韓国2日目-夜
次に、韓国の伝統茶を頂きに仁寺洞へ行きました。仁寺洞の通り沿いには、伝統工芸からギャラリーなどが並び、多くの人で賑わっていました。欧米からの観光客の方も結構いらしていました。メインストリ-トから一本入った所にあるお茶屋さん「傅統茶院」。古民家のような造りで、室内には古い家具も置いてあり、趣きがあります。メニューは、ナツメ茶やユズ茶などの韓方が中心で、私は五味子茶を頂きました。甘・苦・辛・酸・塩味の5つの味がするという五味子茶。気にして飲まなかったけど、強いのは酸味で、次に甘みを感じるという感じ。滋養強壮や喘息に効果があると言われているそうです。仁寺洞を散策していると、「龍のひげ」という韓国伝統菓子のお店に通り掛りました。龍のひげとは、蜂蜜で作られた16,384本の糸で、松やクルミの実の餡を包んだ、韓国宮廷伝統の流れを汲むお菓子です。器用に手で巻いて作った出来立てを試食させてくれました。ほんのり温かくて、髪の毛より細いフワフワの蜂蜜の糸に包まれた餡(お兄さんはピーナツと言ってた)の食感がおもしろいです。甘さ控えめで、後で空港で買ったものより、こちらの方がずっと美味しかったです。お兄さんに「写真を撮っていいですか?」と訊ねたらポーズをとってくれたので…(お仕事の邪魔にならなければ・という意味で言ったんだけど)地元のお客さんも並ぶ、ホットク屋台。焼き立てのアツアツを頂けます。小麦粉で作った生地に、ピーナツや黒砂糖、シナモンなどの蜜が入っています。蜜に辿り着くまでが長いんだけど(笑)、気をつけないと蜜が垂れてきます。こんな写真を撮ってたら、白い服に蜜をたらしてしまいました。。。その後、再び東和免税店へ行きました。GUCCIのあの店員さんは、、私たちのことを覚えていました(笑)LOTTE免税店で気になったお財布はこちらには置いてありませんでした。やっぱり、迷ったら買う(うのちゃんみたいに、お金があったらね・・)。そしてホテルへ戻り一息ついてから、楽しみにしていた夕食へ。三清洞の、落ち着いたいい雰囲気の緩い坂道を歩いて向かったのは、ここ↓暗くてよく見えなかったけれど、「大きい瓦の家」の店名の通り、瓦屋根のどっしりとした店構えです。私たちが通された部屋は板の間のお座敷で、壁には韓国の掛軸みたいなものが並べて飾られていました。お目当ては、カンジャンケジャン(蟹の醤油漬け)お値段は45,000ウォン前後。前後・っていうのは、グラムで変わってくるからだそうです。付け合せは、キムチや和え物など、韓定食のように小皿が沢山。最初は、黒胡麻のお粥から頂きます。蟹は、ちょっと食べるのが大変。ちょっとしょっぱかったけど、すごく美味しいです。甲羅にご飯を入れて食べても美味しいです。このご飯も雑穀米(多分)で嬉しい。マッコリも入って、私たちは無言で蟹を食べ続けました(笑)最後に甘いお茶(生姜茶?)とお菓子が出ました。ゆっくりしたかったけど、21時半には閉店と言われてしまいました。韓国の夜は、どこも早いなぁ。。お店を出ると雨が降っていて、三清洞の散策も忘れて、真っ直ぐホテルへ戻ってしまいました。お部屋で、今日買ってきたSS501のCDを聴いたり、テレビを見ながらまったりと過ごしました。