研修会発表
先日の発表の原稿をUPします長文で読みづらいですが・・・ 皆さんこんにちは。このような席で始めて発表させて頂く事になり大変に緊張しておりますが、子育てのプロの皆さんから勉強をさせて頂く思いで出席させて頂きました。本日は子育て中のママを代表して日頃感じていることをのべさせて頂きますのでよろしくお願い致します。 現在、幼稚園年中の5歳と2歳半の息子と毎日格闘中です。子育てサークル「ポニー」の三代目代表幹事として、また、子育ていれかわりたちかわり実行委員会のスタッフとしても活動しております。 サークルポニーは、今から5年前、長男が生後6,7ヶ月の頃、市主催の「育児教室」に参加したメンバー約60組の親子で結成され、うまどしに生まれた子どもたちなので皆で「ポニー」と命名されました。当時、サークル運営の何も分からない私達に、健康会館保健士の遠藤さんは親切に様々なアドバイスを下さり、イベントや講座を企画し楽しく開催することができました。その中から悩みなど何でも話せる友人もできました。転勤や引越し、幼稚園入園など、それぞれ環境も変わり今では13組になりましたが毎月公民館や競輪場和室などで楽しく集っています。 子育ていれかわりたちかわり実行委員会は「夢育て・たちかわ子ども21プラン」の中から生まれた市民団体です。 立川で子育てしている人、子育て支援にかかわる人(かかわりたい人)のネットワークを作ることを目的として立ち上げられました。ホームページでは児童館、保育園、幼稚園のイベントや登録団体のイベント、市広報の子育てに関る内容等、皆さんに沢山の情報をお伝えしております。実際に、今、私達のほしい情報や企画を考えスタッフはボランティアで運営しております。市や企業との協働としてイベントも開催。最近では「立川タカシマヤ」赤ちゃんフェアの「ベビーボンディングと子育てQ&A」や、家庭支援センターとの共催で「初めての離乳食講座」を開催し参加者からも大変好評です。11月26日は「シネマシティ」との共催で「子連れで映画を楽しもう」という「シネマのたまて箱」を企画し「ミニトマの木」さんにも協力していただき開催する予定です。いれたちの他のスタッフの皆さんは様々な分野でも活躍中の方々ですので、現在子育て中の当事者として、また微力ながら子育て支援にかかわるものとしても毎回が勉強の場となっております。 私が活動を通して感じているのは、乳幼児を抱えるママ達がもっと気軽に、安心して外にでて子育てを楽しめる環境とはどういう事かということです。私を含め多くの友人は、子連れの外出は世間に様々な「遠慮」をし「配慮」をしています。中にはしているつもり?の人もいるかと思いますが。泣いたり騒いだらすみませんと周りに謝り、デパートでジュースをこぼしては謝り、飛び出して自転車にぶつかりそうになっては謝り、電車のドアにベビーカーの車輪が挟まっては謝り。今日もごめんなさいの一日だった・・・と疲れることも度々でした。 そんな中で、外出が楽しく過ごせた日は、「二人も連れてえらいねえ」とか「重いの抱っこしてしんどいねえ。がんばってるねえ」と、見ず知らずの方に思いがけず褒められた時でした。札幌出身の私と熊本県出身の主人は典型的な核家族なため、出産から育児も手探りではじまりました。たまに会う両親たちの「躾ができていない」「左利きはなおしなさい」など、子育ての先輩として経験と自らの信念に元づくアドバイスが、見知らぬ土地で無我夢中で孤軍奮闘もみくちゃになっていた私には今まあdの頑張りを「否定」「批判」として胸に刺さり辛い時期もありました。勝手な言い分かもしれませんが、やはり「批判」ではなく頑張りを「評価」されるほうが誰でも嬉しいと思います。 頑張る栄養になると思います。その栄養が子ども達にも注がれて行くのではないかと思います。育児は育自、私達も自分育て中です。 幸にも立川での子育ては妊娠中の母親学級に始まり、現在に至るまでいろいろな方に出逢い、助けられました。現在の活動も子連れでスタッフとしてのお手伝いの時も有り、皆さんに「子連れでがんばってるね」と褒められるから楽しいのかもしれません。富士見町の我が家の近所では近くのおばあちゃんや同じマンションのおじさんが親戚のように、温かく声をかけてくださいます。「がんばってるねえ、今が一番輝いてる時期よ」その「がんばってるね」が子どもにも「お母さん頑張ってるんだね」と心に届いているようです。 先日読んだ本に「「子育て」といい「教育」といい、未来からの使者である子どもとかかわっていくことは、なんと壮大なロマンでありましょうか。」とありました。「自分の」と思えば周りが見えなくなり親のエゴで関ってしまい、果てには「自分の子」だから何をしても良いと虐待したりと、あまりにも哀しい出来事が多い時代です。 私は「未来からの使者」とあるように「未来」を育てているんだ、と少しでも社会的な責任の一端を自覚する中で良い意味で客観的に親子関係を見られるようになって来た気がします。 一人親家族や、病気、家庭不和など、子ども達の環境も様々ですが、願うのは子育てに関る方だけに限らず町全体が「未来からの使者」を「未来」の立川を育てるという思いで、子ども達や親御さんに笑顔で声をかけていただきたいと思います。 まだなかなか外に出られず家にこもりがちな乳幼児の親子や様々な事情のある親子がいると思います。良い出逢いの「きっかけつくり」を、いれたちやサークルを通してつづけ、また、地域のコミュニティー作りも行っていきたいと思っております。 子育てのプロの皆様には、今後とも、私達を見守り、寄り添い、励ましをよろしくお願い致します。さらにその、恩返しがしたいと、子育て支援に係る人が沢山でてくることを願います。最後まで聞いてくださりありがとうございました。以上ですありがとうございました