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南海トラフ地震「犠牲最悪30万人」 検討会トップ見解 南海トラフの巨大地震対策を検討する国の作業部会のトップ(主査)を務める関西大の河田恵昭教授は28日、「最悪で30万人規模の犠牲者となる」との見解を示した。国の2003年時点の想定では約2万5千人とされており、その10倍を超える数となる。 河田教授は28日に開かれた部会の後の記者会見で述べた。南海トラフは静岡県の駿河湾から九州沖に延びる海底のくぼみで、部会はここで東海、東南海、南海の3連動の地震が起きた場合の被害想定について検討している。 河田教授はまず、昼間に発生した東日本大震災の死者・行方不明者は約1万9千人だったが、深夜だった場合は6万人規模になっていた可能性があると指摘。南海トラフ地震で被害を受けるとされる地域の人口は東日本大震災の被災地の約6倍に上るとの見方を示したうえで、「最悪で30万人規模の犠牲者になる」と語った。部会は6月以降に被害想定をまとめる方針。 ---- 犠牲者30万人、確かに充分にあり得る話です。東日本大震災で約1万9千人の犠牲者が出ていることを考えると、東海・東南海・南海連動地震の犠牲者が「最悪」の場合従来見積もりの2万5千人で収まるとはとうてい思えません。 ただ、どういう季節・時間帯が「最悪の状況」なのかは、一概には言えません。東日本大震災の場合、あれがもし深夜に起きたら犠牲者がもっと多かったであろう、というのは容易に想像が付きます。津波が視覚的に目に見えなかったら、避難が間に合わなかった人はもっと多かったでしょうから。 ただ、たとえば阪神淡路大震災の場合は、逆に未明の時間帯だったからあの程度の犠牲者数で済んだ、とも言えます。阪神淡路は、まだ公共交通機関がほとんど動いていない時間帯の地震でした。阪急伊丹駅は駅全体が潰れて、確か駅舎内の交番に勤務する警官が犠牲になったと記憶していますが、一般の乗客の犠牲者はなかったはずです。まだ電車が動いていなかったから。もしあれがラッシュアワーの地震だったら、あの1カ所だけでも千人単位の死者が出ていて不思議はありません。新幹線や東海道線、神戸地下鉄、高速道路なども、かなり倒壊していますし、神戸や三宮の商業ビルもずいぶん潰れました。電車が動いている時間、従業員が勤務している時間だったら、どう考えたって、もの凄い死者が出ていたはずです。そう考えると、日中の時間帯(ラッシュアワーだったら特に)に阪神淡路大震災があったら、実際の数倍規模の犠牲者が出ていたことは間違いない。 そう考えると、どの時間帯に地震が起きたらどの程度の被害が生じるかという判定は非常に難しいだろうなと思います。 地震の性質(津波が中心か、揺れが中心か)、被災地の土地柄(大都会かどうか)にもよるでしょう。 一般的には、太平洋側の地震に関しては「冬の夕食時」というのが一番の危険時間帯と言われます。確かに、炊事している時間帯であり、ラッシュアワーでもあり、商業ビルに多くの人がまだいる時間でもあり、暖房が使われており、日は暮れているので津波が来ても視覚的には分からない時間帯である、という意味では冬の夕方は危険だろうなと思います。 「地震だ、火を消せ」とは言いますが、去年の震災の時、東京は震度5強でしたけど、あの程度の揺れでも、とっさには頭が働かないものですね。私は机の下に隠れることすらできなかった。「いざ」というときの対処って難しいものだなと痛感しました。 いずれにしても、去年のあの震災が、日本にとって「最悪の災害」かどうかはまだ分からない、ということは念頭に置いておく必要がありそうです。
