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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2017.12.25
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カテゴリ:投資
 今日(25日)は、トルコのマクロ経済に関する記事がいくつか出ていました。1つは2016年の労働力コスト統計に関する記事です。また、直接的にはマクロ経済とは言えないかもしれませんが、2018年の観光客に関する予測、あるいは期待に関する記事も2つ出ていました。これ以外には、市場に関する記事として7週間ぶりのリラ高水準となっているという記事、2017年のBIST-100指数の推移まとめと2018年への期待の記事が出ていました。
 今日はリラ高に関する記事とBIST-100指数に関する記事を紹介します。

 その他の記事については、さわりだけ紹介します。トルコ統計庁(TÜİK(TUIK))が昨年(2016年)の「労働力コスト統計」を発表し、それによれば、昨年の月平均の労働力コストは3,991リラになったという記事が出ていました。平均コストが最も高い業種は金融・保険分野でした。トルコで雇用されている人の総コストとそのコストの全体の中での分布を明らかにする目的で行われている「労働力コスト調査」の結果によれば、2016年の月間平均労働力コストは3,991リラであったことが明らかにされました。この額は、2012年には2,680リラと計算されていました。
 2018年の観光客数に関する予測、あるいは「期待」に関する記事も2つ出ていました。1つはアンタリヤ県知事へのインタビューで、来年はアンタリヤに史上最高を更新する1,300~1,400万人の観光客が来るであろうという期待が表明されており、もう一つは、ドイツ旅行業者協会会長の話として、2018年にはドイツ人観光客がトルコに戻って来るであろうという内容の記事でした。

 今日の報道で特に気になったのは、トルコにおけるクリスマスについての報道でした。勿論、「イルミネーションが美しい」、「街がにぎわっている」というような「日本的?」な報道ではなく、トルコ全土に存在しているキリスト教徒がクリスマスの敬虔な祈りを捧げているというニュースです。その真意は分かりませんが、エルドーアン大統領とユルドゥルム首相はそれぞれ、クリスマスのメッセージを出しましたが、これまでの「イスラム・ファースト」の政策からの大転換?です。エルサレム問題が関係しているのか、正しい帝国主義?に目覚め、他宗教への寛容さを思い出したのでしょうか?(ものすごく大雑把に言えば、ローマ帝国も、モンゴル帝国も、そしてオスマン帝国も全て、「拡大と徴税」のために、征服した他民族を巻き込む(異民族の優秀な人材を登用する)とともに、徴税のために他宗教にも寛容であった(改宗か、納税か)ということになるのではないかと思います。)
 国営通信社であるアナトリア通信では、10枚以上の大型写真を付けて、イスタンブル、イズミル、ハタイ、メルスィン、ディヤルバクル及びマルディンの教会で行われたクリスマス・ミサについて大々的に報じていました。因みに、日本人に大人気のカッパドキアは「トルコ版隠れキリシタン?」の遺跡であり、メルスィンには世界で2番目に古いといわれている教会跡もあります。現在のキリスト教の2大中心地であるローマ(カトリック)とモスクワ(ロシア正教)よりも、トルコはキリスト教発祥の地にずっと近いため、東西教会分裂前から存在していた古代キリスト教(東方諸教会)などのいろいろな宗派のキリスト教徒がもともとトルコには住んでいます。

 経済関係以外では、今日(25日)08:13に、イズミル湾のフォチャ(注:北岸の端)付近を震源とするマグニチュード4.8の地震が発生したという記事が出ていました。震源の深さは約11kmで、イズミル、カラブルン及びフォチャなどで揺れが感じられたとのことです。

 治安関係に関する記事としては、毎週恒例の内務省から発表された先週のテロ対策成果に関する記事が出ていました。内務省から行われた発表によれば、過去1週間(12月18日~12月25日)における分離テロ組織との戦いで、死者4人、拘束15人、投降6人、合計25人のテロリストが無効化されました。
 トルコ全土で行われた1,187回のテロ対策作戦により、PKK/KCKを支援した疑いで209人、DEAŞ(DEAS)と連絡を取っていた疑いで106人、ETÖ/PDY(FETO/PDY)との戦いで617人、極左テロ組織と戦いで15人、合計947人の容疑者が拘束されました。バトマン、ビンギョル、ディヤルバクル、マルディン、ハッキャーリ、ムシュ、オスマーニエ、トゥンジェリ及びシュルナクの各県で、隠れ家、倉庫、銃座などに使用されていた49ヶ所を破壊しました。
 また、実施された作戦で、テロ関係947人を始めとして、違法出入国106人、麻薬・密輸3,358人、容疑者が合計4,411人拘束されました。

