カテゴリ:漫画
『天は赤い河のほとり』篠原 千絵
みごと高校入試に合格した夕梨(ゆうり)は、 ずっと好きだった氷室君とファーストキスまでして、嬉しいことばかり。 でもそんなある日、彼女の目の前でコップの中の水が勝手にわきあがるという 奇妙な出来事が!!さらに、水槽の中から手が出てきたり 風呂の中に引き込まれそうになったりと、おかしな事は続く。 初めは錯覚だと思っていたのだが、しだいに怖くなっていく夕梨。 そしてある日、氷室君とのデートの途中で、夕梨は水たまりから出てきた手に捕まって、 水の中に消えてしまう。やっとの思いで水から逃れた夕梨だが、 辺りにはさっきまでとは全く別の風景が広がっていた。 なんとそこは古代ヒッタイト帝国で…!? 以上解説 この作品が終了した頃、一気に友達に借りて読みました。 そして今回、図書館に文庫本があるのを見つけ ちょっとずつ借りて、やっと読み終わりました。 人気なのでなかなか番が回ってこず 全巻読むのにかなり時間がかかりましたが・・・・ やっぱ何度読んでもいいね~ 「壮大な長編歴史ロマン」 この文句、合ってると思います。 「王家の紋章」とちょっとかぶるところはあるけれど 私はこっちの作品のほうが好きです。 ちゃんと完結してるので(笑) そしてひとりひとりのキャラもステキです。 死んでしまった皇子達や、ユーリをとりまく双子姉妹 カイルの腹心達、前王妃ナキア・・・・ (天河ではたくさんのキャラが実在) しかしなんたってカイル こんな男性に愛されていたユーリがうらやましい。 けれどユーリもがんばりました。 普通の中学生だったのに、古代に飛ばされ はじめは悩みながらオタオタしてたけれど 自分の信念を貫き、なんだかんだと国を一つにまとめたのだから。 色々な事件が起こるけれど、最後まで目が離せません。 そしてラスト、とてもうまく収めたと思います。 せっかく文庫本になったのだから ユーリが古代に行った後の、 ユーリのいなくなった日本の家族の読みきりも 一緒に載せて欲しかったです。 この作品の見所は・・・・ やっぱカイルとユーリのラブラブでしょうかw 外伝が小説で出ています 2007年5月発売文庫天は赤い河のほとり 外伝~魔が時代の黎明 2007年9月文庫天は赤い河のほとり 外伝~続 魔が時代の黎明~ 私 的 評 価 5 段 階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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