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平和問題、歴史認識、環境問題など、様々な社会問題についてわたしの考えを発言する場です。最近は音楽(フォルクローレやフルート)、山歩きの話も書いています。
ホームページもご覧ください。2008年8月2日開設

RYO(inti-sol)のフォルクローレと山と歴史

inti-solの日記 [全953件]

2012.02.09楽天プロフィール Add to Google XML

氷の下の湖 
[ 環境問題 ]  

南極の氷の下4キロに眠る湖、ロシアが掘削して到達
南極の氷の下約4キロに眠るボストーク湖の調査のため、氷を掘り進めてきたロシアの研究チームのドリルが湖の表面に達した。AFP通信が6日、伝えた。湖の水は100万年前から今の状態を保っているとみられ、太古の微生物が存在するかが注目されている。
正式な発表はまだないが、「深さ3768メートルで湖の表面に達した」とする関係者のコメントを伝えた。
レーダー調査で、南極の氷の下には淡水湖が多数存在することがわかっている。ロシアのボストーク基地の下にあるボストーク湖はその中でも最大級で、広さが琵琶湖の約20倍ある。

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南極の氷床のボーリング調査は以前から行われていますし、氷床の下に湖があることも分かっていましたが、ボーリング調査のためのドリルのオイルが湖を汚すことを避けるため、以前はあえて湖に届かないところで掘削を中止していたはずです。汚染を招かない確実な方法が確立された上で行われた調査なのか、というところが若干気になります。

それにしても、南極といえば酷寒の地。それも内陸部となれば一年中氷点下何十度という世界で、地上(氷上)の水分はすべて、氷としてしか存在しません。ところが、氷の下には液体の水が存在するのです。不思議といえば不思議な話です。氷河というのは、雪が圧縮されたものですが、雪には、多くの空気が混入しています。そのため、雪(氷河も)には断熱材としての効果があるのです。だから、むき出しの地表は寒ければ凍結しますが、ある程度以上の積雪の下の地面は、もはや凍結しないのです。たとえば、シベリア東部は降水量が少なく、積雪がほとんどないので、地表から500メートルもの深さまで地面が凍結します(永久凍土)。しかし、厚い氷床の下にある南極の地面は、ほとんど凍結していないのです。

それにしても、琵琶湖の20倍ですか。琵琶湖の広さは670平方キロなので、その20倍ということは13000平方キロ。四国の7割くらいの広さということになります。でかいです。そんな巨大湖が、外界と完全に切り離された状態で100万年前から続いている、。というのにはびっくりです。ただ、100万年ということは、そのときすでにこの場所は厚い氷の下にあったはずです。そういう意味では今と環境はそれほど変わりません。そこに生物はいるのか、いるとしたら外界とはどのくらい違うのか、興味は尽きません。もっとも、バクテリア以上のものは住んでいないでしょうが。


最終更新日時 2012.02.09 22:46:25
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2012.02.08

福島第二原発だって危機一髪だった 
[ 災害 ]  

冷却機能停止、大惨事と紙一重だった…福島第二
東日本大震災で被災した東京電力福島第二原子力発電所が8日、震災後初めて報道陣に公開された。
震災当時から現場を指揮してきた増田尚宏(なおひろ)所長は、報道陣に対し、「(大惨事を招いた)福島第一原発と同様の事態になるまで、紙一重のところだった」と震災直後の緊迫した状況を振り返った。
第二原発と、メルトダウン(炉心溶融)に至った第一原発までの距離はわずか約12キロ・メートル。襲来した津波は第一原発の13メートルに対して第二原発は9メートルと低く、浸水は建屋の一部にとどまったが、海岸近くにある原子炉を冷却するための海水ポンプの機能が奪われた。4基中3基が一時危険な状態に陥り、「原子力緊急事態」が宣言された。しかし、外部からの高圧送電線が1回線生き残り、中央制御室で原子炉の温度や圧力、水位などのデータが把握できたことから、必要な対策を見極め、事故4日後の3月15日までに冷温停止にこぎ着けた。「原子炉の状態をつかめなかった第一原発とは大きく違った」と増田所長は指摘する。ただ、復旧までの道のりは険しく、切迫した中での総力戦だったという。

