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ニューストピックス

2005年12月10日
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カテゴリ:事件・災害
まず、毎日新聞記事を参考に載せておこう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

栃木小1殺害:下校の安全確保決めてなく…
茨城県常陸大宮市で2日、遺体で見つかった栃木県今市市の小学1年の女児は、
下校途中に友人と別れてから行方が分からなくなっていた。
広島市で起きた小1女児殺害事件でも襲われたのは、学校からの帰り道だ。
こうした事件を防ぐために、文部科学省や警察の対策だけでなく、保護者や住民らによる
地域を挙げた取り組みも目立っている。それでも、事件はなくならない。
子供の安全をどう守ればいいのか。

 ◇文科省、警察「ショックだ」

「ショックだ。有効な手立てを考えたい。できることは何でもやる」。
学校の安全対策を担当する文科省の山口敏・学校健康教育課長は、茨城県内で
女児の遺体が発見されたとの知らせが入ると、そう断言した。

子供が相次いで襲われる事件を受け、同省はこれまでも各県教委などを通じた注意
呼びかけや各種の対策などを講じてきた。具体的な対策としては、99年12月に
京都市内の小学校に侵入した男に小2男児が刺殺された事件からだ。
子供が緊急避難できる「子ども110番の家」の周知など、学校内外の安全管理のための
点検項目を示したうえで、安全確保策を都道府県教委などに求めた。

今年度からは、「地域学校安全指導員」として警察OBなどに専門家の目で学校内外の
危険な場所などについて具体的なアドバイスを受ける事業や、不審者を発見した場合の
具体的な対処法などについて教育関係者を集めた研修会で実践指導し、
学校安全ボランティアを養成する事業なども始めた。
06年度予算の概算要求でも、携帯電話やパソコンなどIT(情報技術)を活用した
学校や保護者らが不審者情報を共有するシステムの推進を盛り込んだ。

広島の事件を受けた11月25日には、全国の都道府県教委などに通知し、通学路の
要注意個所の把握、通学安全マップの作製、万一の場合の対処法の指導のほか、
地域のボランティアなどの協力を得た学校内外でのパトロールの強化など、
子供を見守る体制の充実を求めた。

こうした状況下で起きた今回の事件。山口課長は「学校外ではできるだけ子どもを
1人にしないよう、リスクを最小限にする仕組みを作る一方、特に小学校低学年を対象に、
用心する力を身につけさせる防犯教育をさらに徹底する必要がある」と話している。【長尾真輔】

 ◇保護者だけの対応に限界

地域では、携帯電話などの機器を子供に持たせて位置を確認するシステムを導入したり、
保護者や住民らによるパトロールに取り組むところが増えている。
警察庁によると、パトロールを実施している防犯団体は今年6月末現在1969。
03年末の約18倍に上っている。

東京都八王子市の市立第一小学校は親と地域で子供たちを守る。
子供の下校時には2人1組の保護者が毎日、1時間、学区内を歩いて巡回する。
過去に不審者が出没した地点や、公園などは重点的に見回り、近隣で、不審者の
目撃情報があると2組に増やしている。教員も下校時、学校周辺の交差点に立って見送る。

同市がPTAとは別に地域住民に呼びかけて組織した学校安全ボランティアも同校には
約250人いる。腕章をしたボランティアが毎朝、登校時に学校の周りに立つ。
外出や犬の散歩のときにも腕章をして歩いている。

一方、東京都品川区は今年度2億3000万円で、
防犯用PHS「まもるっち」を小学生に無料配布する事業に取り組んでいる。
「まもるっち」は危険を感じてピンを引くと自動的に緊急通報が区役所に入る。
区は保護者や学校、警察に連絡するとともに、
あらかじめ登録した「協力者」にも電話かメールで連絡が行くシステムだ。

区ではすでに29校の児童に配り、今月には区立小全40校に配り終え、全児童
1万2000人が携帯することになる。システムを開発した同区の金子正博・産業振興課長は
「通学路の安全確保はもはや保護者で対応しきれない。防犯用PHSは、有効な手段の一つだが、
100%の安全を保障するものではない。行政全体を挙げて地域も巻き込んだもっと
大きな仕掛けが必要だ」と話す。

また、奈良県は今年7月、子供の安全を目的とした全国初の罰則付き条例を制定した。
奈良市で小1女児が下校途中に誘拐・殺害された事件を受けたもので、公共の場所での
子供へのつきまとい、言いがかり▽子供が出演するポルノビデオや雑誌の所持--などを禁じ、
違反者に30万円以下の罰金を科す。同市少年指導センターは
「条例は新たな犯罪に対する抑止力になっている」と話す。【矢野純一、井上英介、最上聡】

 ◇千葉県警が「不審者情報マップ」作製

千葉県警は、目撃された不審者の特徴や出没状況を表示した「不審者情報マップ」を作製し、
9日からホームページ(HP)で公開する。県警は「不審者の声かけが事件に発展する
可能性がある。未然に防ぐため積極的に活用してほしい」と呼びかけている。

