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宮内庁のクルマ。－特別車－

宮内庁の公用車のうち、特別車として登録されているクルマは俗に言う「３ナンバー」が付けられており、現在は19台が登録されています。　特別車には、天皇皇后両陛下の非公式御乗用車（白ナンバーのセンチュリー）をはじめ、皇太子ご一家、各宮家のクルマがあり、その中でも第34号特別車（品川300み5347）「日産キャラバン」は宮内庁用として管理されているのですが、時折、皇太子ご一家の御乗用として使用されることがあります。　ちなみに、キャラバンの隣に写っている黒塗りは、東宮職用の第28号小型乗用車（品川501す8116）「トヨタ・クラウン（マイルドハイブリッド）」です。

2007.05.28

閲覧総数 1795
2

東京駅正面玄関（旧帝室口）とセンチュリー御料車

天皇皇后両陛下が東京駅をご利用になられる際は、正面玄関御車寄せの左右に目を見張る大きさの日章旗が掲出されます。　具体的な旗の大きさこそ解りませんが、巨大な日章旗が風になびく姿は圧巻です。御車寄せに停まっている御料車のバンパー中央（一般車でいうナンバープレートの位置）には「黒いカバー」が掛けられていますが、これは回送する場合など両陛下が御乗車されていない場合に菊華御紋章を掲出させないための措置です。

2006.06.24

閲覧総数 399
3

秋篠宮家の特別車。

秋篠宮家の特別車は、セダン２台、ワゴン１台の計３台が登録されています。　第23号特別車（品川330さ2543／三菱ディグニティ）は平成12年２月から、第１号ワゴン車（品川301す3655／トヨタアルファードAS）は平成16年５月から、第20号特別車（品川301な3995／日産フーガ）は平成18年３月から、それぞれ使用されています。　以前は、三菱デボネア（第５号特別車／平成２年６月～平成12年２月まで）、三菱デボネア・エグゼクティブ２（第22号特別車／平成９年６月～平成１８年３月まで）が登録されていました。　宮家創設当時から三菱自動車を愛用されている秋篠宮家は、ほかの宮家がトヨタ車ばかりの登録なのに対して、なんとも個性的な車種選定なのであります。

2007.05.27

閲覧総数 5343
4

内閣総理大臣始め祝賀参内。

元旦の午前、内閣総理大臣はじめ閣僚、衆参両院議長、最高裁長官、認証官らは、天皇皇后両陛下へ祝賀のため、皇居宮殿に参内しました。　午前10時20分すぎから閣僚らが続々と皇居正門（二重橋）から参入し、同40分には内閣総理大臣も参内しています。　総理大臣専用車は元日のこの行事に限っては国旗を掲出し、車列を組む警護車にも同様に国旗が掲出されます。他の閣僚車についても国旗の掲出が行われます。 ▲フロントグリルが厳ついレクサス（ハイブリッド）閣僚車。.▲衆議院議長車、トヨタ・センチュリー。.▲前原さんを乗せた外務大臣車はトヨタ・セルシオ。.▲時には懐かしいトヨタ・センチュリーの姿も。.▲こちらは内閣官房長官車。.▲警護車にガードされ、皇居前広場を進む内閣総理大臣車列。.▲国旗を掲出する総理大臣専用車、トヨタ・レクサス。.▲二重橋へと進む総理大臣専用車。.▲総理大臣は参内を終えると乾門から出門し首都高で官邸へ戻る。警護車が首都高の通行を抑制するパフォーマンスもカッコイイ。.▲警護車に守られて千鳥ヶ淵（首都高）を行く総理大臣車列。.▲左右に国旗を掲出するセンチュリー警護車もカッコイイ！

2011.01.02

閲覧総数 1591
5

米国／ライス国務長官の車列。

アメリカ合衆国コンドリーザ・ライス国務長官は２月27日正午、外務省賓客として羽田空港着の米国専用機で来日しました。　同日夕刻からは、福田総理、町村官房長官を相次ぎ表敬訪問し、夜は外務省飯倉公館で日米外相会談と高村外相主催の夕食会が行われました。　ライス長官は今回も自国より専用車「サバーバン」を持ち込み都内を移動されています。車列は、先導パトカー、国防長官車（サバーバン）、警護車（ビッグホーン）、チェロキー（大使館車）、サバーバン（予備車）、ハイエース（ＲＳＯ／大使館車）、キャデラック（駐日大使）、ハイエース２台（スタッフバン／大使館車）、ハイエース（スタッフバン／ハイヤー）、センチュリーハイヤー（外務省）、後押さえパトカー・・・という見応えのあるものでした。　ライス長官の訪日は今回も慌ただしく、翌朝午前９時過ぎには離日するというハードスケジュールでした。 ▲首都高、飯倉ランプを出る国務長官の車列。▲駐日大使を乗せたキャデラック。