尾瀬で落雷、1人死亡1人けが 大気不安定、各地で荒天 大気が不安定な状態になった影響で、西日本から東北の各地は28日、激しい雨や落雷に見舞われた。気象庁は13都県に竜巻注意情報を出した。29日も東日本を中心に落雷や竜巻の恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼びかけている。 群馬県片品村戸倉の尾瀬国立公園では、28日午前10時半ごろに雷が落ちた。県警によると、登山中だった埼玉県上尾市の会社員佐々木幸明さん(59)が死亡し、同行していた東京都足立区の派遣社員の女性(51)が軽傷を負った。現場は尾瀬ケ原の「龍宮小屋」付近で、国立公園ではひょうも降っていた。 --- 竜宮小屋って、尾瀬ヶ原のど真ん中に建っている山小屋です。本当の小屋の周囲には多少立木があったと記憶していますが、周囲一帯は湿原です。あんなところで雷が来たら、身を隠すところがない。立っている人間なんて、雷から見たら絶好の攻撃目標だから、土砂降りの雨だろうが何だろうが、木道の上にはいつくばるしか手がありません。 山の遭難事故の中でも、落雷は結構あります。特に有名なのは1967年、学校登山で西穂高岳に登っていた松本深志高校生徒11人が亡くなった事故です。全員が感電死ではなく、落雷の衝撃で吹っ飛ばされての転落死も含まれるようですが。 落雷というと、何となく夏の入道雲とセットのような印象がありますが、私はゴールデンウィークの白馬岳で、吹雪の中で雷に襲われたことがあります。雷雨ならぬ雷雪。頭上をドッカンドツカンと、絨毯爆撃状態。私はオオシラビソの木の下に座り込んで隠れてました。結局、吹雪も雷も収まらないので、それ以上登るのを諦めて、引き返してしまいました。引き返すときも怖かったですが。 ところが、そのとき周囲の登山者は、そのまま平然と登っていくんですよ。 「えっ、大丈夫なの?ひょっとして私が必要以上に臆病だっただけ???」と思いました。まあ、そのとき白馬で落雷により遭難という報道はなかったので、きっと誰も雷には当たらなかったのでしょう。その限りでは、私は必要以上に臆病だったのかも知れないけど、やっぱりあんな雷の下で普通に歩き続けるのは安全とは言い難いだろうと思います。
竹内洋岳さん、日本人初の8千メートル峰14座制覇 世界で14座ある8千メートル峰の全山登頂を目指していた登山家、竹内洋岳さん(41)が日本時間の26日午後8時45分、最後に残った世界第7位の高峰、ダウラギリ1峰(8167メートル、ネパール)の山頂に立った。同日、竹内さんを支援している東京の事務局に連絡があった。 14座制覇は1986年、イタリア人登山家のラインホルト・メスナーさん(67)が初めて成功し、過去30人近い登山家が達成しているが、日本人では竹内さんが初の完登者となった。日本人で竹内さんに続くのは9座で4人。うち3人は10座を目前に遭難死している。(以下略) --- これがどれほどの偉業かは、「日本人で竹内さんに続くのは9座で4人。うち3人は10座を目前に遭難死している」という言葉に集約されています。 どれだけ危険か、ということです。 8000メートル峰9座で遭難死した3人というのは、 山田昇(登山家としては、冗談みたいな名前ですが)1989年2月、アラスカのマッキンリー冬季登頂をめざすも、3人のパーティー全員遭難死 名塚秀二 2004年10月、アンナプルナI峰で雪崩により死亡 田辺治 2010年9月、ダウラギリで雪崩により行方不明 9座登頂して生存しているのは近藤和美(こんどうかずよし)ですが、もう70歳近い年齢なので、14座完登はまず無理。(ただし、まだ現役で高所登山を続けている模様) 更に、すでに8000メートル峰14座完登を達成している世界の登山家を見ても、最初のラインホルト・メスナーは生きていますが、翌年達成したポーランドのイエジ・ククチカは1989年ローツェ南峰で転落死、3番目のエアハルト・ロレタン(スイス)は、昨年4月にスイスアルプスのグリュンホルン(4043m)で転落死、8番目朴英碩(韓国)も昨年10月アンナプルナで遭難死。 これほど致死率の高い危険な世界はありません。竹内洋岳自身も、2007年に雪崩で重傷を負い、同行者が死亡しています。 これから先も、この種の高所登山を続けている限りは、死の危険と隣り合わせと言うことになるのでしょう。そもそも、今回のダウラギリ1峰は、まだ下山も終わっていないので、これから遭難する危険だってなくはない(もう、だいぶ下がってきていると思うけど)。 かつて日本で8000m峰完登に一番近いと思われた山田昇は、映画「植村直己物語」に、確か撮影スタッフとして参加しています。何で読んだか忘れましたが、主役の西田敏行が死ぬ思いで5~6時間かけて登ってきたところを、後から追いかけてきて30分で登ってきたということがあったそうです。まあ、西田敏行って持久力系のスポーツは苦手そうな体型ではあるけど、その当時はまだ30歳代ですからね。 技術はいうまでもありませんが、体力的にも相当の持久力がなくては、8000m峰なんて登れません。私は、多分体力も持久力も無理だな。