各警察署などに寄せられた昨年の不審者情報は176件だったが、今年は10月末までで
約560件と急増。このため、寄せられた情報を有効活用しようと、HPでの公開に踏み切った。

利用方法は、県警のHPからマップにアクセスして対象地域を指定する。
目撃情報があった場所は丸で表示されており、被害者が13歳未満の場合は緑で、
13歳以上は赤丸になっている。
丸をクリックすると、不審者の行為内容や身長、服装などの特徴が分かる。

マップのページには、不審者情報を提供することもできる。
各警察署が精査し信ぴょう性が高いと判断した場合、その情報も取り入れる。同様の取り組みは、既に全国8警察本部で導入しているという。
千葉県警のHPはここ。【山本太一】

毎日新聞 2005年12月3日 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

子供に防犯ブザーを持たせることは大切だが、どんなに予備演習をしていても
子供自身が警戒心を解いた状態では、まったく役に立たないことがわかったし
また、いきなり、襲われたら、身がすくんで動けないかもしれない。
安全レベル1という扱いにしかならない、持たせておいて安心という代物ではないと思う。

安全対策は地域が率先して牽引して改革していくことが重要だと感ずる。
なぜなら、地域特性がとても重要なファクターであるからだ。


例えば大都市部では、パトカー色の防犯対策車が大きな防犯放送を流しながら
走っているが、これは区域が狭い(子供の通学範囲)から可能であって、
田舎では子供が4キロ近く歩くなんてざらにある。
その広範な区域を防犯車でグルグル回って何台必要になるかという現実予算の問題がある。

例えば、学校と老人ホームが隣接していれば、
下校はホームの爺婆ちゃんに交代で送ってもらうことが可能かもしれない。
子供と老人のスキンシップにもつながり、高齢化社会にはうってつけ・・・だが
これも、近くにホームがある、さらに下校の時間帯のズレをどう調整するかという
問題が出てくる。

アメリカでは、子供の送迎は親に義務付けられているが、これはどうだろうか?
共働きの場合は、育児について男性の参加が叫ばれるだろうし、迎えの時間に
共働きの家庭の親がフリーな状態って、どんな家庭モデルを想定した場合なんだろうか。
両親どちらかの収入の一定水準の安定が確保されていることが絶対条件
その場合において、フリーまたは送迎の時間の空手が想定され機能しそうだ。
実際は、お隣さんや友人に一緒に送迎を頼んだりしているのではないかと考える。

少し派生して、スクールバス導入を予定した場合、それでもやはりどこかで
子供は一人になるわけで、集合場所までは親が迎えに行くということになりそうだ。

と、このように、どの方法も一長一短があり、地域特性が大きくこの問題解決を左右する。
「国」が率先してという言葉が出るが、これは間違いだ。
地域がもっと立案して、地域議員に圧力をかけ、そして国に議論の土壌を広げていく
何をするにも予算が必要で、無駄な公共事業予算を分捕ってくる人間より
必要な予算を組み込んでくれる有能な地方議員を育てる、組むということが大切。
地方自治体もそう、経費と称して、一体どこに税金を使ってるのか?

それにしても、子供に困った人には親切にしてあげなさいと教えていた
立派な親さんは、この事件の数々で方向転換を余儀なくされているのではないか?
大人の側も、子供に安易に道を聞いたり、声をかけることが出来なくなるだろう


千葉県の不審者情報は、その好例で、情報活用はとても有効なのだが
匿名で報告できるのだから、ある意味、嫌いな人間を貶めるためやいたずらで
報告することも考えられるし、上記のように、子供に道を聞くだけで
遠目では「子供に声をかけている」と見られ、報告はされることだろう。

どこかで割り切る必要はあるだろうが、ただでさえコミュニケーション不足の
人間関係が問題視されている日本社会が、さらに断絶化しそうで怖いなあ。

親の送迎が普及して良い点が一点、「カギっ子」がいなくなる。
問題点が一点、「寄り道して子供同士で遊べなくなる」=子供社会の崩壊。


音と光の110番/SA-820   夏休みや冬休みなどの長期休暇、子供の安全を考えて持たせてあげてください。状況に合わせてブ...

<まもるっちがシステムが普及するにも予算が必要>


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         ーーーーーーーーーー 追 記 ーーーーーーーーーー

 この日記は朝にアップしたのですが、

 またまた憤懣やるせない事件が起きたので追記しておきます。

 京都で小6女児刺され死亡しました、彼女が通う塾講師萩野裕容疑者(23)を現行犯逮捕。

 現在のところ殺害理由は「口論になって刺した」だそうです・・・

 詳しい動機は調査中で、まだまだ怪しいところがありますね。

 記事はこちら
 





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最終更新日  2005年12月11日 18時44分45秒
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