2008.02.27

閲覧総数 340
6

昭和天皇二十年式年祭（山陵祭の儀）。

天皇皇后両陛下には７日午前、昭和天皇の眠る武蔵野陵がある武蔵陵墓地へ行幸啓になられました。　この日は昭和天皇の二十年目の御命日であり、歴代の天皇は決められた節目の年には式年祭という祭祀を行うことになっています。式年祭は亡き天皇が眠る山陵のほか、皇居内の宮中三殿（皇霊殿）でも「皇霊殿の儀」が行われます。　武蔵陵墓地で行われた山陵祭の儀へは、天皇皇后両陛下をはじめ、秋篠宮両殿下、三笠宮寛仁親王殿下、高円宮妃殿下、高円宮承子女王殿下、同典子女王殿下、黒田ご夫妻、麻生総理大臣ら三権の長など、約80名が参列しています。　次回の昭和天皇の式年祭は、10年後の「三十年式年祭（平成31年）」に行われます。　今年、このほかに行われる歴代天皇の式年祭は、平城（へいぜい）天皇の千二百年式年祭と、東山（ひがしやま）天皇の三百年式年祭があります。▲両陛下に先立ち武蔵陵墓地へお成りになる秋篠宮両殿下▲武蔵陵墓地へ向かわれる両陛下のお車列▲ご参列される天皇陛下▲ご参列される皇后陛下▲武蔵陵墓地内の天皇陛下お車列▲天皇皇后両陛下／還幸啓お車列▲武蔵陵墓地にある墓標▲承子女王・典子女王両殿下をお乗せした第21号供奉車▲参列される典子女王殿下▲麻生総理専用車（レクサス）の車列

2009.01.07

閲覧総数 485
7

信任状捧呈式の馬車列。

25日の午後、ボスニアヘルツェゴビナとイラン・イスラム共和国の２カ国の新任大使による天皇陛下へ信任状を捧呈する儀式、「信任状捧呈式」が行われました。　両国の新任大使は皇居への参内にあたり、天皇陛下から自動車か馬車の差し回しを受けるのが例になっており、この日は両国の大使ともに馬車を選ばれています。　暑さ厳しくなる今日この頃。この日は比較的過ごしやすい陽気でしたが、当然ながら冷房のない馬車に馬も人も大変そう・・・・・と思った次第です。▲明治生命館に到着したボスニア向け馬車列。.▲馬車列の敬礼はカッコイイ!!!.▲ボスニアの馬車列は、大使用と供奉の２台だった。.▲馬の鬣を靡かせながら進む大使用馬車「儀装馬車４号」。.▲馬車列の最後部は警護車、宮内庁車、警視庁車と続く。.▲後続の車へは誘導した主馬班員と騎馬隊員が乗り込む。.▲皇居へと進む馬車列。沿道では観光客が見学する姿も。.▲ボスニア出発の30分後、イラン向けの馬車列が到着。.▲騎馬隊の馬は、サラブレット（競走馬）の再就職先。.▲この日の馬の鬣はとても美しく靡いていた。.▲供奉馬車（普通馬車）と供奉自動車（第５号）。.▲イランの供奉車は、馬車とクルマの計２台だった。.▲馬車列最後部の軽トラは、馬の「落とし物」を回収。.▲先行して宮内庁主馬班員を送り込む自動車班のクルマ。.▲行幸通りを進むボスニア大使を乗せた儀装馬車。.▲和田倉門を右折して明治生命館へと向かう。.▲捧呈式を終え明治生命館へと戻る新任ボスニア大使。.▲復路馬車列の最後尾は警視庁の警護車がガード。

2010.06.25

閲覧総数 402
8

ルクセンブルク大公国ギヨーム皇太子殿下、皇居参内。

天皇皇后両陛下には17日正午、14日から実務訪問賓客として来日中のルクセンブルク大公国のギヨーム皇太子殿下をお住まいである皇居御所へお招きになり、ご昼餐を催されました。　両陛下がギヨーム皇太子殿下にお会いになるのは今回が初めてだったそうです。　ギヨーム皇太子殿下は正午前、皇居乾門から参内され、両陛下とのご昼餐ののち約２時間後、同門よりご退出され、この後、東宮御所へ向かわれ皇太子殿下との御接見に臨まれています。▲ギヨーム皇太子殿下は自国大使館のクルマで参内された。.▲側近とレクチャー中!?!?のギヨーム皇太子殿下。（右側）.▲ご昼餐を終えられ乾門を出るギヨーム皇太子殿下のお車列。.▲車列は先導のパトカーを入れて３台という編成でした。.▲大役を終えられホッとしたご様子のギヨーム皇太子殿下。

2011.05.17

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