もっち～自分勝手評価
総合点：５０点
ＨＴ点：★☆☆☆☆

フォルクスワーゲン・ビートル(旧型)に人間のような意志を持ち、色々なドラマを起すと言った内容の映画です。
このビートル（名称：ハービー）は、かつて全米のレースなどで活躍し、有名人(?)であったが、時がたち忘れ去られ、スクラップ工場で廃車となっていました。たまたまスクラップ工場に来た主人公(レース一家に生まれた娘)に買われるのですが、彼女を気に入ったハービーは、彼女を乗せて俊足を披露するのですが・・・

思いっきりディズニーらしい作品です。
ＴＤＬのトゥーンタウンのキャラクターがそのまま実写になったような感じで、終始コメディーです。
ただ、この手の映画(とくにディズニー)は、結末が分かっているのが欠点。
出会い、幸せなひと時、突然の別れ、まさかの再開、困難を乗り越えて、ハッピーエンド
まさのその通りの展開になります。

ビートルに思い入れのある方は、強い(速い)ビートルに気持ちがいいでしょうね。
でも、現実を知っている人間にしてみれば、なんで何十年も昔のビートルが最新のレースカーに勝てるの・・・でも勝つんだよね。。。映画だからっと冷ややかに見てしまうのが現状。
あと、レース映画にありがちですが、なんでレーサーがチームクルーに指示を出せるの・・・監督の立場はってね^^;

ま～それでも、終始楽しく見させていただきました。
すごく面白って事でもないですが、ディズニーならではの分かりやすいストーリーに、感情を入りこませやすい展開に満足です。
ディズニーファンならより楽しいでしょうね。

ところでの「機械じかけのキューピッド」というサブタイトルは最初からついていたのか、それとも日本でつけられたのか・・・そもそも恋愛映画ではないし、恋愛の関するハービーの役割はほとんどなく、重点を置くの？って感じです。
ま～このサブタイトルは気にしないことにしましょう。

最後に大きな減点なのですがサウンドが・・・
5.1chなのですが、ほとんど2chのような迫力しかありません。
映画館やDVDで見るというより、日曜洋画劇場などでみるので十分です。
これはかなり大きな減点です。