トルコとイスタンブール、ちょっと投資

　今日は面白いといいますか、トラジ・コメディといってもいいようなお話を紹介します。

　私はどちらかと言えば(？、明らかに!!　？)、トルコ応援団ですので、この話はトルコ・メディアのまま紹介します。いろいろな見方があると思いますが、とりあえず今回は｢トルコ起源説｣を採らせていただきます。

　トルコの「ロクム」は、ギリシャ系キプロスのものとなった

　ギリシャ系キプロス(トルコ・メディア以外では「キプロス共和国」と呼ばれています)の農業省は、「ＥＵ加盟国では、ギリシャ系キプロスの承認なしには、「ロクム」という名前で生産することはできない」と発表しました。「ロクム」を生産するためには、ギリシャ系キプロスの承認を得なければならない。
　
　ギリシャ系キプロスの農業大臣は、「ロクム」という名前の登録(商標登録?)は何ヶ月も前に行い、異議申立て期間は10月21日で終了した、と述べた。今後は、ＥＵ域内では、「ロクム」は「(ギリシャ系)キプロス・ロクム」として知られることになる。つまり、「Turkish　Delight」の代わりに、「Cypurus Delight」として、呼ばれることになる。

　EUは、異議申し立て期間に申し出がなかったので、全世界に[Turk lokumu]としてしられているお菓子を、「Lokumi」と呼ぶことを決めた。

　ギリシャ系キプロス「当局」(トルコは「キプロス共和国」を政府として認めていません)は、2年前にヨーロッパ・デイのときに、「国菓」を紹介する本に「バクラバ(Baklava)」を「キプロス共和国」の「国菓」として掲載させようとしたが、トルコの異議申し立てのために、成功しなかったことがあった。


　記事はまだ続きますが、この辺りにしておきます。最近、トルコで「北イラクへの越境攻撃」の機運が高まっている背景に、「ナショナリズムの高揚」を挙げる識者がかなりいます。私自身も、「ナショナリズムの高揚」が存在することは認めています。ただし、それは「ＥＵへの道が閉ざされたため」であったり、「ＰＫＫの活動の活発化」のためだけであるとは考えていません。一言で言えば、１つか２つの、特別な原因があるのではなく、いろいろな原因の積み上げ、あるいは足し算の結果、現在の「ナショナリズムの高揚」を引き起こしているのだと思います。たとえば、ＥＵのキプロス問題、クルド問題への対処ぶり、アメリカのＰＫＫを含む、クルド勢力に対す対応振り、アメリカ、フランスを中心とするアルメニア問題への対応振り、などなど、数え始めれば、10や20は直ぐに思い浮かびます。こういった小さなフラストレーションの積み重ねが、今トルコでマグマのように地下で渦巻いているのだと思います。勿論、対外的な問題ばかりではなく、失業、経済格差、貧困等、きわめて国内的な原因の出来事も、トルコ国民のフラストレーションの原因の大きな部分を占めているものと思います。一番薄いところから、フラストレーションの風船が破れた、ということでしょうか、、、、、、

　最後に市況です。
　ＩＭＫＢ－１００は、昨日終値に比べて前場が515ポイント、後場が1ポイントの計516ポイント下げて、56,855ポイントで今週の取引を終了しました。
　為替は様子見、のもようです。ドルに対しては、0.08%リラ安の1ドル＝1.1800～10リラ水準、ユーロに対しては0.47％リラ安の、1ユーロ＝1.7090～100リラ水準、円に対しては全く変わらず、100円＝1.0240～300リラ水準となっています。


ランキング(ブログ村)に参加しています。皆様のご支持(クリック)をよろしくお願いします。











映画「ナルニア国物語」に登場する魔法のお菓子！白い魔女がくれた禁断のスイーツのお味は？ターキッシュディライトトルコの甘～いお菓子”ロクム”　フルーツミックス
ピスタチオの香りがふわりトルコのお菓子バクラヴァピスタチオ
名産品のくるみがたっぷりトルコのお菓子バクラヴァクルミ
ナッツの香りがふわーっ！満足いく甘みがジワーっ！トルコのお菓子 バクラヴァ(ヘーゼルナッツ)
ブドウの濃縮液トルコの「ユズム ペクメズィ」
★2006年新物　いち早く入荷★　一番人気トルコいちじく入り!!　4種類ドライいちじく食べ比べセット　10％off !!1025秋祭5