GDPが株価の伸びを決定する?
長期的にはGDPの伸びで株価の伸びは決まってしまうのでしょうか。複数の書籍でそのような記述を見かけましたが、 ・データを併記しているもの ・理論的な根拠を示しているものはありませんでした。あたかも既知の事実のように話しているもの(唐突)、「~という説が近年言われるようになってきて~」のように断定を避けているものしかありませんでした。これってすごく重要な話だと思うんですけどね。「ROICがWACCを下回っている企業は価値を破壊している」と同じくらい意味不明だと思うんですけど。書いてる人がちゃんと理解していないのではないでしょうか。読んでいて違和感があるくらいだから、書いている人は絶対その違和感に気付いているはずです。こんなチラシの裏に書くのと大差ないブログでも、書いているうちに「あれはどうだっけ?」「まてよ、ホントにこれでいいんだっけ?」と思うことはたくさんあります。読者が別途トレースしたり思考実験できるように、 ・出典を示す ・根拠を示す ・前提条件を示すということは基本中の基本だと思うのですが、残念がらこれらをきっちり押さえている書物は少ないように思います。投資本は文学作品とは違うんだから、感性で書かないでほしいです。GDPと株価の件は、感覚的にはそんなに間違ってない気がするんですが、誰か詳しい人がいたら教えてください。正しいとすると、日本に投資するのは(長期的には)得策でなく、現在の割安さが失われたときに売ってしまうことが合理的になります。このブログは投資ブログランキングに参加しています。励みになりますので応援よろしくお願いします。最近ますますGoogle様に頼りっぱなし。グーグルのすごい考え方