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カテゴリ:職場の人々
金曜日の定時を過ぎた頃。私はちょっとそわそわしていた。
私「あの、、、朝メールした件なんですけど、追加情報がありまして・・・」 隣の派遣さん「そうなんですか?」 私「どうやら、あのメールの情報だけだとうまくいかないみたいなんですよ」 隣の派遣さん「ああ、やっぱりそうだったんですか。どうもうまくいかないところがあったんで。。。確か、初期化の処理とか必要なんですよね?」 私「初期化ですか?ちょっと、その辺は私もよく分かってなくて、すみません。あ、じゃあ今詳しい人に聞いているんで、その件も聞いてみます。お、、、やっと走らせてたプロセス終わったかな?」 それで、お互い自分の仕事に戻る。 またそわそわし始める私。 で。有識者に話を聞いた後。 私「急なんですけど、来週月曜日の午後から打ち合わせとか大丈夫ですか?」 隣の派遣さん「ああ、はい、大丈夫ですよ」 私「先ほどの件、詳しい方が打ち合わせの中で教えてくれることになったんで」 隣の派遣さん「あ~、、、やっぱり聞いてみないと分からなかったんですね~。いろいろと調べてみたんですけど、どうもうまくいかなくって」 私「調べただけで聞かんでも分かるって今まで言われてたのに・・・結局、聞かなあかんことやったとは・・・でも、これで仕事が一気に進みますね」 隣の派遣さん「そうですね(´∀`) 」 と、またお互いの仕事に戻る。 さらにそわそわし始める私。そわそわし過ぎて、直後に出した打ち合わせ案内メールに書いた打ち合わせ場所が間違ってたくらいだ。 しかし、仕事がようやく一区切りした。というわけで、そろそろ帰る準備をしよう。 ・・・隣の派遣さんも帰る準備を始めたみたいだ。 ・・・・・・ 私「あの、、、すみません。。。私、この前の新年会のとき、、、 『金曜日、飲みましょうね!!』とか 言うてませんでした?」 隣の派遣さん「・・・言ってましたね!」 私「・・・どういたしましょう?」 隣の派遣さん「・・・え~っと・・・」 私「・・・行きます?」 隣の派遣さん「私は全然大丈夫ですよ?」 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! この隣の派遣さんだが、今一番仕事でお世話になっている方だったりする。だが、実はプライベートの話をあまりしたことがなかったのだ。理由は、お昼を一緒に食べてないからなんだけどね。そんなわけで、仕事以外のことをいろいろと聞いてみたいなーと思ってたのだ。あと、仕事上の人間関係の話とかも聞いてみたかったしね。 というわけで。さらに新人の派遣さんも呼び出して、急遽飲み会を開催することになった。 新人の派遣さん「飲み会が本当に開催されると思ってませんでしたよー」 私「いやぁ、今日の定時後くらいに思い出してさぁ、ずっと隣の派遣さんに話すタイミングをうかがってたんやって(´∀`) 」 こんな話をしつつ、店に入る。 隣の派遣さん「そういやさぁ、うちのOくん@貫禄ある派遣さんの方がよく年上に見られるみたいで、なんか問い合わせがいつもオレじゃなくてあっちに行くんだよねー」 新人の派遣さん「あ~、そうなんですかー(´∀`) 」 そう。うちのチームには貫禄ある派遣さんと隣の派遣さんがいらっしゃるわけだが、貫禄ある派遣さんのほうが隣の派遣さんより年下なのだ。しかし、隣の派遣さんは見た感じがかなり若く、貫禄ある派遣さんは見た感じがちょっと年齢以上に見えてしまうのだ。したがって、この2人の関係については、事実が判明するまで本社の人間の間では物議をかもしていたのだ。 私「そうそう、実は貫禄ある派遣さんと隣の派遣さんの関係について、いろいろと議論してたんですよ~。貫禄ある派遣さんが敬語で隣の派遣さんがタメ口やから、きっと貫禄ある派遣さんはドクター(博士)で、隣の派遣さんはバチェラー(学士)やろうって。それやったら、入社年度は隣の派遣さんのほうが早いけど、年は貫禄ある派遣さんのほうが上やから」 隣の派遣さん「いや、彼が浪人とかしてなければ、年も私の3つ下ですね」 私「隣の派遣さんが節目休暇(30歳、35歳、40歳に取得できる休暇のこと)取られたとき、私てっきり35歳休暇やと思いましたよ」 新人の派遣さん「それ、僕も思いました」 実際、隣の派遣さんが取得したのは40歳休暇だったのだ。 隣の派遣さん「へ~、そうなんだ。。。ちょっとOくんに申し訳ないなぁ」 私「そうや、あの節目休暇っていうたら、あの期間に私の誕生日が入ってたんですよ~!他の人にはお祝いしてもらったのに、隣の派遣さんにはお祝いしてもらえんかった~!」 隣の派遣さん「そうらしいですね。全然知らなかったんですけど(; ´∀`) 」 私「休暇期間を聞いた瞬間、言おうかな~って思ったんですけど、言うたところでしゃーないから別にええかと」 隣の派遣さん「ってことは、蠍座なんですよね?」 私「ああ、はい。蠍座の女です(´∀`) 」 隣の派遣さん「確かマシン名が『ANTARES』だとおっしゃってたから、もしかしてって思ってたんですよ」 とりあえず、『蠍座の女』は軽くスルーされてみた。 新人の派遣さん「『ANTARES』ってなんですか?」 隣の派遣さん「蠍座のこと(正確には、蠍座の一等星の名前)。いや、実は私も蠍座なんですよ」 私「あ、そうなんですか?言うてくれたら良かったのに~(´∀`) 」 後で考えると。言ってもらったところでどうする気だったんだ?私。 ・・・ん? 確か隣の派遣さん、年は私のちょうど一回り上だ。 血液型もO型で、私と一緒だ。 そして、蠍座・・・ 干支と血液型と星座が 全く一緒じゃないか。 そういえばそういえば、日本人をカテゴライズしていくと、結構細分化したところでも隣の派遣さんと私と同じところにクラスタリングされると思っていたのだ。仕事してて、どうも考え方が似てるなーとか思うことが多かったのでね。 まぁ、干支やら血液型やら星座やらが一緒だから性格も似てるなんて、何の科学的根拠もないんだけどね。それでもどういう巡り合わせなんだろうとかちょっと思ってみた。 こんな感じで意外な発見もありつつ、なかなか盛り上がってみた飲み会でした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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