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カテゴリ:職場の人々
一緒に仕事をしている若い派遣さんがいるのだが。彼はどうも受難が多い。数ヶ月前、ある機能の実装をずれてる先輩から頼まれていたのだが、設計を始めてから2週間が過ぎた頃。
開発リーダー「この機能の開発にこんなに時間取れないんだけどさぁ、そもそも意味ある機能なの?」 ずれてる先輩「えっと・・・」 と言いながらたどたどしく説明するずれてる先輩。 開発リーダー「そこまで優先度の高い機能じゃないでしょ?」 若い派遣さん「 (´Д`) 」 というわけで。開発は中止になってしまった。2週間も頑張っていろいろと調べてたのに・・・ また、こんなこともあった。 私「1つ報告があるんですけどね、若い派遣さんが作ってくれた、商品に搭載する予定だったあの機能ですが、、、 とりあえず版扱いに 格下げになりましたっ」 開発リーダー「 (|||゚Д゚)ハァ!!? 何で!?」 私「いや~、、、この前きっちりした先輩@開発リーダーより上の人に聞いたら、同じ機能が別チームでも開発されてるらしくて、ベースのアーキテクチャを作っているのがそっちのチームだから、そっちで作ったもの使った方が間違いないわけですし・・・(; ´∀`) 」 隣の派遣さん「(若い派遣さんに向かって)でも、本当に別チームがちゃんと開発してくれるかどうかは分かんないからねっ!」 私「そうそう!きっちりした先輩も『確実ではない』って言うてたから!いったんは格下げしたけど、また戻るかも知れんし!!」 隣の派遣さん「そしたら君が作ってくれたのを使うことになるかもしれないし!!」 若い派遣さん「 (´Д`) 」 また、こんなこともあった。 若い派遣さん「僕の進捗ですが、ちょっと問題が発生してまして、今調査しているところです」 その調査を初めて2週間が過ぎたが、なかなか進展せず。そんなある日のこと。 きっちりした先輩「若い派遣さんが作ってるあの機能、以前はあれは必要な機能やったんやけど、あれから他の機能の仕様がいろいろ変わったやん?そしたらさぁ、、、 あの機能、もう要らんやろ?」 一同「確かに・・・(; ゚∀゚) 」 若い派遣さん「 (|||´Д`) 」 とまぁ、こんな感じでせっかく作ったり調査してたりする内容がことごとく不要になっていってしまったのだ。 これでは可哀想だ。 というわけで。 慰めるための飲み会を 開催することにした! メンバーは、若い派遣さんと、最近彼が開発した機能@それは今のところボツになってないヤツのレビューを担当した隣の派遣さんと私だ。結構何回もレビューしたりなんかして、まぁ仲良くなったんじゃないかな~とか思ってたし。 ・・・ま、私が飲みに行きたかっただけと言われれば、否定しないけどね(´∀`) んで。その飲み会当日の勤務時間中こと。 若い派遣さん「あの、、、 今日、ちょっと 残業したいんですけど・・・」 ...( ゚Д゚)ハァ!!? 何を言うか!仕事より飲み会優先やろ!!(# ゚Д゚) と、飲み会をとっても楽しみにしていた私は思ったのだが。 その想いを顔には出せども口には出さず(←顔に出てる時点でダメじゃん)。 私「まぁ、、、仕方ないよなぁ。。。」 と言ってみた。 そのことを隣の派遣さんに伝えてみると。 隣の派遣さん「えっ?彼、そんなにヤバイ状況なんですか?」 私「最近彼が書き起こした仕様書があるんですけどね、 きっちりした先輩が 大量にレビュー指摘して、 かぶせるように私が 大量に指摘したもんで・・・(; ´∀`) 」 こう言うと、とっても優しくて真面目な隣の派遣さんは、きっと『まぁ、仕事なら仕方ないですよね~(´∀`)』って感じで返してくると思ったのだが。 隣の派遣さん「そんな、、、 指摘されたことなんて 気づかなかったことに すればいいのに(´∀`) 」 そ、、、そう来ましたかっ! 隣の派遣さんと席が隣り合うようになって1年半が経つけれど。まだまだちょっと読みきれてないっぽいです。。。(; ´∀`) っていうか、後で考えたら実は私より隣の派遣さんのほうが飲み会を楽しみにしてたんだろうか?最近、ちょっとお忙しそうだったしね。 で。定時後に私が若い派遣さんに『いつ出れる~?(*゚∀゚*)いつ出れる~?(*´∀`*)』とプレッシャーをかけたため。割と早く会社を出るに至れてみた。 3人で一緒に会社を出たのだが。いつもオフィスでは静かでな隣の派遣さんだが。会社を出た瞬間、メッチャしゃべりだしてビックリしてみた。っていうか、こんなにしゃべる人だったっけ?お酒が入ると結構しゃべることは知ってたが、今は会社出たばっかで、全く飲んでない状態なんだけど。 やっぱり、実はかなりテンション上がってるんだろうか? そんなことを思いつつ、飲み屋に入ってみた。