石原知事「東京も薄情な街に」…五輪支持低迷で 2020年夏季五輪の招致で国際オリンピック委員会(IOC)の1次選考を通過したものの、IOCの世論調査で都民の支持率が低迷したことについて、石原知事は25日の記者会見で、「東京も薄っぺらくて薄情な街になってしまった」とぼやいた。 IOCの調査では、東京の支持率は47%どまり。石原知事は「いま日本人が何に胸がときめくかと言えば、ちまちました『我欲』の充実。痩せた民族になってしまった」と作家らしく分析し、「低ければ、それを上げる努力をするだけのこと」と、来年9月の最終選考に向けて世論を喚起していく考えを明らかにした。 --- 自分の主張に賛同する市民が半数に届かないからと言って、「薄っぺらくて薄情」「痩せた民族」って、いったいどれだけ「自虐」な考えですか。民意は特にオリンピックを求めてはいないのに、知事は東京オリンピックを招致したいという、そこのところに「我欲」がないとでもいうのでしょうか。 私自身は東京でオリンピックを開催することに、特に賛成でも反対でもありませんが、2度目の東京より初めてのマドリッドあるいはイスタンブールの方がいいんじゃないか、とも思います。 大方の都民は、「今そんなことにお金をつぎ込む余裕なんてあるの?」と思っているんじゃないでしょうか。少なくとも、「東京でオリンピックをやりたい」という草の根の熱意を感じることはありません。2016年オリンピックに落選する直前も、同様でした。2009年に東京が落選したとき、オリンピック開催への支持率は55%と報道されていました。ということは、そのときより支持率はさらに下がっているわけです。これから広告宣伝費をぶち込んで支持率を上げるつもりなんでしょうが、果たして効果があるでしょうかね。 そういえば、前回のオリンピック招致運動は、招致費用として公費だけで100億円と言われます。しかも集めた資金以上の招致費用をつぎ込んでしまい、赤字になって落選以降も寄付を募るという馬鹿馬鹿しい事態に至っていましたが、あの赤字は最終的にどう処理されたのでしょうか。 2020年といえば今から12年後ですが、それまでに東海/東南海/南海地震が起こる可能性だって、決して低くはありません。そうなった場合、果たして東京オリンピックが開催可能でしょうか。極論すれば、今日明日に地震が起こって12年後、なら不可能ではないかも知れません。開催することが望ましいかどうかは別にして、可能不可能というだけなら、ね。だけど開催予定日の数年以内に地震が起きたら、どう考えても開催不能だと思いますね。そのあたりは、どう検討しているんでしょうか。
何日か前の記事ですが 石巻がれき反対派抗議 北九州で搬入8時間半遅れる 東日本大震災で発生した石巻市の震災がれき約80トンが22日、試験焼却のため北九州市小倉北区の不燃物保管施設「日明(ひあがり)積出基地」に搬入された。試験焼却に反対する人が激しい抗議活動を繰り広げたため、予定より約8時間半遅れの作業となった。反対派の2人が福岡県警の強制排除に抵抗し、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。北九州市は予定通り23日から試験焼却を行う。 がれきは19日に石巻市をトラック28台で出発。午前9時ごろ、最初の6台が施設前に着いたものの、反対派約40人が施設正門前で先頭のトラックを取り囲んで搬入を阻止。「市長を呼べ」などと大声を上げ、阻止活動を続けたため、市は午後になって「業務に支障がある」として、門の前からの移動を求めて警告。午後4時ごろ、同県警の警察官約40人が強制排除した。 午後8時までに27台が施設内に入ったが、1台は施設入りできず、23日以降に荷卸しする。(以下略) --- 私は、このブログで度々意見を表明しているように、原子力発電には反対です。近い将来にすべての原発を廃止すべきだと思っています。