カテゴリ:小説
『温室デイズ』瀬尾 まいこ
今最注目の作家が贈る、痛くて沁みる極上青春小説。 トイレでタバコが発見される。遅刻の人数が増える。 これらの始まりの合図に教師たちはまだ気づかない。 私たちの学校が崩壊しつつあることを。 私には一体何が出来るのだろうか……。心に染みる極上青春小説。 以上解説 崩壊した学校が書かれています。 私の小学生時代は、のんびりしたものでした。 表立ったいじめもないし、みんな仲良かったし。 先生は厳しくてよくビンタしてました。 今では考えられないれど。 当時別にそれについて何も思わなかった。 中学も普通でしたね。 私の2学年上は不良は多かったけれど 窓ガラス割るほどでもなかった。 ただ見た目が不良だったくらい。 同級生も悪い人いたけど、同じクラスなら 普通に話せたし、暴力とかもなかった。 ただグループ作って強がってただけw 他校とケンカした、という話はしてたけど それもホントだか・・・ もう5年くらい早く生まれてたら かなりヤバかったらしいけれど。 そう考えたら、私は平和な小中学校生活でしたね。 不良にも時期があるんだろうね。 この作品の小学校、中学校は崩壊してます。 いじめる側から、いじめられる側へ。 いじめに屈しないみちる。 友達を助ける勇気がない優子。 家庭崩壊の瞬。 みちると優子の2人の視点から書かれてます。 優子と瞬のカウンセリング、うまくいってるようでいってない。 みちるのいじめ、終わるのかと思いきや・・・ 優子の行動、無責任な担任。 リアルな中学生活です。 中学生の生の声を聞いているようでした。 いじめを知ったときの、頑固で厳しいみちるの父親が 涙したところではホロリとさせられました。 ラストでは救われるかと思ったら そのままでした。 そこがまたリアルでよかったです。 最後には幸せになる・・・とは限らないからね、現実では。 私 的 評 価 5 段 階 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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