カテゴリ:いぬのこと
久々に歩いた道に、少しずつピンク色に染まろうとしている木が数本。 どんなことがあろうと、春はやってくる。 花は「だいじょうぶ。」とつぶやいているよう。 なんとなくほっこりと、安心した気分になりました。 先週の夕方、姉からメールが届いた。 内容は「福島原発の件の国からの発表は、真実の半分以下しか発表してなく、実際はかなり危ないらしい。K議員周辺やお偉い様はどんどん脱東京をしているとのこと。この情報はK代議士の奥様から直接聞きました。早いうちに西へ逃げて!子供達を守って!!」というもの。 思わず、はぁ~???チェーンメールか??? と、メルアドが、本当に姉からなのか何度も確認したほど。 K代議士の奥様は、姉が勤めている病院へ通っていて、そこで話を貰ったらしい。 その日は、夕方からの計画停電の為、電車の本数がかなり減り、駅は大混雑になった日だった。 その情報がテレビで発表する数時間前に、 その奥様から、原発の件と同時に聞いており、 急遽、病院の営業時間を変更し、早めの帰宅となり、混雑にはぶつからずスムーズに帰宅できたとのことだった。 そんなトリック(?)もあって、原発の件も信じたのだろう。 夜「メールみた?」と電話がかかってきた。 「うん見たよ。でもね。西に逃げるって行っても頼るところもないし。旅行するほどお金に余裕がないし。無理だよ。」と返事をすると、 「関西方面にいる知り合い数人に頼んであげるから。逃げた方がいいって!。」とかなり焦り気味。 もう、このあたりでプチプチと切れていた私。 「あのさー、その奥様とやらもね、そんなとこでプチ情報流してないで、さっさと危険な区域に住んでいる人をなんとかしなってことでしょ。今一生懸命どうにかしようって、危険を冒して頑張っている人達に失礼じゃないの?K代議士ってテレビじゃ大きなこといっているけど、大した人じゃないねっっ。」と、少々ブチ切れ状態で言うと、 「混乱が起きるから、本当のことを発表できないって言うの。逃げる逃げないは貴方たちの選択だけど、将来子供達に何かあって『あーあの時・・逃げていれば』って思いたくないでしょ?何とか私が逃げれる場所を頼んであげるから。」と引き下がらない。 「はいはい。私の一存では決められないから。鼠君とよく話し合うから。じゃーねっ!(ガチャン!!)」と電話を叩ききった。 余震、計画停電、原発・・・こころ忙しない時に、 この姉からの助言・・というか悪言。 もうかんべんしてくださーい!!!!って、思った。 でも、「どうにかなるっしょっ!!!」と開き直った気もする^^; 心配して言ってきてくれたことだろうけど・・・。 幸い(?)ネットで調べようと思ったら、難しい専門用語も詳しく解説してくれるHPがある。 私なりに調べ、鼠君と話し合い、結果我が家で粛々と過ごすことにした。 感情的にならずに、どんな情報も冷静に判断して、自分の行動を決めようと思った。 子供達を守るために・・どっしりと構えていられる「強さ」がほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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