私自身は「即時全面停止」は無理と思っているのですが、脱原発派の中で内部対立しても得になることなど何一つないので、「即時全面停止」という主張を批判しようとは思いません。 が、しかし、被災地の瓦礫受け入れ反対というのは、そりゃいくら何でも、と思います。 もし、原発の避難地域の、放射能汚染のある瓦礫を広域処理で遠方にもっていくという話だったら、そりゃ私も反対です。しかし、実際にはもちろん、そんな危険な瓦礫が広域処理されるわけではありません。 今回北九州に運び込まれたのは、石巻市の瓦礫です。文科省の放射線量分布マップで確認すると、石巻市の空間線量は、ほとんどの場所で毎時0.1マイクロシーベルト以下です。 この数値は、東京付近の空間線量と大差がないのです。毎時0.1マイクロシーベルトというのは、年間で0.9ミリシーベルト未満に過ぎません。これはICRPの聞く順を超えない数値です。これをダメだということになると、東京にも住めないという話になってしまいます。 現実に、被災地には大量の瓦礫があり、それを処理しなければなかなか復興も進みません。もちろん被災地の中で瓦礫を処理する方が、瓦礫を運ぶ移動距離も短いし、地元で復興のための雇用もできるから、その方がより良いのは言うまでもありません。でも、現実的に被災地だけで全部の瓦礫を処理するなんてことは無理なのです。被災地以外でも瓦礫の処分をしなければ、とうてい間に合わない。それで良いんでしょうか。 そういう意味で、私は被災地の瓦礫を広域処理するのは仕方がないと思います。私の住む東京も、瓦礫を受け入れる。それについても、特に反対ではありません。もちろん、放射能汚染のあるものでなければ、ということですが。 石巻市の瓦礫程度でも受け入れ反対というのは、いくら脱原発派の私でも、さすがにそれはどうかと思わざるを得ません。 ただ、それにしても石巻から北九州は遠い。1000kmを遙かに超えます。広域処理が必要とはいえ、できれば近い場所の方がより良いと思うのですが、なぜよりによって北九州なんでしょう。いや、もちろん北九州市が「受け入れOK」と名乗りを上げたからですが、名乗りを上げた自治体は北九州だけではありません。確か秋田市も受け入れるはずだし、私の住む東京都も名乗りを上げていたはずです。大阪も、橋下の例の「瓦礫を受け入れないのは憲法9条のせいだ」というトンデモ発言はあったけど、瓦礫受け入れを言っていたはずです。他にもあります。これらのどの自治体もも北九州よりはずっと被災地に近い。そんな中で、わざわざ遠い北九州に瓦礫を送るというのは、どうもちょっと違和感を感じることも事実ではあります。すでに他の自治体が目一杯受け入れているから、いよいよ北九州まで順番が回ってきた、というなら分かるけど、そのあたりはどうなのでしょう。 結局のところ、まだまだ瓦礫受け入れに名乗りを上げる自治体が少ないから、どんなに遠くても名乗りを上げた北九州に、ということなのかも知れません。もしそうだとしたら、瓦礫受け入れに名乗りを上げる自治体が少なすぎる、ということが問題なのかも知れません。
元慰安婦の写真展、批判投稿相次ぎ中止 東京で6月から開催予定の元従軍慰安婦をテーマにした写真展について、会場運営元のニコンが突然、中止を決めたことが24日分かった。インターネット掲示板には「ニコンに不買運動をすべきだ」「抗議電話をして売国行為をやめさせよう」などと開催を批判する投稿が相次いでいた。 ニコンは実際に抗議が複数あったとしつつ「中止理由は諸般の事情を総合的に判断して決めたとしかいえない」と説明。主催者は「一方的に中止を通告され、納得できない」と話している。 写真展は名古屋市在住の韓国人カメラマン安世鴻さん(41)が企画。 安さん側によると、戦後に中国に取り残された朝鮮人元従軍慰安婦を撮影した38点の展示を昨年12月、ニコンに申し込み、今年6月26日~7月9日に東京都新宿区の「新宿ニコンサロン」を使用する予定だった。しかし今月22日に突然「理由は言えないが中止になった。おわびにうかがいたい」と通告されたという。 ニコン広報課は「安さんには礼節を尽くしておわびしたいと考えている」としている。 --- 戦術的な面で言えば、ニコンという一般企業の運営する会場を使うのではなく、公的施設を使った方がこういう事態への対策としてはよかったんじゃないかと思うんですけどね。 