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Indigo

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2012.01.04
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カテゴリ:
2006年カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、
監督賞を受賞、女優の菊地凛子米映画批評会議賞新人女優賞を受賞した作品。

モロッコ、アメリカのカリフォルニア、メキシコのティファナ、東京。
(緯度がだいたい同じなのかしら?)
ある事件の背景にいる
まったく関係ない人物たちの流れを追う中で、
いろんな人間模様をかいまみる作品、といったところでしょうか。



とにかく…、重くて、暗い。


タイトルの『バベル』。
バベルの塔をモチーフにしたんだそうで、
そのバベルの塔は、『旧約聖書』に登場。

ノアの子孫がバビロニアに建てようとした塔で、
神を崇拝するものではなく、人々が名を挙げ、
全地に散るのを免れようと建てたもの。
結局、神の怒りをかって、もともと一つだった言葉も異にされ、
世界各地に散らされたというお話し。



それをモチーフにしている映画の『バベル』には、
思いが通じないこと、言い訳が言えないこと、言葉が通じないこと
分かり合えないこと、誤解、不器用な表現の仕方になることなどが
要所要所であって。

そういうのが続くと、見ているだけでもしんどいなぁって思いました。
映画の中には、
お互いうまく言い合えないけど、何となく気持ちだけで和解し合う
場面もあるんだけれど、
でも、見ている私はすっきりしなかったです。
もはや、苦しい過程を過ぎてのそれなので。
「ふむ、明かりが見えた」「光がさした」とも思えないぐらい、
気持ちが暗い状態でエンディングを迎えました。

人って、分かり合うことが精神健康上、必要なんだと思いました。





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Last updated  2012.01.18 21:59:07
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