カテゴリ:漫画
『町でうわさの天狗の子』岩本ナオ
緑峰山(りょくほうざん)の天狗の娘、秋姫(あきひめ)は、 下界で母親と暮らしながら中学校に通っている。 お山で修行にはげむ幼なじみの瞬(しゅん)ちゃんから、 天狗になるための修行をするようにいわれるが、断り続ける毎日だ。 そんな秋姫の心の中は、同級生の“タケル君”のことでいっぱいなのだが…。 ヘンテコ青春ファンタジー、第1巻 以上解説 待ちに待った岩本さんの最新刊 しかも1巻と続き物です。 「Yesterday、Yes a day」「スケルトン イン ザ クローゼット」 で岩本ワールドのファンになって フラワーズで連載してるの知ってたんですが やっと発売になりました。 表紙がかわいい~ それに帯はコメントつきで羽海野チカさん大絶賛です。 タイトル通り、天狗の話なんですが。 なんともほんわかしてて、あたたかく ちょっとしたギャグも面白くて ナオさんの世界にどっぷりつかってしまいます。 天狗と共存している街ってのが面白いね。 主人公の秋姫は天狗と人間のハーフ。 天狗になるための修行をしなければならないんだけれど 恋する乙女なんでそれどころじゃない。 ここが普通の女の子っぽいんだよね。 見た目は人間なんだけど、秋姫はすごいパワーの持ち主。 2tトラックなんて軽々持ち上げちゃう。 秋姫はタケル君が大好きだけれど 私は次郎坊、こと瞬くんが好きです。 三郎坊・四郎坊もかわいいけど この彼については謎が多いです。 そのうち明らかになるだろうケド。 同級生なのに、なぜ制服が彼だけ違うのか どういういきさつで、天狗に弟子入りしたのか 彼の両親は 大注目ですね。 そして秋姫の周りのキャラが面白い。 初めは仲が悪かったけれど 大好きなタケルくんをめぐってライバル関係ということがわかり ちょっとわかりあったクラスメイトの金田一さん。 そしてタケル君のお友達の西城くん。 この2人、笑えます。 巻末読みきりの「手をとって、そのままで」は 義姉弟の話です。 ナオさんっぽくてよかったです。 ナオさんの書く絵はとてもあたたかいです。 私 的 評 価 5 段 階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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