それはともかくとして、従軍慰安婦を巡る問題について、議論はいろいろあるのは分かりますが、写真展を行うことすら妨害しようという輩には、開いた口がふさがりません。自分たちの主義主張の反する意見の存在自体を許さないというわけです。今回、例の在特会が動いたかどうかは知りませんが「俺たちの言論の自由を守れ、俺たちが奴らの言論を封殺する自由も守れ、奴らの言論の自由は剥奪しろ」と言っているに等しいという意味で、こんなことをやっている連中のレベルは在特会と何も変わらない。在特会と喧嘩別れした西村修平らの「主権回復を目指す会」は今回動いていたようですが、「似たもの同士」が喧嘩別れしても、やっていることのレベルはしょせん変わらないと言うことでしょう。 それにしても、在特会、あるいはそれと同レベルの連中が騒げば、彼らの敵視する集会は中止される、なんてことが定着したら、日本の言論の自由は危機的です。
一見人当たりが良さそうに見えて、何か「スイッチ」が入ってしまうと激変してしまう人というのがいます。突然怒りだしたり、時には暴力をふるったり。 詳細は書きませんが、私はそういう人たちを相手にする機会が割合に多いのです。 その手の人たちに多くあるのは、境界性人格障害。 で、この犯人もまた、何が原因かは知りませんけど、突然スイッチ入っちゃったんだろうなあ。 <渋谷駅刺傷>男を逮捕…殺人未遂容疑「ぶつかり頭にきた」 東京メトロ副都心線渋谷駅構内で、埼玉県所沢市の新聞販売店の男性従業員(53)が男に刃物で刺された事件で、警視庁捜査1課は23日、埼玉県朝霞市溝沼7、職業不詳容疑者(32)を殺人未遂容疑で逮捕した。容疑者は「渋谷駅のエスカレーターで(被害者と)体がぶつかり頭にきた。刃渡り30センチ程度のサバイバルナイフで刺した。殺意はなかった」と供述しているという。 --- 体がぶつかって頭に来たのでナイフで刺したって、どんだけ短慮だよって話です。 で、この犯人もひょっとしたら境界性人格障害かな、何となくそんな気がするんですけどねえ。「体がぶつかった」ことでスイッチが入っちゃったんだろうなあ。 こんなのがナイフを持ち歩いていて、スイッチが入るとカッとなって殴ったりナイフを振り回しているんじゃ、被害を受ける方はたまったものではありません。 体がぶつかったくらいでナイフを振りかざすんだから、傷害くらいの余罪はゴロゴロわいてくる可能性もありそうです。だとすると、かなりの厳罰が待っているでしょう。 ちなみに、境界性人格障害は、「障害」と言っても、精神疾患による心神耗弱や心神喪失は裁判で認められません。犯罪の事実に疑義がなければ、当然有罪になるでしょう。
富士山頂で身動き取れず=金環食見たさのドイツ男性―静岡 21日午前10時ごろ、金環日食を見るため富士山に登ったドイツ人男性(40)が山頂で動けなくなったと、男性の妻から静岡県警富士宮署に通報があった。命に別条ないが、寒さと疲れで下山が困難という。 山岳救助隊員らが救出に向かったが、強風で8合目付近から上に進めず、同日は中断。22日早朝から救助活動を再開する。男性はテントの中におり、電話連絡も取れているという。 富士山は現在、冬季閉鎖中で5合目から上への登山は禁止されている。同署などは20日、5合目付近にいる観光客らに、日食観察の目的で入山しないよう呼びかけていた。 --- 日食見物のドイツ人男性、富士山頂で動けず 21日午前10時頃、金環日食を見ようと富士山に入った三重県四日市市のドイツ人男性(40)が山頂で動けなくなっていると、男性の妻から静岡県警富士宮署に連絡があった。 県警山岳遭難救助隊が救助に向かったが、強風などのため捜索を中断。22日早朝から再開する予定。 富士山は7月1日の山開きまで、5合目より上の登山が原則禁じられている。 発表によると、男性は19日午後2時頃に富士宮口5合目を出発し、テントで1泊して登頂。山頂で日食を待っていて、寒さと疲れで自力下山できなくなったという。21日午後4時半頃、妻に携帯電話で「元気、食べ物もある」と話したという。 --- 遭難自体については後述するとして、富士山の5合目から上の冬季登山が禁止と書かれていますが、私はまったく初耳なんですが、これって事実なのでしょうか。 