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連続で重い内容を載せている気がするが、知ってて損はないと思うので
出来る限り、こういう記事を紹介していきたい。 1980年代前半、数々の多国籍企業が種子市場への参入合戦を繰り広げていた。 例えば、モンサント社はカーギル社の海外種子事業を買収するほか、アメリカ国内 はもとより海外の種子企業まで軒並み買収している。 市場規模ではアメリカが 57億ドルとトップだが、それに次いで日本が25億ドルとニュービジネスに賭ける 意気込みは強い。 折しも、バイオテクノロジーの産業利用が注目されはじめた頃 だけに、アグリビジネス(農業関連産業)への応用にはおのずと期待が高まっていた のだ。*さらに種苗は、一般的に利益率の高い商品であることも拍車をかけたようである。 穀物メジャーが食料で世界を制したのなら、次は一歩進んで「種子を制するものは 世界を制する」と考えるのは自然の成り行き。 種子支配は、イコール食料支配と いうことでもあるのだから。 それが、さらに「遺伝子を制するものは世界を制する」 という流れに変わった。 世界的な規模で「種子戦争」の火蓋は切って落とされた。 そもそも、種子市場で主要輸出国の上位3位を占めるのが、アメリカ、オランダ、 フランスとくれば、いかに穀物メジャーと密接なかかわりをもつかは一目瞭然である。 これらで世界の種子輸出総額の53%を押さえ、ビジネスが展開されている。 これまで圧倒的競争力を背景に、数少ない独立系種苗企業として君臨してきた パイオニア・ハイブレッド社がデュポン社の資本参加を許したのをはじめ、 リマグラン社とローヌプーラン社、ICI社からバイオ事業を分社したゼネカ社の 種苗合弁子会社であるアドバンタ社など、種苗企業と化学系企業との結びつきが 深まる動きも顕在化している。 また、KWS社に、ヘキストの農薬合弁子会社 アグレボ社が資本参加していることなどからも察せられるように、種子と農業との セット販売を念頭においた協力体制も見られる。 例えば、モンサント社は 1996年から、大豆、とうもろこしの遺伝子を組換え、同社の強力農業 「ラウンドアップレディ」に対応できる種子を発売。 通常なら雑草だけでなく すべての植物を枯らすところだが、組換え作物は耐性を持つため雑草のみに効く。 種子と農業がセット販売できるという一挙両得のビジネスなのだ。 少し怖い話だが、遺伝子組換え種子は除草剤耐性や害虫抵抗性のものが多いが、 なかには「ターミネーター・テクノロジー」を利用したものもある。 すなわち、自殺する種子である。 種子会社から購入した種子を蒔くと、 発芽して正常に実をつけるが、農家がそれを採種して次の作期に場に蒔くと、 すべて死種で発芽しないように遺伝子が組みかえられている。 日本で唯一自給率(95%)を保つコメ、冷害や害虫に強い稲の品種は待ち望まれるが それを遺伝子組換えによって創ろうという動きが既にある。 2003年、政府は 独立行政法人・北海道農業研究センター、および、岩手生物工学研究センターの二箇所 において、遺伝子組換え稲(GM稲)の、屋外栽培試験を許可した。 北海道の遺伝子 組換え稲は低温に強い稲を目指し、岩手県のGM稲はいもち病など耐病性のある稲を 目指したもの。あくまでも研究が目的で、すぐに実用商品に直結するというものではない。 しかし、遺伝子組換え稲(GM稲)の研究については消費者の反発も強く、これまで にもモンサント社と愛知県が共同で取り組んでいた研究が、著名運動によって 2002年に断念された。 さらに2003年には、JT(日本たばこ産業)と英国の ゼネカアグロケミカルズの合併で設立されたオリノバが事業活動を停止した。 かつて話題になったキリンビールとカゴメの遺伝子組換えトマトも研究が凍結されて いるように、遺伝子にまで踏み込んだビジネスは消費者との攻防がポイントのようだ。 *それまでのハイブリッド品種は、メンデルの法則のひとつ「優性の法則」 (子の代では、両親の優性形質のみが現れる)によって作られた高収量品種であった。 1961年に植物の特許にあたる「植物の新品種保護に関する国際条約」(UPOV) が締結されたが、遺伝子組換え作物にとって代わるようになると、1991年には UPOVも改正された。すなわち、自家採取の禁止や、細胞のひとつにまで権利が 及ぶようになった。 モンサント社(ミズーリ州) 1901年創業、化学薬品やプラスチックなどを主力商品に成長、1980年代からは 遺伝子組換え農産物に積極的に投資している。