今から35年前の昭和46年7月30日午後2時頃、千歳発
羽田行全日空58便（乗員乗客162名・使用機材B727-200・
JA8329）と訓練飛行中の航空自衛隊所属・F86F戦闘機が
岩手県雫石町上空28000フィート（約8400m）附近で空中
衝突（汗）両機とも墜落し、全日空機の162名が全員死亡
（自衛隊側はパラシュート脱出で無事）したという痛ま
しい事故が発生しまして。。。

んまこの事故がきっかけで航空管制が強化されたり、
空中衝突防止装置（TCAS）が整備されたってなのも有名
なお話と。。。

んで最近、事故現場近くの山中で事故機の残骸12点ほど
が事故から35年ぶりに発見されたそうで。。。

昨年の事故慰霊祭で全日空の山元社長は事故機の残骸等
を展示した安全教育施設を作るってなことをおっしゃい
ましたが、全日空は来年2月にこの安全教育施設を設置し、
今回発見された残骸を含め展示し、事故を風化させない
シンボルとする方針を発表したそうな。。。

んま日航が昭和60年8月12日の123便墜落事故を教訓に
社員の安全教育施設（一般の人も予約すれば見学可）を
作りましたが、全日空もいよいよやる訳ですな。。。

ところで。。。全日空の事件事故というとどうしてもこの
雫石事故がクローズアップされがちですが。。。昭和41年
に起った羽田沖墜落事故や松山沖墜落事故、平成11年の
JA8966ハイジャックなんかも資料展示されるんですよね？
島海豚は全日空の安全を語る上でこの3件の事件事故は
外せないとおもうので。。。

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