冬の富士山といえば冬山としても難易度の高い山ではありますが、それでも登る人は少なからずいます。山岳部や山岳会の雪上訓練のメッカでもあります。滑落停止訓練をやっていて、止まりきれずに本物の滑落になってしまったような話も耳にしたことがあります。近年では元F1レーサーの片山右京が冬の富士山で遭難し、同行者2人が亡くなったことが記憶に新しいところです。 彼らはみんな登山禁止を破って富士山に登った、ということなのでしょうか。 まあ、そんなことはないと思います。 静岡県警の冬山情報のページがあります。 富士山については 冬の富士山は気象条件が厳しく、氷点下30度の気温、風速30mの強風も希ではありません。単独峰のため、突風による転倒事故が多く、厳寒期の8合目以上では青氷状態でアイゼンが効かないことがあります。毎年アイスバーンでの滑落事故が発生しており、ピッケルやアイゼンなどの冬山装備を使い確実な滑落停止や耐風姿勢の取ることができる高度な登山技術が必要です。 アクセス道路の「富士山スカイラインから富士宮5合目に至る区間」並びに「御殿場口登山区間」及び「須走口のあざみライン馬返しから須走口5合目まで」は、積雪する11月下旬から4月下旬まで通行止めとなります。通行止め期間は、気象条件等により変更となる場合があります。 スキーやスノーボードでの滑降は急傾斜面が多く、露出した岩場も多く見受けられることから、大変危険です。毎年転倒により生命にも危険が及ぶ大きな事故が発生しており、極めて危険です。 宝永第一火口内は、上部からの崩壊があり、落石を受ける可能性が高いので、奥へ立ち入らないようにしてください。 単独峰のために一定方向ではない強い突風が吹きます。平成21年12月には突風でテントが飛ばされ、2人が死亡しています。※引用者注 これって片山右京の遭難のことを差しているようです と書かれています。どこにも冬の富士山が登山禁止とは書かれていません。というわけで、これは誤報じゃないかと思うのですが、どうでしょう。 実際のところ、厳冬期の富士山は、気温はマイナス20度以下、「体が宙に浮く」とも言われる猛烈な風と、全面アイスバーンのカチンカチンの氷で、かなり困難な山ですが、今の時期はさすがに気温も上がり雪もゆるんでいるので、そこまで危険な状況ではないと思われます。(とはいえ、昨日の山頂は最高気温-4.7度、最低気温-10.3度で、まだまだ寒さは厳しい)厳冬期の富士山には私はとても登れませんが、今の時期なら、冬山装備なら登れないことはないだろうと思います。 遭難騒ぎになったドイツ人は、その後の報道によると、幸い無事救助されたようです。ただ、別の報道によるとアイゼンもピッケルも持っていなかったようで、それが誤報でないなら、いくら何でも無謀登山というものです。もっとも、逆に言えば今の時期ならアイゼン・ピッケルがなくても山頂までたどり着けるということでもあります。厳冬期だったら、登りとはいえ絶対途中で滑落している。しかし、下りのことを考えなかったのは、失敗ですねえ。せめてピッケルだけでもあれば、シリセードで下ることのできたでしょうが。 検索したら、YouTubeに富士山をシリセードで下る動画がありました。 私が穂高のザイテングラードを下りたときより、はるかにスピードが出ている感じです。斜度はザイテングラードの方がきつそうな気がするけど。もちろん、厳冬期にこんなことは不可能です。(雪の硬さが違うので、そのまま止まれずに滑落死する)
昨日の記事に「減光フィルタがいる」と書いたけど、デジカメにフィルタは装着できなくても、レンズの前にかざせば良いだけということに気がつきました。 減光フィルタは持っていないのですが、その代用になるPLフィルタ(偏光フィルタ)は2つも持っているので、これを使うことにしました。もちろん、本当は一眼レフ用です。(フィルムの一眼レフで撮影すると現像までに時間がかかるし、出勤前後に大きなカメラを持ち歩きたくなかったので、コンパクトデジカメだけで撮影しました。) 日食観測メガネをカメラの前にかざすことも考えましたが、のぞき窓がカメラのレンズより小さいので使えませんでした。 もし快晴だったら、PLフィルタの2枚重ね程度では明るすぎたかも知れませんが、薄曇りだったのでうまく撮影できました。