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テーマ:障害児の親として(1428)
カテゴリ:ゆうちゃん
先日学校で耳鼻科の検診があって、ゆうちゃんは耳垢がたまっていたので
要受診となった。 今まで一度も耳掃除をさせなかったので仕方ないなぁ、というか、 たまにのぞく耳の中がすごいことになっているのは知っていたので、 いつかは行かなきゃ・・・と覚悟はしていた。 それでとうとう診察に行くことにした。 病院は知り合いに聞いて、近くの養護学校の校医をしているところにした。 前日に電話をして、養護学級に通っていること、 たぶんものすごく暴れるだろうということを伝えておいた。 帰りにマクドナルドに行こう!とその気にさせて 病院にもさほど嫌がら連れて行くことに成功。 あとはなんとか無事に乗り越えられるのを祈るだけ・・・。 ・・・・・でも。 ゆうちゃんの暴れ方は半端じゃなかった^^; 私が診察台に座り、足でゆうちゃんの足を押さえ込み、 看護師さん三人がかりで全身を押さえ込んだ。 片方の耳は比較的入り口の方にあったので、なんとか取れた。 (恐ろしいくらい大きな耳垢だった^^;) ゆうちゃんは大泣き、大声で叫んで、大暴れ・・・。 あれだけ大きい耳垢だから取るのもやっぱり痛いんだろう。 「痛い~~!!」 「助けて~~!!」 とずっと叫んでいた・・・。 反対側の耳は奥のほうに耳垢がたまっているため、なかなか取れなかった。 先生もこれ以上やると耳に傷をつけてしまうので無理だと・・・。 耳垢をやわらかくする薬を入れて家で取れないか、と。 そんなの無理・・・。 家でなんて絶対耳掃除させるはずがない・・・。 そう言うと、看護師の一人が 「もう1年生やから、言い聞かせたらできるでしょ!」 と・・・。 その言葉に私は 「この子は養護学級に通っているんです。」 と言うと、あ、そう、みたいな態度をした。 もう腹が立つやら悔しいやら・・・。 言い聞かせてわかるんなら、とっくに家で取ってるよ!! わざわざこんなかわいそうな目にあわせたりしないよ!! ゆうちゃんは大泣き、私も半泣き。 結局、ゆうちゃんは手足をしばりつけられて無理やり耳垢を取ってもらった。 耳の中を少し傷つけてしまった。 怖かったよね・・・。 つらかったよね・・・。 お母さんもつらかったよ。 ゆうちゃん、よくがんばったね。 処置が終わったあともゆうちゃんはなかなか落ち着かなかった。 私にしがみついて診察室から出ようともしなかった。 やっと診察室から出た後も、病院の待合室で動かなかった。 病院から出た後はゆうちゃんの好きなものを食べに連れて行ってあげて、 やっと機嫌が直った。 その後もお父さんにいっぱい遊んでもらってなんとか笑顔のゆうちゃんに戻った。 こんなこと、これからもあるだろうけど 今回は本当につらかった・・・。 看護師さんの一言がいつまでも頭に残ってくやしくて・・・。 ゆうちゃんはものすごくがんばったよ。 がんばっていたのに。 お母さんは頭から看護師さんの言葉が離れなくて、今でも泣けてくるよ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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