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テーマ:『天才てれびくんMAX』(9)
カテゴリ:アイドル
「萌え」の語源は諸説あれど、その中でも有力候補と
されているひとつが『恐竜惑星』。1993年『天才てれびくん』 第1期に放送、実写+CG&セルアニメで構成された作品 です。メイン視聴者である子供たちをおいてけぼりにする SF考証でオタク属性を持つ人を次々とトリコにしたとか。 この作品の主人公だったのが今月4月6日から毎週木曜日の 『天てれ』生放送のMC担当になった山口美沙さん。 13年前に9人体制だった初代てれび戦士のメンバーです。 顔のりんかくに面影があるような、ないような。 現実(実写パート)のミサがバーチャル大陸(アニメ)に 入る際にデータ変換されたキャラの名前(アカウントID)が 「萌(もえ)」。 バーチャル世界で助けた恐竜人類の赤ちゃん「レイ」に 片言で「もえ~、もえ~」と甘い声で慕われていたのが 「萌え萌え~」が使われ始めた起源の一説とされています。 ワープロ(古っ)の誤字変換説は何とも味気ないし、 『セーラームーン』説は作品が一般向けの作品として 確立しているので推すにはいまひとつ。というワケで 『エヴァンゲリオン』のGAINAXとも縁の深い評論家の 岡田斗司夫さんが提唱されている『恐竜惑星』説に1票 (感情優先なのはいうまでもなく)。 先日から新シリーズが始まった『.hack』の設定を10年以上 前に先取り、『仮面ライダーカブト』のクロックアップに 相当するタイムブースターを変身ナシで表現してみせる 科学的な考証はNHK教育ならではのウンチクたっぷり。 熱烈なリクエストで3年前にDVDになったそうなので、 未見の方にはオススメ。第2作めの『ジーンダイバー』、 3作めの『ナノセイバー』も面白いですよ。 近頃はヲタを装ってスケベ心だけで「もえ~」を活用する人 が多過ぎ。ワビもサビもない「萌え」は好きになれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 26, 2006 01:12:05 AM
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