結果的に天気が今ひとつだったことが幸いしたかも知れません。 撮影を開始した時点で、すでに金環食は始まっていました。 ![]() ちょうど良い具合ですね。デジカメの最大望遠(12倍)です。 太陽の部分だけトリミングしてみました。↓ ![]() もう1枚。 ![]() 同じ写真のトリミングです↓ ![]() 残念ながら金環食はおしまい、あとは部分日食です。 ![]() ![]() ![]() ![]() コツは、露出をマイナスに補正することだということが分かりました。もっとも、次に皆既日食や金環食を撮影する機会があるかどうかは分かりませんけど。東京では、私が生きている間に金環食も皆既日食も見る機会はないですからね。 それにしても、金環食でも案外周囲は暗くなるものですね。暗闇というわけではありませんが、もの凄く雲の厚い曇天の日、あるいは日没直前くらいの明るさだなと感じました。 追記 2035年9月2日に能登から北関東にかけて皆既日食があるんですね。生きていれば私は70代後半。東京は皆既日食の範囲からちょっと外れるけど、つくばあたりがギリギリ圏内のようです。そのくらいの距離なら見に行ってもいいなあ、ただし、そのとき生きていて健康ならね。
どうも天気が今ひとつよくないみたいですね。さて、どうなるでしょうか。私は自宅で金環食を見てから出勤すると、始業時間ギリギリになってしまう(同じことを考えて出勤する人が多いとすると、電車が大混雑で遅刻したりして)ので、乗換駅かまたは職場付近で見ようと思っています。早起きしなくちゃ。 それはともかく、みなさん、くれぐれも太陽を直接見ないように気をつけてください。 私は、眼鏡をかけているときと暗い場所ではわからないのですが、明るい場所で眼鏡を外すと、視界にいくつか黒い影があるのです。このうち、少なくとも一つは太陽を見てしまったことが原因です。それは、この写真を撮影したときのことです。 ![]() 2004年のゴールデンウィーク、北アルプスの蝶が岳でのことです。映っている山々は穂高連峰ですが、その右端に太陽があります。丁度夕方、日没直前です。写真はずいぶん暗いですが、実際にはもう少し明るかったように記憶しています。いずれにしても、夕方だし、そんなに長い時間ファインダーをのぞいていたわけではないのです。よく覚えていませんが、数秒程度ではなかったかと思います。それでも、目に太陽が焼き付いちゃった。しかも、その代償に撮った写真がこんな程度ですからねえ。 我ながら、バカなことをしたもんです。撮った直後から、目に黒い影がなかなか消えず、「これはちょっとしくじったかな」と思いました。ただ、翌日には影はなくなった(ように感じた)ので、その後しばらくはそんなことを忘れていました。 しかし、確かその翌年だったと思うのですが、子どもとじゃれ合っていて、眼鏡のフレームを壊されてしまったことがあり、そのときになって、まだ目に影があることに気がついたのです。その位置が、この写真を撮った際に目に焼き付いてしまった影と同じだったので、「あのときだ」とすぐに思い至りました。 一応は、「太陽を直接見るのはよくない」という意識はあって、カメラのファインダーごしの太陽を、長く見続けないよう意識したつもりでも、こんなザマですからね。 まあ、眼鏡をかけているときは気がつかない、眼鏡を外しても暗いところでは気がつかない程度の影ですから、日常生活上の実害は(今の時点では)ないですけど、場所が場所だけに、一歩間違えて実害が出るほどのことになったら大変です。 というわけで、このブログをごらんの皆様は、是非、私のような失敗は犯さないように気をつけてください。私も、今回は日食グラスを手に入れました。 もっとも、デジカメならファインダーをのぞかなくても(というか、私のデジカメにはファインダーがないんだけど)、ディスプレイ越しに見ることができますけどね。 ・・・・・・そういえば、普通のデジカメで日食の撮影ってできるのかな。私のデジカメはF8までしか絞れないんだけど。本当は減光フィルターがいるでしょうが、そんなもの、コンパクトデジカメにはつけられないからなあ。まあ、いろいろと試してみます。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |