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短期決戦講座「神道」最終回がかなり遅くなってしまったことに対しお詫びします。
1.神社神道 神社神道とはかなり新しい呼称で、ものすごく簡単に説明すると明治以降台頭してきた 神道系独立教団が「神道教派・宗派神道」と称したのに対して国家の宗祀を司る神社の 神道(惟神の道)を区別するためにつけられた呼称である。 大戦後、神社は国家から離れ宗教法人として再出発し、伊勢神宮を本宗とする宗教法人 神社本庁が設立され、神社神道の名称が一般的に用いられるようになったのだ。 ちなみに江戸時代以前は特に区別する必要はなかったので、「神社」と称していた。 神道は明治期から大戦終了まで複雑な状況に陥る、国家に神道を組み込んだためである。 神社本庁が決めた規則である「庁規」のことをここで書いても、規則と呼称の羅列にな りつまらないので、ここでは取り上げず、神社の祭神の話でもしようか。 万物創造に関するカミ・霊能上のカミ・人の霊を祀るカミ・職業上のカミ・動植物に 関するカミ・天象および地象に関するカミ・食物に関するカミに分類される神社祭神。 祭神(神徳)の名によって定められているお社の名称を数の多い順に紹介しよう、 自宅のお近くの神社はどの系統か、ちょっと調べてみるのもいいと思ったりする。 稲荷神社(五穀豊穣の護神)と八幡神社(文化を導く神)がもっとも多く、次いで 神明宮(天照大神)、天満宮(学問の神)や浅間神社(農家の守護神)、天王社(災厄 懐除の神。氷川神社、熊野神社、津島神社、八坂神社の系統の神)などがあげられる。 神道は「祭祀」が根本であり、祭祀は各神社の祭祀規定に基づいて大祭・中祭・小祭・ 諸祭に分けられ、大祭は例大祭、中祭は各神社の由緒ある祭祀、小祭は大祭中祭以外の 特殊神事を言う、諸祭は神社祭祀以外の祭祀を総称し、人生儀礼がこれにあたるので、 私たちが一般的にお世話になるのは諸祭となる。 建築物の名称は行けばわかるので書かない(笑)、ぜひ行って案内図を眺めて欲しい。 2.教派神道 幕末から明治にかけての政治的・社会的激動期を背景にして、民衆のエネルギーによっ て発生した神道的宗教を基盤にした新宗教に端を発する、この時代、幕府の御用宗教化 した伝統仏教系からではなく神道系から新宗教が誕生したことは、その後の大東亜戦争 の戦中戦後にかけて興起した新宗教が国家神道の系統ではなく仏教系から輩出したこと を見ても、注目すべき事柄である。 教派神道系教団は明治以降独立した13派を中心に次の5系統に分けられる。 山岳信仰系、純教祖系、禊系、儒教系、復古神道系。 5つを説明してもつまらないと思うので省く、知りたい方はメールで問いあわせしてちょ。 宗教年鑑では、神社神道系が16団体9576万人、教派神道系が80団体455万人( これには天理教191万人を省いてある)、新教派系が107万人という氏子の数になって いる。 明治期には神道教派が発生したわけだが、その逆に神仏分離令などにより道統が途絶えた 神道流派も存在する。 仏教系神道流派である、法華神道、両部神道(真言密教系)、 山王一実神道などがそれである。 かなり駆け足で見てきた「神道」、少しでも興味がわいてくれたなら嬉しいです。 次はゾロアスター、ミトラ、ジャイナ、儒教・・・創価学会でもやりますか *今日は連発で記事アップします、次は「日本ダービー」 一 夢 庵 風 流 日 記 [日本民俗・宗教哲学]カテゴリの最新記事
神道は明治以降変質してしまいました。
神仏分離令で仏教は大打撃を受けました。 しかし、一方で国家により作られた神道も打撃を受けたような気がします。 今の神社神道には明治以前の神道の力も信頼性もありません。 (2006年05月28日 19時31分25秒)
国家が介入したことで本来あるべき姿が・・・
キリスト教も政治、ローマと結びついておかしくなりましたね、 利用されるものだから仕方ないかもしれません。 (2006年05月29日 06時19分21秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |