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石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

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2008.03.14
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カテゴリ:新録かきおろし
筒井康隆が『異形の白昼』に収録して以来、(【参照】
よほど「便利なアンソロジー・ピース」だと思われているのか、
笹沢左保の『老人の予言』が、
やたらと多くのアンソロジーに収録されているんですよ。

阿刀田高:編『日本幻想小説傑作集(1)』白水社:白水uブックス

種村季弘:編『日本怪談集(上)』河出文庫

 日本推理作家協会:編『ミステリー傑作選 特別編(4) 57人の見知らぬ乗客』講談社文庫

 井上雅彦:編『異形ミュージアム(1) 時間怪談傑作選/妖魔ヶ刻』徳間文庫

 三浦正雄:編/たなかしんすけ:画『怪談 24の恐怖』講談社

でも、笹沢左保の著書でいうと、
どこに入っているのかが、よく分からない。

なにしろ300冊も400冊も本を出している人なので、
調べるのが骨ですよ。

むしろ、すでに分かっていることは、
『老人の予言』には、その原型であろうと思われるショートショートがあって、
それが収録されているのが光文社文庫の、
著者唯一のショートショート集である『妖女』だ、ということですね。

笹沢左保:著『妖女』光文社文庫
「あとは書けない話」
「女を憎むな」
「隣人」
「運悪く」
「終着東京」
「証人」
「誰も知らない」
「同じ方法」
「哀れな二人」
「レールの上で」
「介抱ドロ」
「崖の花」
「老人と手紙」
「そんなはずはない」
「FC444444A」
「残酷」
「真知子の決心」
「完全な敗北」
「このあと」
「縁」
「死んでしまいたい」
「美しい女に会って」
「妖女」
「別れ」
「良妻」
「死を待つ女」
「運不運」
「裏と表」
「死んだはず」
「贈りもの」
「早まった」
「水」
「再会」
「情事の絵本」
「嘘」
「最後の夜」
「溺死体」
「課長を殺る」
「二歳半の記憶」
「沈黙はつづく」
「眠らない男」
「灰色の村」
「待って下さい」
「理由でない理由」
「幻の機」
「灰と女たち」
「夜行列車の女」
「蚊帳の中」
「悪妻」
「男の中の男」
「殺人計画」
「無意味な人生」
「蛇」
「貧しい家出人」
「自動車泥棒」
「夫婦喧嘩」
「すぎた思いやり」
「その朝の手紙」
「最も哀れな者」
「髪の毛」
「十五年前の女」
「手袋」
「裏切り者」
「救ったのは誰か」
「明日になれば」

『老人の予言』のオチが割れるから、
どれが原型の作品なのかは明かさないほうがいいだろうが、
それでも明かしてしまうなら『眠らない男』です。





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Last updated  2008.03.14 18:53:26
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