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★☆★今日のオススメ・チューン★☆★
The Final Countdown / Europe 日替わりで一日一曲ずつ、必殺の感動チューンを紹介しております。この一曲のために、それが入ってるアルバム買う価値あり、それくらいのレベルのものだけを厳選していきます☆ 過去の紹介曲は、リンク先にありますよ。
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オバサン「もしもし?…加藤ですけれども」
私「…はい。」 オバサン「いつもピアノの教室でお世話になっております」 私「…はい?」 オバサン「本日のクラスの件なんですけれども」 私「あ、多分間違い電話ですよ。」 オバサン「あ、すいませんでした…。」 なんか知らんが、ここへ来て最近わたしの携帯電話に、滅法よく間違い電話がかかってくるのである。 今も謎のオバサンからかかってきたのであり、今月に入ってから早くも三件目である。 いつも知らない携帯番号からかかってくるのだが、まぁ登録してなかったりすることもよくあるので、とりあえずは取るわけである。 しかも、本当に知っている人だった場合、こちらの携帯電話に登録してなかったことがバレたらちょっと気まずいので、なるべく分かっているフリをする。 間違っても「あなた誰ですか?」などといっては、本来登録してあるべき人だった場合、これは都合がよろしくない。 最初に来たのは、こんな感じのだった。 -------- オバサンA「もしもし、渡辺ですけれどもこんにちわ~」 私「はぃ…?えーっと…」 どの渡辺ですか。だいたい、現在身近な人で渡辺ってあんまりいないんだけど… オバA「…あ、もしもし?佐々木さんですよね?」 おお、間違い電話か!そしてどうやら、こちらの空気を読んでくれたようだ。 私「違います。」 オバA「あ、失礼しました。」 -------------------------------- よくあるパターンだ。 やっぱりね、間違えてかけてしまった場合は、いち早く自分の過ちを認めて、あやまってさっさと切ることが大事ですよね。 ところが世の中そういう人ばかりではない。 次に欠けてきたオバサンは強敵だった。 ------------ オバサンB「あ、もしもし?」 私「…ハイ。」 オバB「神田のセツコです~、おひさしぶり!」 私「…はぁ。あ、あの、、」 オバB「ヨシ君、ほんとに久しぶりだねぇ~!」 ヨシ君?? これはさすがに間違い電話だろ。ということで、違いますと言ってやることにした。 私「あ、すいません、ちょっと…」 と、私が言い終わるか言い終わらないかくらいのタイミングで間髪入れず、 オバB「あ~、」 おお。 私の、誰だか分かってない空気を察してくれたようだ。 オバB「もうずいぶん会ってないから分からないかね、セツコおばさんだよ。」 ちがーう! 私「す、すいませんが、私は…」 オバB「ヨシ君!まだ小さかったからもう分からないわねぇ。」 私「いや、そういうことじゃなくて…」 オバB「神田のねぇ、セツコおばさん。分かる?」 わかりませんよ。 私「すみません、分かりません」 オバB「そうだよねぇ、ヨシ君小さかったから」 …埒があかないので、ここはハッキリ言ってやろう。 私「いや、あの、たぶん間違い電話だと思いますよ!」 オバB「あー、そうかぁ!」 オバB「間違い電話なんじゃなくて、神田のセツコおばさん!」 いや、それは分かったから。 私「いや、あの、本当に間違い電話ですよ」 オバB「うん、ヨシ君、もう昔のことだから忘れちゃったよねぇ。」 どうやら、自分が間違い電話をしているという意識はカケラも持ち合わせていないようで、かけている相手はヨシ君だと信じて疑っていないようだ。 私「あの、ホントに、間違い電話だと思いますよ?」 セツコ「神田のセツコおばさんなんだけどね、ヨシ君、」 私「私は、ヨシ君などでは、ないっ!!」 セツコ「…(しーん)」 私「間違い電話です。」 セツコ「…あ」 …ガチャン! おのれ、セツコ。 自分の過ちを認めることなく、不当に迷惑をかけておきながら一方的に切りおった。 しかし、なんでこんなに間違い電話が多いのだろう。 たぶん、ヨシ君が以前使っていた番号なのだろう。 ちゃんと番号を変えたら、変更したことを伝えとけよ、ヨシオ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/26 03:41:48 PM
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