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所長の話によれば、福島第一と福島第二の差は、外部からの高圧送電線が全部途絶えた(福島第一)か、1回線生き残った(福島第二)かという、その違いだけだったようです。別記事によると、もともと福島第二原発には外部電源が3回線あって、そのうち2回線が途絶したようです。
福島第一原発の外部電源喪失は、高圧電線の鉄塔が倒壊したことが原因ですが、以前の記事に書いたように、倒壊した鉄塔の地点までは津波は到達していないので、倒壊の原因は津波ではありません。おそらく、地震の揺れそのものによって倒壊したのだろうと思われます。
福島第二原発の場合は、外部電源が途絶した原因が何だったのかは分かりませんが、上記の記事によると、「電源復旧用の仮設ケーブルや冷却用のモーターをヘリコプターや自衛隊の輸送機で空輸した」とあるので、ケーブルが断線したことは間違いありません。その中で1回線だけが生き残ったのは、幸運な偶然でしょう。残る2回線も13日早朝に復旧したそうですが、福島第一原発ではその時間までに1号機が水素爆発を起こしていることを考えると、福島第二原発で外部電源が全部途絶していたとしたら、致命的な事態に至っるまでに電源復旧が間に合わなかった可能性が高いのではないでしょうか。
そう考えると、確かに福島第一と第二の差は紙一重でしかなかったのでしょう。

福島第一原発は老朽だから地震(津波)に耐えられなかったが、新しい原発なら大丈夫である、というようなことを言う人が、原発推進派の中にいます。確かに、老朽化した原発の危険性が高いことは事実でしょう。しかし、結局のところ運命を分けたのは、新しいか古いかではなく、外部電源が全部途絶したか、1回線でも生き残ったかの違いだけだった、ということのようです。つまり、「新しい原発なら安全である」とはとても言えないのです。


最終更新日時 2012.02.08 23:10:50
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2012.02.06

気がつけば、稼働中の原発は3基のみ  (2) 
[ 環境問題 ]  

2月2日に、東京電力管内で今冬の最大電力を記録したそうです。そのときの記事によると

寒波で暖房利用増、最大電力が今冬最高に
全国的に厳しい冷え込みとなった2日、各地で家庭やオフィスなどの暖房利用が増え、東京電力や関西電力など電力9社管内で、最大電力(午後7時までの速報ベース)がこの冬の最高を記録した。
東電管内は午後6時台に4967万キロ・ワットを記録し、この冬の最高を1万キロ・ワット更新した。供給力に占める電力使用率は93%まで上がったが、東電は「安定供給に支障はなかった」としている。
大雪に見舞われた東北電力管内も最大電力が1360万キロ・ワット(午後5時台)と2日連続で今冬最高を更新し、北海道電力から電力融通を受けた。

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4967万kwというのは、実は昨夏の最大電力の記録(4922万kw)より多いのです。しかし、「安定供給に支障はなかった」そうです。一方、現在稼働中の原発は、全国で3基のみ。うち東京電力は柏崎刈羽原発6号機のみです。記事によれば、関西電力の今冬の最大電力を記録したそうですが、その関西電力も稼働中の原発は1基のみ。関西電力はもともとの原発依存度が高かったことから、昨夏は「電力が足りなくなるのではないか」と言われましたが、目下のところはこのとおりです。
もちろん、充分に余裕があるという状況ではないにしても、これだけの厳冬でも、原発なしで何とかしのげています。であれば、今後も原発なしでも電力供給は可能ではあるまいか。
私は、「すぐに全原発を廃止するのは無理にしても、10年以内に段階的に廃止すべき」と言ってきましたが、春にはすべての原発が停止する見込みだそうで、どうも現実は私の主張よりずっと早く「脱原発」状態が実現してしまいそうです。私ですらも、電力会社の宣伝文句に騙されていたのかもしれない。

