売ってるといえるなら似たり寄ったりでは??? しかし外資はスゲェな、何回面接してるんだ…。漏れはエージェントを通したが、過去最短記録だといわれた…。(2007.08.24 20:50:56) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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