2月2日に、東京電力管内で今冬の最大電力を記録したそうです。そのときの記事によると
寒波で暖房利用増、最大電力が今冬最高に
全国的に厳しい冷え込みとなった2日、各地で家庭やオフィスなどの暖房利用が増え、東京電力や関西電力など電力9社管内で、最大電力(午後7時までの速報ベース)がこの冬の最高を記録した。
東電管内は午後6時台に4967万キロ・ワットを記録し、この冬の最高を1万キロ・ワット更新した。供給力に占める電力使用率は93%まで上がったが、東電は「安定供給に支障はなかった」としている。
大雪に見舞われた東北電力管内も最大電力が1360万キロ・ワット(午後5時台)と2日連続で今冬最高を更新し、北海道電力から電力融通を受けた。
----
4967万kwというのは、実は昨夏の最大電力の記録(4922万kw)より多いのです。しかし、「安定供給に支障はなかった」そうです。一方、現在稼働中の原発は、全国で3基のみ。うち東京電力は柏崎刈羽原発6号機のみです。記事によれば、関西電力の今冬の最大電力を記録したそうですが、その関西電力も稼働中の原発は1基のみ。関西電力はもともとの原発依存度が高かったことから、昨夏は「電力が足りなくなるのではないか」と言われましたが、目下のところはこのとおりです。
もちろん、充分に余裕があるという状況ではないにしても、これだけの厳冬でも、原発なしで何とかしのげています。であれば、今後も原発なしでも電力供給は可能ではあるまいか。
私は、「すぐに全原発を廃止するのは無理にしても、10年以内に段階的に廃止すべき」と言ってきましたが、春にはすべての原発が停止する見込みだそうで、どうも現実は私の主張よりずっと早く「脱原発」状態が実現してしまいそうです。私ですらも、電力会社の宣伝文句に騙されていたのかもしれない。
もちろん、それも節電努力あってのことではあります。我が家は依然として節電継続中で、1月の電気使用量は昨年比で38%減でした。世間一般も節電はしていますが、昨夏ほどの規模ではないように思います。製造業が夜間操業したり、休日を土日以外に振り替えたりということは、私の知る限りは行われていません。現状程度の節電で原発が不要になるのと、電気をどんどん使って原発をどんどん動かすのと、はたしてどちらの方がよいでしょうか。
私は前者を選びたいですね。