石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

「あなたを轢いて逃げちゃったね、きっと私～♪」でおなじみ、
キョンキョン。

『らき☆すた』ＣＤでは『木枯らしに抱かれて』となっていますが、
原曲は『木枯しに抱かれて』です。

　小泉今日子『Ｋ25　KOIZUMI KYOKO ALL TIME BEST』
「あなたに会えてよかった」
「木枯しに抱かれて」
「優しい雨」
「なんてったってアイドル」
「学園天国」
「The Stardust Memory」
「ヤマトナデシコ七変化」
「夜明けのMEW」
「My Sweet Home」
「迷宮のアンドローラ」
「艶姿ナミダ娘」
「水のルージュ」
「月ひとしずく」
「まっ赤な女の子」
「ハートブレイカー（Short Version）」
「渚のはいから人魚」
「キスを止めないで」
「魔女」
「あたしンちの唄」
「なんてったってアイドル（Ｋ25 Remix）」

キョンキョンは、大ヒットシングル曲をベストアルバムに入れる場合は
必ず別バージョンにしてしまうので、気をつけろ！
新聞配達のお兄さんも、気をつけろ！

たとえば『Ballad Classics』に入っているのは
『木枯しに抱かれて（Another Version）』だし。

　小泉今日子『Ballad Classics＋１』
「Flapper」
「哀愁ボーイ」
「木枯しに抱かれて（Another Version）」
「涙のセンターライン」
「魔女」
「Smile Again」
「風のファルセット（Another Version）」
「胸いっぱいのYesterday」
「Today's Girl」
「夜明けのMEW」
「ヨコハマ・スイート・レイン」
「One Moon（Whisper Version）」
「二人（Another Version）」
「The Stardust Memory（Slow Version）」
「ベルベットボイスな夜」

（もともとはアルバム『Hippies』に入っていたバージョンなんだったっけ？）

　小泉今日子『Hippies＋２』
「3001年のスターシップ」
「Hippies」
「木枯しに抱かれて（Another Version）」
「ケチャップつけた安全剃刀」
「東の島にブタがいた Vol.２」
「あそぼゼ」
「凍りの都市」
「今年最後のシャーベット」
「夜明けのMEW」
「One Moon」
「Blueage Dream」
「Kiss」

失礼なタイトルの『ナツメロ』と同時発売された
『Best Of Kyong King』では、
入っているのが『木枯しに抱かれて（Chorus Version）』だ。

　小泉今日子『Best Of Kyong King＋３』
「ヤマトナデシコ七変化（Long Version）」
「Heart Breaker（Short Version）」
「水のルージュ（Berlin Version）」
「夏のタイムマシーン」
「夜明けのMEW」
「Good Morning-Call（Another Version）」
「キスを止めないで」
「なんてったってアイドル」
「木枯しに抱かれて（Chorus Version）」
「月の夜のシ・ア・ワ・セ」
「快盗ルビィ（Ball-Room Version）」
「One Moon（Fairy Tale Version）」
「半分少女（Another Version）」
「艶姿ナミダ娘（Long Version）」
「Celebration」

では、なぜ『Ｋ25』では、
オリジナルの『木枯しに抱かれて』が収録されているのか、というと、
これはデビュー25周年記念のベストアルバムで、
ファン投票によるランキングで、選曲が決定されているからなんですね。
だからファンは、みんなオリジナルの『木枯しに抱かれて』を選ぶわけなんですよ。

ファンじゃないけど、どれかのベスト盤を１枚…というなら、
まず『Ｋ25』を推奨します。

（そんなオリジナル重視の『Ｋ25』でも、
　やっぱり『ハートブレイカー』は、ショートバージョンしか収録できなかった。
　今まで、12インチシングルのドラマ入りオリジナルバージョンがＣＤ化されたことはない。
　「メガネスーパー♪」抜きの『ハートブレイカー』に、どれほどの価値があろう。
　惜しいことであります。
　よっぽど、吹田明日香が強硬に権利を主張しているのか？）

*

『木枯しに抱かれて』は、高見沢俊彦も自分で歌っていて、
アルフィーのシングルでＢ面に入れている。

だから、男でもカラオケでは歌いやすい曲なんですね。
（高見沢の声が平均的日本人男性の声と同じだ、というわけじゃないけど。）

でも、アルフィーのバージョンである『木枯らしに抱かれて…』が、
もしカラオケに入っていても、
それはキョンキョン版よりも新しく歌詞が増えているので、
きっと歌いにくいですよ！

THE ALFEE『シングル・ヒストリー Vol.３（1987-1990）』
「サファイアの瞳」
「木枯らしに抱かれて…」
「君が通り過ぎたあとに　Don't Pass Me By」
「FOR THE BRAND-NEW DREAM」
「白夜」
「LONG WAY TO FREEDOM」
「My Truth」
「It's Alright」
「１月の雨を忘れない」
「Girl」
「WEEKEND SHUFFLE　華やかな週末」
「見つめていたい」
「19（ninteen）」
「アウトロー・ブルース」
「FAITH OF LOVE」
「YOU GET TO RUN」
「恋人の歌がきこえる」
「Alone　それでも道はつづく」
「FLOWER REVOLUTION」
「BAD GIRL」

*

【追記】

なので、実は『木枯しに抱かれて』は、
オレ自身のカラオケ得意曲でもあるんですけどね。

男の声帯でも歌えるから。

ただ、『木枯しに抱かれて』は
女の子でも歌いたがる人は必ずいるので、
それをゲイが奪ってしまっては申し訳ないから、
そういう場合は、
絶対にゲイしか歌いたがらない『青いスタスィオン』を歌うことにしています。

　河合その子『Best Collection』
「涙の茉莉花LOVE」
「落葉のクレッシェンド」
「午後のパドドゥ」
「さよなら夏のリセ」
「悲しみのトリスターナ」
「青いスタスィオン」
「再会のラビリンス」
「悲しい夜を止めて」
「哀愁のカルナバル」
「雨の木」
「JESSY」
「夢から醒めた天使」
「雨のメモランダム」
「海の足跡」
「淡い紫のブライトライツ」
「月夜」
「空を見上げて」