もちろん、それも節電努力あってのことではあります。我が家は依然として節電継続中で、1月の電気使用量は昨年比で38%減でした。世間一般も節電はしていますが、昨夏ほどの規模ではないように思います。製造業が夜間操業したり、休日を土日以外に振り替えたりということは、私の知る限りは行われていません。現状程度の節電で原発が不要になるのと、電気をどんどん使って原発をどんどん動かすのと、はたしてどちらの方がよいでしょうか。
私は前者を選びたいですね。


最終更新日時 2012.02.06 23:44:59
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2012.02.05

「フルートアンサンブル倶楽部」に参加してきたのですが・・・・・  (6) 
[ 音楽 ]  

昨日は、実は私の誕生日だったのですが、午前中、パールフルートの「フルートアンサンブル倶楽部」に参加してきました。当ブログの常連であるたかさんから、前々から誘われていて、面白そうだなと思っていましたので。
たかさんは中級者向けのコースに参加されているようですが、私はそんな難しいことはとても出来ないので、初級者向けのコースに申し込みました。結果的に言うと、初級者コースといえども、私の腕前ではかなり手に余る状態でした。

1週間前くらいに譜面が送られてきたのですが、わたしは、譜面があまり読めないので、まず行った作業は、「ドレミファ」と音名を振ること。でも、譜面に音名をふったところで、それでメロディーが頭に浮かんでくるわけではないのです。とりあえず、しどろもどろになりながら練習してみました。「3つの音のメロディー」というのと「冬の童謡メドレー」の二つが課題曲でした。「冬の童謡メドレー」というのは「たき火」「雪やこんこん」「冬景色」の3曲のメドレーなのですが、「冬景色」という曲は実は今まで知りませんでした。「3の音のメロディー」も初めて聴く曲です。
とりあえず、「3つの音のメロディー」「たき火」「雪やこんこん」まで練習したところで、私は風邪を引いてしまった(実は、まだ治っていません。昨日はちょっと無理して参加しました)ので、結局「冬景色」はYouTubeで音源を探して「こんな曲か」と知っただけで教室に参加する羽目に。
その結果、どういう悲惨なことになったかは、あえて説明するまでもないでしょう。(冬景色以外の曲は、それほど悲惨ではなかったと思うのですが、何しろこの曲が一番メインだったような気がします)

そもそもね、席に着いてみたら、楽譜にふりがな振っているようなレベルの人は、私以外にはいないんですよ。その時点で、「あっ、来るところ間違えたかな」って、ちょっと思いました。みんな、全然初級者じゃない。
私は、ずっと譜面を使わない音楽をやっているので、耳で覚えているメロディーを笛で吹くことは、いくらでも出来るのですが、譜面があろうが、ふりがなが振ってあろうが、メロディーが頭に入っていなければ全然吹けないのです。と、いうことに、昨日初めて気がつきました。だって、今までは頭に入っていないメロディーを譜面だけを頼りに吹く局面になど、出くわしたことがなかったですから。
フルートにしてもケーナにしても、吹いているときに流れ出吹いているので、自分が今出している音は何の音なんてことは、考えることもありませんし、逆に言うと、「ラ」と言われて(譜面を見て)ラの音をとっさには出せません。それでもケーナとフルートは、運指と音階を一応は把握していますが、サンポーニャに至っては、どの管がどの音ということはまったく頭に入っていません。

そういう私にとっては、こういう教室はもっとも不向きだったかもしれません。
が、しかし、ここで諦めるのはちょっと癪だし、次回の日程を確認したところ、ちょうど(今の時点では)予定の入っていない日だったのです。今から準備すれば、多分すべてのパートを練習して当日に臨むことも出来るでしょうから、もう一度参加してみることにしました。
さて、次はどうなることやら。


最終更新日時 2012.02.05 13:50:17
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2012.02.03

老醜  (8) 
[ 国内政治 ]  

