INOの映画日記

『デトロイト・メタル・シティ』（東宝映画）104分

　　原作　　：若杉公徳
　　監督　　：李闘士男
　　キャスト：
　　　根岸崇一＝ヨハネ・クラウザーII世・・・松山ケンイチ
　　　和田真幸＝アレキサンダー・ジャギ・・・細田よしひこ
　　　西田照道＝カミュ・・・・・・・・・・・秋山竜次
　　　相川由利・・・・・・・・・・・・・・・加藤ローサ
　　　デスレコーズ社長・・・・・・・・・・・松雪泰子
　　　ジャック・イル・ダーク・・・・・・・・ジーン・シモンズ
　　　根岸啓子・・・・・・・・・・・・・・・宮崎美子


（あらすじ）
おしゃれなミュージシャンを目指してプロになった根岸崇一。
だがなぜかグロいメークをさせられてデスメタルバンドＤＭＣのボーカルになってしまう。
心底嫌がる根岸の気持ちとは裏腹にＤＭＣは大ブレイクする。
好きな女の子にＤＭＣを嫌いだと言われ、根岸は音楽を捨て故郷に帰るが・・・

（感想など）
おもしろかったです。
原作のマンガを読んでいたのですが、マンガの中から抜け出たのじゃないかと思うほどピッタリの配役でした。
特にクラウザーが凄い。マンガのまんま。
原作者が大分県犬飼出身ということで、主人公根岸も犬飼出身です。
大分県民である私にとっては最初や中盤のシーンで地元が出まくるのがなんとも嬉しかったですね。
マンガの中で特に気に入っているおもしろエピソード、クラウザーの姿で弟を諭すシーンもちゃんと映像化されていて良かったです。
クラウザーがホールに向けて走り、ファンが続々ついてくるシーンはなぜか感動してしまいました。
原作は完全なドタバタギャグですが、映画では最後に少しだけ感動的な要素を入れていました。
鼻につくほどではなかったので映画的にはそれで良かったと思います。

『デトロイト・メタル・シティ』公式サイト


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