『栗の渋皮煮』
『栗の渋皮煮』
<1日目>
生栗1kgを塩少々入れた水に2時間以上つけて
鬼皮をやわらかくする。
ざらっとした方から尖がった方に向って
渋皮にキズをつけないよう気をつけて鬼皮を剥く。
きれいな栗だけ選んで重曹小さじ1程度を
入れたかぶるくらいの水に一晩つけておく。
(渋皮に傷がついたもの、虫食いなどは取り除く)
<2日目>
ひたひた加減のつけ水ごと鍋で中火で15分ほど煮
静かに流水を注ぎいれながら、茹で汁のアクを
流し出す。
栗の表面を傷つけないように、指の腹でなでるように
筋を取り除き、取り終えたものから水につける。
(取りにくいものは無理に取らない)
一度水を切った栗を鍋に入れ、ひたひたの水加減で
中火で30~40分ゆでます。
もう一度ていねいに洗いながら先ほど取れなかった
渋皮の筋を取り、新しい水に一晩つけておく。
<3日目>
水を替えて鍋に移し、ゆで汁がにごらなくなるまで
何度も水をかえながらゆでる。
ゆで汁が澄んできたら、ざるに上げる。
鍋に水500cc、ざらめ500g(黒糖やきび糖などでもOK)を
入れて中火にかけて溶かす。
溶けたら、栗を静かに入れる。
栗の上に、ガーゼなどをかぶせて(写真ではリード)
弱火で30分煮る。
(ガーゼ⇒味しみがよいように)
風味&色付けにしょうゆ小さじ1を加えて一晩おきます。
<4日目>
栗を取り出して、弱火で煮汁を煮詰めて
(ぷつぷつ泡立つくらい)
火を止めてから栗を戻し入れる。
洋菓子に使っていく場合には、
シロップにラム酒をどぼどぼっと加えておくと
香りも良く日持ちもするようになります。
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