テーマ:最近観た映画。(39147)
カテゴリ:映
「なるほど、ドキュメンタリー番組出身の監督さんらしい」と
思わされる作品でした。 脚本も是枝さんで、少ない言葉で淡々と進む感じとか、 俯瞰したような構図の映像とかも、 見る側は、ちょっと距離を置いて観ていられると感じます。 誰も知らない モチーフは「巣鴨置き去り事件」なんだそうですが、 別に、事件の悲惨さとか大人の非情さを感じ取りたい映画ではなく、 キャッチコピーが「生きているのは、おとなだけですか。」というように、 過酷な状況でも子どもは子どもの狭い世界の中で、完結しようとするというか、 そういう子どもの生き方、世界を感じ取れました。 あと、 映画の子たちは本能的に生きていかなければならないのですけど、 そういうときは、いろんな感情を置き去りにして、 たまには、ちょっとその感情にのっとった行動をおこしてみたりはするけど、 結局は、いろんな思いを置き去りにして 淡々と生きていかなければならないのだなぁと。 そういう悲惨さを感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.01.15 04:06:30
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