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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2012.06.24
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カテゴリ:トルコ料理
 今週末は静かに時間が過ぎたようで、特にめぼしい記事がありませんでした。大昔(?)に言及した、トルコ人の食べている食品に関する記事をここで紹介します。

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 この記事は6月19日にCNNTurkで報道されたものです。
 日本にも昔から「中華料理」があるように、トルコの回りの国々でも、一見してトルコ料理・食品と変わらないものが「伝統料理・食品」として出回っています。どこがオリジナルかを判断するのは専門家でも難しいのではないかと思いますが、一番驚いたのはギリシャで見た「ギリシャ伝統スイーツ」として売られていたバクラバでした。バクラバはご存知の方も多いと思いますが、堅めのパイ(?)を蜜に浸したお菓子で、中東からマケドニア(CNNのコマーシャルで伝統料理(食品)風に紹介されています!!)まで広がっているようです。が、私が見るところアラブ原産(?)だと思え、ギリシャにはどう見てもオスマン帝国時代に、少なくとも本格的に、伝わったとしか思えないのですが、、、、また、いつか紹介したことがあると思いますが、EU内では、ロクム(堅めのゼリー?)のオリジナルはキプロスに決定されています!! 私は料理・食品の専門家ではありませんが、常識として、材料が豊富にあるところでオリジナルが作られたと考えるのが論理的だと思うのですが、この論理からは、ギリシャのバクラバとキプロスのロクムには、相当無理があると思うのですが、、、、、
 
 いきなり話がそれてしまいましたが、それはトマトの原産地は中南米と言われており、スペインでも、イタリアでも、ましてやトルコではないのですが、今やトルコで最も多く消費される食品となっています。原産地の紹介をしようとして、話が飛んでしまいました。飛びついでに言えば、ジャガイモも中南米原産と言われていますが、ジャガイモはどちらかといえばヨーロッパの寒冷地で(注:トルコでも消費は多いようです。記事を参照ください)、一方、トマトは温暖な南欧などで広く食べられるようになっているように思います。トルコ料理の中にはトマトを使ったものが本当に多いのです(ケバブについてくる焼きトマトだけではありません!)が、南欧ではトマトが広く食べられているため、料理のオリジナルを探すのは困難と思われます。

 いよいよここから記事を紹介します。
 見出しは「トルコ人は一番多くトマトを消費している」です。
 トルコで、一人当たりの消費量が最も多い食品はトマトでした。

 トルコ統計庁(TUIK)の発表によれば、トルコ国民は、2010~2011年に一人当たり約106キロのトマトを消費しました。
 アナトリア通信(AA)記者がTUIKの発表から導き出した情報によれば、トルコで2010~2011年に約1,000万トンのトマトが生産されました。
 この生産のうち、7,800万トンは国内で消費され、トマトの一人当たりの消費量は105.87キロと計算されました。
 トルコで、同期間で国外から12,500トンのトマトが輸入されましたが、一方、約100万トンのトマトが輸出されました。
 トルコ国民が、トマトの次に最も多く消費したのはジャガイモ、西瓜、ブドウ及び向日葵でした。(注:ひまわりの種を食べている人もいますが、食用オイルとしてだと思います)
 同期間の一人当たりの消費量は、ジャガイモが52.74キロ、西瓜が43.39キロ、ブドウが34.42キロ、ひまわりが33.06キロとなっています。
 統計では、トルコで最も消費が少ないのはセミズオトゥ(スベリヒユ、purslane)でした。同期間で約4,900トン生産され、一人当たりの消費量は60グラムでした。
 最も諸費の少ない食品は、セミズオトゥに続いて、イチジクと杏でした。これらはその他の食品と比べるとトルコ国内で多量に生産されていますが、相当の部分が輸出されています。
 同時期に約25万5,000トンのイチジクが生産されていますが、このうちの23万7,000トンが輸出されました。
 杏でも状況はほとんど同じです。47万6,000トン生産され、このうち国内で消費されたのは2万2,000トンだけでした。
 TUIKの発表による、食品の生産高及び一人当たりの消費量は次のとおりです。
品目     生産量(トン)     一人当たりの消費量(キログラム)
トマト    10,052,000   105.87
ジャガイモ   4,548,383    52.74
西瓜      3,683,103    43.39
ブドウ     4,255,000    34.42
向日葵     1,320,000    33.06
りんご     2,600,000    24.80
玉ねぎ     1,900,000    21,90
ピーマン    1,986,700    21.64
メロン     1,611,695    19.07
きゅうり    1,739,191    18.97
オレンジ    1,710,500    17.15
とうもろこし  4,310,000    17.13
茶       1,305,566    14.91
大豆         86,540    12.51
なす        846,998    10.06
キャベツ      611,049     7.22
米         516,000     7.15
サヤインゲン    587,967     7.04
桃         539,403     6.07
赤レンズ豆     422,000     5.72
にんじん      533,253     5.71
バナナ       210,178     5.41
みかん       858,699     5.06
さくらんぼ     417,905     4.11
レモン       787,063     3.27
イチゴ       299,940     3.20
ヘーゼルナッツ   600,000     1.26
アーモンド      55,398     0.85
にんにく       76,936     0.78
グレープフルーツ  213,768     0.65
おくら        36,748     0.44

などとなっています。
 ココからは解説です。重い食品は当然に消費重量が増えてしまうのですが、ピーマンとメロンを比べて見れば、いかにピーマンの消費量が多いかが想像いただけると思います。お茶の消費量もすごく多いと思います。大豆とバナナは圧倒的に輸入されているようです。一方、上で紹介したイチジク、杏のほかにも、とうもろこし、(みかん、)レモン、ヘーゼルナッツ及びグレープフルーツなどは主に輸出用に生産されているようです。


 今日はトルコ関係の書籍を紹介します。
 お勧めの一冊です。




















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Last updated  2012.06.25 18:01:54
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