テーマ:アウトドア用品の手入れ(5)
カテゴリ:アウトドア・防災用品全般
軽くて携帯しやすいのをいいことに、「登山・夏フェス・街用」とあらゆるシーンの雨対策として愛用(酷使)してきたゴアテックスのジャケット。
定期的にメンテナンスしているので機能は衰えていないが、洗濯を繰り返すうちに首まわりのシームテープが劣化して浮いてきているのが気になっていた。 まあ縫い目からのわずかな浸水を気にするほどエクストリームな環境下で使うでもなし、そこまで神経質なつもりもないのだが、剥がれかけたテープが首もとでピラピラしているのを放置するのはいかにも自分がズボラに見えるし、見た目にもよろしくない。 そこでたまたまネットで見掛けた『モンベル GORE-TEXパーマネントリペアシート』なるものを購入して補修してみた。 ジャケットはGORE-TEX PACLITE(ゴアテックス パックライト)仕様の「HAGLOFS (ホグロフス) LIM ULTIMATE JACKET」。けっこう前のモデルだがまだまだ現役。 動く頻度が高く皮脂や汗に直接触れやすいせいか、首周りのシームテープだけが剥離。 とりあえず浮いているテープを引っ張って簡単に剥がれる部分までを切除、リペアシートはハサミでテープ状にカットして適当な長さに。 縫い目の左側に置いてあるのが元のシームテープ(裏)、右がリペアシートのテープ。 ハンカチであて布をしてアイロンで熱圧着。ゴアテックスパックライトの裏地とは色も素材感も違うけど気にしない。実はリペア用のテープもフリーハンドでカットしたので若干歪んでいたりするが、それもこの際気にしない。 結果的にほぼ左右均等なかたちでシームテープを張り替えることになり、案外見た目も悪くない仕上がりになった。これでひとまず安心。 当初は見た目や透湿性を気にせずテント用の塗るタイプの補修材でお茶を濁そうかと思っていたくらいだが、このパーマネントリペアシートが思った以上に使いやすかったので今後のメンテナンスも気が楽に。 耐久性がどのくらいあるのかはこれから検証する必要があるが、シームテープとしてもそれなりに使えることがわかったのでとりあえず良しとする。 元々ゴアテックスウェアはメーカー保証があるはずだが、メーカーによっては手続きが面倒だったり修理に消極的だという話もきく。自分でリペアすれば修理にかかる時間や費用を節約できるのでオススメ。 ショップによっては在庫が「取り寄せ」扱いになっているところもあるので、思い立ったときにすぐ使いたい人は家にひとつ常備しておくといいかも。 あるいは縫い目からの雨侵入だけを防ぐならシンプルにチューブ入りのシームグリップを塗って済ませるのもアリ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年04月09日 10時35分16秒
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