NHK杯将棋トーナメント決勝
昨日、NHK杯将棋トーナメントの決勝をテレビ観戦した。凄い1局だったなぁ〜。先に中盤をリードしたのは、先手番の佐々木勇気八段。AIが示す佐々木8段の勝利確率は85%を超えて勝勢となる。研究の成果だという。しかし先手佐々木八段の101手目 2二歩で50%に戻った。その後、後手番の藤井聡太NHK杯が逆転。一時AIの示す藤井NHK杯の勝利確率は95%を超え、このまま藤井NHK杯が勝つだろうなというところまで行ったのだが・・・後手藤井NHK杯の120手目 5五角成が疑問手だったようで、AIが示す勝利確率は、藤井NHK杯98%から一気に佐々木八段87%に動いた。この後は佐々木八段が冷静に指し回して優位を築き押し切った。見応え120%の熱戦だったな。それにしても藤井NHK杯って、相変わらず負けが濃厚になった時、表情・仕草がわかり易い。強さはコンピュータ並なのだけれど、まだまだ若いな〜って感じで人間らしいね。