人工甘味料サッカリンや「枯葉剤」は 同社が作り出したもの。 ここにくっついているのが、カーギルやデカルプ、ホールデンズ、カルジーンなどの ベンチャーや種子企業、強いつながりで世界を制する。 シンジェンタ社(スイス) 2000年11月に2つの会社が合併して設立、世界50カ国以上で事業を展開する 種子・農業メーカー。 「遺伝子組換え作物の開発主体」(厚生労働省の安全性審査評価済) モンサント社 43% ノバルティス社 45% デュポン社 3% アベンティス・クロップサイエンス社 9% 「世界種子販売額の上位企業」(Rural Advancement Foundation International出典) パイオニア・ハイブレッド 17.8 モンサント 13.2 ノバルティス 9.3 リマグラン 6.9 アドヴァンタ 4.4 (億ドル) 遺伝子組換えには抵抗あります、普通の神経なら嫌なはず 一 夢 庵 風 流 日 記 [亜細亜以外]カテゴリの最新記事
確かに、遺伝子組み換えが始まって日は浅いかも知れませんが、人類は昔から人の手による交配で作物を作ってきたはず。米も麦もそうですよね。突然変異を待つか、設計して変えるかの違いなだけのような気がします。
自分には、遺伝子組み換えはダメで、農薬たっぷりなのはOKという人たちが信じられません。 (2006年04月14日 19時52分52秒)
人の手で変えるのは、変異を待つか優性の法則を
利用しているだけで、人為的には起こしません。 >遺伝子組み換えはダメで、農薬たっぷりなのはOK 極端ですね、どっちも嫌でしょう。 農薬は歴史があるから人体の影響が予想できるようになっている。 遺伝子はこの先の問題です、二世代後くらいに 奇形児や寿命の変化があらわれてくるかもしれません。 自分には関係ないと言えば、それまででしょうが。 (2006年04月14日 20時27分16秒)
内容が重いです(笑)
お答えありがとうございました。 遺伝子組み換えも問題ですが、サイクル出来ない農業も問題です。 それ以外にも日本の農業は温室栽培が多く機械なしでは出来ない状況になっていますので、石油が輸入できなくなると食糧生産できない状況になっています。 日本の農業にも踏み込んで書いていただくとありがたいです。(自分で書いたらというのは、無しにしてくださいー笑)(2006年04月14日 21時03分54秒)
普通の神経があれば遺伝子組換えは嫌ですか。
きちんと勉強されましたか? 遺伝子組換えが何であるか生物的な知識はあるのでしょうか。「遺伝子組換え」に対する日本人の知識の低さは日本以外の国と比較して相当低いそうです。 お味噌汁には遺伝子組換えされたダイズが入っていて食べてるじゃないですか。たかだか数種の改変された蛋白質があったくらいで、消化もされる訳です。 むしろ環境中で遺伝子改変された植物が原生植物と交配して種の多様性を損なう方はどうなのだろうかと。 しかし、データを取ったりよく調べた訳ではありません。私も無知ですね。全員が原発、農業、年金、TPP、疾病、経済など全ての知識を得ることは出来ません(それぞれ生活や仕事もあるので)。専門家の情報発信力(と市民の関心)が問われているのでしょうね。 他の人の意見通り遺伝子組換えは、所謂育種と同等です。 私は農業とは無関係ですが。 農薬は安全評価の上で一定の基準が設けられて我々の口にも入っています。農薬がなければ農業も成り立たないでしょう。有機野菜は私は「好き」ですが、植物病を増やすリスクが増えます。 見えないモノ、知らないことには無用な想像をしがちなのが人間ですね。 たしかにモンサントはアコギな気もするけど。(2011年11月19日 20時20分54秒)
あまり知りません、詳しく教えていただいて欲しいので、
ブログを書いているのでしたら、そちらへ伺いますから教えてください。 >「遺伝子組換え」に対する日本人の知識の低さは日本以外の国と比較して相当低いそうです。 伝聞は必要ありません、根拠を示して日本人の知識の低さをデータで示してください あと、私は最後に自分の感情的な意見を書きましたが、 本論は、参考文献に沿って、客観的な現状を書いただけです。 本論から遺伝子操作が悪と読みとったのでしょうか。 >遺伝子組換えが何であるか生物的な知識はあるのでしょうか。「 ありません、教えていただきたいので書いてもらえますか (2011年12月14日 14時48分38秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |