113367 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【ケータイで見る】 【ログイン】

ロンボク島旅行記

インドネシア人にお金を貸してと言われたら

インドネシアの人から、お金を貸してほしいと言われたら


インドネシアの人から、お金を貸してと言われて困っていませんか?

私は、こう言われて、困ったことが、今まで何度もありました。
多少貸したり、あげたりしたこともありました。
でも、貸したお金は、一度も返りませんでした。
「返して」と言わないからかもしれません。
あげたつもりで貸したので、気にしていません。
でも、お金を貸したりあげたりすることが、相手のためになるのでしょうか。

ここでは、そのことを、考えてみたいと思います。

ロンボク島を何度も訪れて思ったことは、気候が良く土地も肥沃だということです。
庭に果物の木を植えれば、マンゴーやドリアン、バナナなどが、なります。

車を乗り回したり、贅沢品を買ったりというぜいたくは
お金持ちしかできないかもしれませんが、庶民は貧しいと
言っても、餓死するほどではないのだと実感しました。

ロンボク島だけを見て、広いインドネシアを決め付けてはいけませんが、
気候が暖かく土地が肥沃な点は、インドネシア全体に当てはまるかもしれません。

宗教面を考えると、インドネシア人の多くが信仰しているイスラム教では
お金の貸し借りや、お金をもらうことについて、日本の感覚とはだいぶ違うようです。

イスラム教徒は、人にお金を与えることが天国へ行く条件の1つとなるそうです。
お金をもらった人は、お金をくれた人に天国へ行くチャンスを
与えたので、その人のために、良いことをしたと考えるそうです。

この考え方を知らなかったころは、インドネシア人の友人の知り合いが
食事時だけ急に現れて、私の支払で、ただ食いして、
礼も言わずに去っていくのに、あきれていました。

でも、この考え方を知ってからは、食事時だけ現れるその人のことも
あまり気にならなくなったし、インドネシアの人が気軽に金を貸してとか
お金をくれとか言う理由も、理解できました。

お金を貸したりあげたりするのは、自己満足だという意見もあります。
でも、友人を心配する気持ちは、自然なものだし、
困っているときは、助けたいと思うのは、悪いことではないと思います。

ただ、相手を助ける方法は、お金を貸したり、あげたりすることだけではないように思います。
発展途上国ではなかなか得られない考え方や、知識、情報、技術などを伝えることでも、相手を助けることができるはずです。

また、お金を貸したり、あげたりすることで、相手が自立する機会を
奪わないように注意しなければいけないとも思います。

それで、このHPの「ロンボク島旅行記」に出てくるフィルには、
「Think and grow rich」という本を贈りました。
日本では、「思考は現実化する」というタイトルの翻訳されている本です。
幸い、フィルは英語が上手なので、英語版を贈ったのです。

フィルは、この本を何度もくり返し読んでいるそうです。
フィルはイスラム教徒ですが、
「イスラムの教えと矛盾する部分もあるけど、そうでない部分にいろいろ良いことが書かれてあるから、
参考にしている」とのことです。

どこかで読んだのですが、こんな言葉があります。「お腹をすかしている人に魚を与えれば、一時的に空腹を満たすことができる。だが、魚釣りの仕方を教えれば、その人は長年自力で生きていける。」

そのことを、考えながら、今後もインドネシアの人とつきあっていきたいと思います。

フィルがくり返し読んでいる本の日本語版はこちら
↓ ↓ ↓ 
思考は現実化する新装版
思考は現実化する新装版

その図解版がこちら
↓ ↓ ↓ 
図解思考は現実化する

日本で研修しているインドネシア人の友人がもらしてたのですが、
インドネシアの家族には、日本では、楽な仕事で給料が多いと
思われているようで困るそうです。その友人は、週休1日で
土曜日も夕方まで研修先の工場で働いています。仕事の内容もきつく、
いつも、筋肉痛だとなげいています。日本に来る前には、こんなに
きつい仕事とは知らなかったので、何度も逃げ出したくなったそうです。
でも、家族には、仕送りをしないといけないので、我慢しています。

日本に一度も来たことがないインドネシア人は、日本人は皆お金持ちだと
考えている人が多いように思います。ルピアと円を比べれば、もちろん
円の方が価値が高いし、単純に給料だけを比べれば、日本人の方が
お金持ちでしょう。でも、日本の物価は高いので、高く見える給料でも
それほど豊かではない場合も多いのです。

もし、日本人全員がお金持ちならば、ホームレスや、ネットカフェに泊まり
歩かなければならない若者が出てくるはずがないのです。

でも、そう思い込んでいる人達に、いくら説明しても、それは、
「お金を貸したくないからだ」とか「お金をあげたくないからだ」と
思われてしまいます。研修生のその友人は、何度か説明したようですが、
家族は、理解してくれないので、もう説明するのをあきらめています。
そして、家族のリクエストされるままにインドネシアに送金し、
自分は、ぎりぎりの生活費で我慢しています。

その人を見て、ある中国人の友人のことを思い出しました。
その友人は、日本で働いたお金を、家族や兄弟にできるだけたくさん
送金していたそうです。でも、一時帰国したときに、兄弟が自分が
送ったお金で、ピアノを買っていたことがわかり、がっくりしたそうです。
自分は、爪に火をともすような生活をして、少しでも多くと思って
送金していたのに。

日本に一度も来たことがない人たちに、日本のことを理解しろといっても
難しいかもしれません。彼らを反面教師にして、思い込みで相手を
判断しないように心がけたいです。

インドネシアの人と親しくなってくると、お金を無心されることは
多くなってきます。そして、それに応えなかったときに、簡単に
あきらめてくれる人もいれば、皮肉を言ったり、怒ったりする人も
います。そんなとき、日本人がインドネシア人にお金をあげるのが
当たり前だと思わないでほしいとなあと、思うのです。

インドネシアで、生活が苦しい人たちがたくさんいることも理解できます。
日本以上に格差社会で、不公平なことがたくさん横行して、なかなか
努力しても、うまくいかないことも、理解できます。

でも、だからといって、外国人の友達を作って、親しくなったら
お金を無心するという方向には走らないでほしいのです。
もっと、誇りを持ってほしいのです。

宵越しの金は持たない生活をやめて、少しずつ貯蓄することも
考えてほしい。そんな風に思います。

もちろん宵越しの金は持たない生活というのは、すべてのインドネシア人に
あてはまるわけではないでしょう。ただ、私は、なぜかそんな印象を
受けることが、よくあるのです。

インドネシアの人にお金を貸してと言われたら、あなたならどうしますか?
ご意見は、こちらへお願いします。
↓ ↓ 
メール

Powered By 楽天ブログは国内最大級の無料ブログサービスです。楽天・Infoseekと連動した豊富なコンテンツや簡単アフィリエイト機能、フォトアルバムも使えます。デザインも豊富・簡単カスタマイズが可能!

Copyright (c) 1997-2014 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.