マイナスの売上高
東京は最近天気がパッとしませんでしたが、昨日からやっと真夏が戻ってきましたね。昨日は息子と昭和記念公園のレインボープールに行ってきました。平日なのに結構込んでいて、プールの近くの駐車場は満車で、遠くの駐車場からシャトルバスで移動する必要がありました。さて、大敗北を喫し撤退したジェイブリッジが、昨日1Q決算を発表しました。もう関係ないので興味はなかったのですが、IRStreet というIR情報のメール送信サービスで送られてきたので、ちょっと見てみたら奇妙なことに気づきました。セグメント別売上高に関する記述を抜粋します。*** 抜粋開始 ***事業別セグメントの売上高は次の通りであります。1 投資事業 ジェイ・ブリッジ(株)の投資部門等が属しており、企業活性化を目的としたハンズオン型プリンシパル投資を積極的に行っております。当第一四半期につきましては、(株)タスコシステム(JASDAQ) への新株予約権行使等を行いました。 当第一四半期の投資事業の売上高は -1,307 百万円となりました。*** 抜粋終了 ***売上高がマイナスです。売上高の前年同期比でもなく、営業利益や営業キャッシュフローでもありません。理由について何も説明がありません。投資事業の売上高って、どうやったらマイナスになるのでしょう?前期の売上に含めたものが、キャンセルされたのでしょうか?2006.3 期の決算短信で、投資事業のセグメント別売上高の説明を見ると、最後のほうに次の記述がありました。*** 抜粋開始 ***しかし、その一方、投資先株式等の株価下落により、有価証券運用損 1,035 百万円及び営業出資金運用損 25 百万円を計上する結果となりました。*** 抜粋終了 ***運用損って、マイナスの売上になるのですね。改めて考えてみると、投資事業の運用益は売上になり、経費はその運用にかかった費用ですので、運用損はマイナスの売上になると言われれば、納得がいきます。マーケットが下落すると含み損がでるので、利益が減ったり損失がでることは、漠然と理解していましたが、売上高がマイナスになるとは認識していませんでした。こんなことに今更気づくなんて、理解しないで投資した証拠です。負けて当然ですね。