 また、今日はDEASに関する記事も出ていました。AA記者が導き出した情報によれば、過去1週間で、イスタンブル及びイズミルを含む10県で行われた作戦の結果、外国人を含む116人の容疑者が拘束されました。イスタンブルでは3つの作戦が実施され、7区の12ヶ所で行われた一斉捜査の結果、DEASのために活動していたことが判明した45人を拘束しました。また、2区の7カ所で行った作戦では、外国人22人を拘束しました。もう一つの作戦では、シリアに行こうとしていたフランス人夫妻をサビハ・ギョクチェン空港で拘束しました。
 イズミルでは10人、エスキシェヒールでも10人の容疑者が拘束されました。また、カフラマンマラシュで行われた2つの作戦では7人、ブルサでは2人の容疑者が拘束されました。この2県の作戦で拘束されたシリア人5人とイラク人4人の取り調べが続けられています。シャンルウルファでは3人、カイセリでは8人、サムスンではイラク人2人、シリア人3人の合計5人、ネヴエシェヒールではシリア人1人、サカリヤ県では3人が拘束されました(その後、2人は逮捕され、一人は司法観察処分付きで釈放されました)。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「V字型+高原」となりました。
 寄付きは先週終値から約610ポイント高い、111.710ポイント水準でした。そこからしばらく上昇して、午前10時頃に今日の最高値に達しました。そこからは下落して正午頃に今日の最安値を付けました。そこからは再び上昇に転じ、午後3時前には111,700ポイントを回復しました。その後はほぼ111,500~111,700ポイントで推移し、結局、先週終値から0.60%、約670ポイン上昇して、111,000ポイント台後半で今週最初の取引を終了しました。


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 今日最初に紹介するのは、上でも紹介しましたが、7週間ぶりのリラ高となっているという記事で、今日(25日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「ドル/TL相場は7週間ぶりの安値となったいる」です。
 ドル/TL相場は、新しい週の初日に、1ドル=3.8070TLとなり、約7週間ぶりの低水準となりました。
 今年最終週の寄付きは、1ドル=3.8070TLとなり、11月3日以降強までで最も低い水準となったドル/TL相場は、10:15現在、先週終値のすぐ上の1ドル=3.8100TLで取引されています。同時間帯に、ユーロ/TL相場は0.3%上昇して1ユーロ=4.5250TL、ポンド/TL相場は0.1%低下して1ポンド=5.1010TLで買い手が見つかっています。
 アナリストたちは、アメリカとヨーロッパでクリスマス休暇のために市場が休場となっていることを指摘して、為替相場が狭い範囲で静かに動いていると指摘しました。
 テクニカルの観点からは、ドル/TL相場で1ドル=3.80TLが重要な支持線となっており、この水準を割り込んだ場合には1ドル=3.75TLまで下がる可能性があることを指摘したアナリストたちは、1ドル=3.85TLが抵抗線となる可能性について指摘しました。


 今日2つ目に紹介するのは、上でも紹介しましたが、2017年のBIST-100指数の推移についてのまとめと、2018年のBIST-100指数の上昇継続予測に関する記事で、これも今日付けのAAの記事です。「株価の上昇は2018年にも続くか」という疑問に答える内容を含む記事でしたが、非常に長いので抜粋して紹介します。
 見出しは「株式市場の上昇は、2018年にも継続することが予測されている」です。
 史上最高値を更新し続けて、今年、115,000ポイントまで上昇したBIST-100指数は、2018年にも上昇を継続させることが予想されています。
 昨年の12月から始まった上昇トレンドを、9ヶ月間継続させてきたBIST-100指数は、同期間中に110,530ポイントまで上昇しました。2017年9月にアメリカと北朝鮮の間で起こったミサイル危機が国際市場におけるリスク選好性を減少させ、この状況から悪影響を受けたBIST-100指数も9月には6.46%下落して102,907ポイントで9月の取引を終えました。
 反発買いにより、買いが先行して始まった10月には、BIST-100指数は、先ずアメリカが、次いでトルコがビザの発給を停止したことを発表した後で、99,210ポイントまで低下しました。この水準から再び上昇に転じたBIST-100指数は、再度、110,000ポイトを超えることに成功しました。そして、11月には史上最高値となっている115,093.30ポイントまで上昇しました。
 そして、12月22日終了時点で、12月のBIST-100指数の上昇率は6.84%となり、世界の市場の中でも高い上昇率となっています。(管理者注:TL建ての上昇率は高いのですが、今年は対ドル、ユーロのTL相場が下落しているため、ドル建て、あるいはユーロ建てで考えた場合、それほど高い上昇率にはならないかもしれません。)
 ある証券会社の2018年の予測を含んだ報告書では、BIST-100指数は今年を史上最高値水準で終えようとしていることが指摘されつつ、国際環境が支援的であり続け、マクロ経済の動きも強まることにより、株式市場は2018年にも好調なパフォーマンスを示す者と期待されていると記述されています。っして、現時点では、BIST-100指数は124,000ポイントに到達することが可能であると指摘されています。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「V字型+高原」となりました。寄付きは先週終値から約610ポイント高い、111.710ポイント水準でした。そこからしばらく上昇して、午前10時頃に今日の最高値(111,900ポイント水準)に達しました。そこからは下落して正午頃に今日の最安値(111,400ポイント水準)を付けました。そこからは再び上昇に転じ、午後3時前には111,700ポイントを回復しました。その後はほぼ111,500~111,700ポイントで推移し、結局、先週終値から0.60%、約670ポイン上昇して、111,000ポイント台後半の111,765ポイントで今週最初の取引を終了しました。

 今日は、この時間帯は、為替はほんの少しのリラ高傾向が続いています(日本時間12月26日午前1時50分頃)。
  ユーロは0.27%リラ高の、     1ユーロ=4.5136リラ、
  ドルは0.03%リラ高の、       1ドル=3.8082リラ、
となっています。







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Last updated  2017.12.26 18:53:25
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