そしたら飲み屋でも一番にグラスを手に取り、乾杯したがったのは普段はとっても控えめなはずの隣の派遣さん。やっぱ、すっごい楽しみだったんですね、飲み会(´∀`) まぁ、こんな感じで始まってみた。 さて。お酒を飲みながら、みんなの趣味の話やら仕事の話をしつつ。それは何の話の流れだったか、やはり理系の集まりだからか化学の元素記号の話になった。 若い派遣さん「元素記号って、変な覚え方とかありますよね~!」 私「ああ、あるある!!」 隣の派遣さん@大学卒業して20年近い「そうでしたっけ?」 私「え~っと、、、なんか面白いんあったんやけど・・・確か、『貸そうかな、、、』」 若い派遣さん「『まああてにすな』」 若い派遣さん&私「『ひどすぎる借金!』」 若い派遣さん「あれって、何の語呂合わせでしたっけ?」 私「・・・さぁ?(・∀・) 」 ちなみに、答えは金属のイオン化傾向の大きい順だったりする。具体的には、、、 貸そう (カリウム) か (カルシウム) な (ナトリウム) ま (マグネシウム) あ (アルミニウム) あ(亜鉛) て(鉄) に (ニッケル) す (スズ) な(鉛) ひ (水素) ど(銅) す(水銀) ぎる(銀) 借(白金) 金(金) って感じだ。何で途中で水素が入ってるのかは知らんけど。 私「あと、基本的なんは『水平 リーベ 僕のお船 なぁに まだある シップス クラークか』」 隣の派遣さん「ああ、それは知ってます」 私「あの続きってなんやったっけ?」 若い派遣さん「・・・なんかありましたよね?」 あんまり覚えてないが、とりあえずわけの分からん覚え方だったことだけは間違いなかった気がする。 若い派遣さん「あれって、ちょっと言いにくい語呂合わせもありますよね!」 私「あるある!一個だけ知ってる!希ガスの覚え方で、『変な姉ちゃん、ある暗闇で・・・』ってヤツやろ?『変な』がヘリウム(He)、『姉ちゃん』がネオン(Ne)、『ある』がアルゴン(Ar)、『暗闇で』は、、、Kr?Krってなんやったっけ?」 若い派遣さん「多分、クリプトンですね」 私「その続きは、キセノン(Xe)とラドン(Rn)」 ちなみに、語呂合わせの続きは『何か』(Xeに当てはまるコト)を『連発』(Rn)したってことで。。。(; ´∀`) 若い派遣さん「だいたい、ああいうのって縦で覚えるヤツがなんかおかしいんですよね~」 私「ああ、そうなん?」 確かに、希ガスも18族の覚え方だから、縦だよなぁ。『水平リーベ』は横だけど。 若い派遣さん「そういや、僕の高校の化学の先生がかなり変わった人やったんですよ。なんかあんまりまともに授業やってくれなくて、いつも雑談ばっかりで、たまにやるかと思ったら実験で」 隣の派遣さん「それでよく苦情出なかったね」 若い派遣さん「そうですねぇ。でも、大体こういうのって授業よりも塾で勉強しますからね」 そう、だから金持ちの方が成績優秀なんだよね、この現代は。 若い派遣さん「しかもその先生、、、 いつもゴルフクラブ持って 授業してたんですよ」 隣の派遣さん&私「 (|||゚Д゚)!!? 」 隣の派遣さん「それって本気で問題にならないの!?」 私「私の田舎でもそこまですごい先生はおらんかったで!?」 ちなみに若い派遣さんは、生粋の京都っ子。都会の子です。 若い派遣さん「大丈夫でしたね。まぁ、、、 途中でアイアンに替わりましたし」 隣の派遣さん&私「問題はそこじゃない!!(|||゚Д゚)」 隣の派遣さん「それがたとえパターでもダメだから!!( ゚Д゚) 」 私「っていうかさぁ、、、 それ、つっこまれるのを 待ってたんちゃう?」 隣の派遣さん「きっとそうだよ!」 私「誰もつっこまんかったん?」 若い派遣さん「はい・・・」 隣の派遣さん「多分それ、先生すごく寂しかったと思うよ~」 私「アイアンにしたときも思ってたでしょうね~」 隣の派遣さん「『そういう問題じゃない!』ってつっこまれるの、待ってたんでしょうね~(´∀`) 」 私「っていうかその先生、大阪のミナミの人ちゃう?」 若い派遣さん「はい」 私「そんなことするんはやっぱりそうか!そんで、京都の子はお上品やから誰もつっこまんかったんやね。多分先生、『京都はアカンな~』って思ってるで、それ」 隣の派遣さん「多分、君のクラスのことを先生は『つっこんでくれない冷たいクラス』って思ってると思うよ~」 若い派遣さん「そうなんですか・・・」 きっとそうだよ。だって、関西だもの(・∀・) ま。こんな感じで、若い派遣さんにはいい息抜きになったかな~と(*´∀`*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.05 23:58:03
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