「東京でやることはやった」石原都知事 新党視野に国政転身に意欲示す
東京都の石原慎太郎知事は3日、国会内で行われたたちあがれ日本の全国拡大支部長会議に出席し、次期衆院選に向けて結成を目指す「石原新党」を念頭に、「東京でやることはやった。皆さんに命を預けるから一緒にやろうじゃないか」と訴えた。新党を旗揚げし、国政転身とも受け取れる発言は、民主、自民の二大政党の選挙戦略にも影響しそうだ。
石原氏は「私たちが今、努力しなければ、子孫に顔向けできない」とも述べた。同時に「日本をダメにしたのは官僚だ」と酷評した上で「日本を良くするためにまず今の中央集権の官僚制度をぶっ壊さなければ絶対にダメだ」と述べ、大阪市の橋下徹市長や愛知県の大村秀章知事との連携を示唆した。
また、核保有問題に言及し、日本も(核の)シミュレーションぐらいやったらいい。核をもっていなかったら、あるいは核を持つかもしれない国でなかったら大きな声で(他国に)モノが言えない」と述べた。日本が核兵器を保有した場合にも触れ、「持ったとしても使えない。使えないけど持ってないと、(他国は)言うことを聞かない変な世の中になった」と持論を述べた。

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石原が都知事に四選されたのは昨年4月。それからまだ10ヶ月しか経っていないのに、もう「東京ではやることはやった」などと言い出すなら、そもそも知事選になど出るべきではないでしょう。当時78歳の人間が更にもう1期都知事をやるというのもちょっとどうかと当時思ったのですが、まさか1年も経たずに知事の座を放り出して、80歳を前に国政に再転進などと言い出すとは思いませんでした。

もっとも、どの程度の影響力と勢力を確保できるのかは疑問です。記事によれば大阪市の橋下徹市長や愛知県の大村秀章知事との連携を示唆したそうですが、橋下は「先に誰と組むか、誰とつるむのか、そんな話では国民はすぐに冷めてしまう」などと述べ、色よい返事はしなかったようです。それどころか、「たちがれ日本」じゃなかった、「たちあがれ日本」の内部ですら、必ずしも石原歓迎で統一されているわけではないようです。

もちろん私は石原慎太郎がもともと大っ嫌いですが、そのことを度外視して考えても、今年80歳になる人間が、今から国政に打って出て、リーダーシップをとろうというのは無理がありすぎるように思います。だいたい、都知事としての執務は週休4日で、1日の平均執務時間が1時間しかなうそうですが、国政に打って出てもそんな「勤務態度」だったら、周りが誰もついてこないでしょう。

で、その「石原新党」の政策ですが


石原新党 基本政策、保守色濃く 男系存続へ典範改正

東京都の石原慎太郎知事が、たちあがれ日本の平沼赳夫代表らとともに結成を目指す新党の基本政策の草案が2日、分かった。「国のかたち」「外交・防衛政策」「教育立国」など7分野で構成され、憲法9条改正や、男系存続のための皇室典範改正、首相公選制-を明記。保守色を前面に押し出した内容となる。
基本政策は、7分野29項目あり、項目ごとに具体策を明記。前文では「グローバリゼーション」や「地球市民社会」などを幻想と断じ、「一国家で一文明」の日本の創生を訴える。
憲法改正に関しては、9条改正による国軍保持▽国会一院制と大選挙区制導入▽改正手続きを定めた96条の改正-を掲げる。
外交・防衛分野では、「自立日本」を掲げ、日米同盟の深化▽防衛産業の育成▽「南西防衛戦略」推進▽核保有に関するシミュレーション-などを明記する。
経済・財政政策は、100兆円規模の政府紙幣発行、国の財政の複式簿記化-など。エネルギー政策としては2040年までの原子力エネルギーゼロを掲げる。
このほか、国家公務員3分の1削減▽平成版教育勅語(ちょくご)起草▽フラット税制-なども盛り込まれる。

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もうなんというか、まるっきりお約束どおりの極右イデオロギー丸出しです。アナクロニズムの極致。皇室典範改正とか、憲法改正、核保有シュミレーション、100兆円の政府紙幣、平成版教育勅語、フラット税制(つまり、累進課税をやめるという意味でしょう)どれをとっても、滅茶苦茶です。だけど、それ以上に言えるのは、遠大な大言壮語ばっかりで、足が地に着いた政策ではない、ということです。震災からの復興、深刻な不況などの目前の問題を前に、「皇室典範の改正」って、どういう価値基準だよって思います。ま、だから極右なんでしょうけどね。


最終更新日時 2012.02.04 00:04:23
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