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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2018.05.10
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カテゴリ:投資

 今日(9)は、トルコ経済に関する面白そうな記事が数多く出ていました。特に、最近の株・為替(トルコ・リラ)の下落に関する記事がいくつか出ていました。

 1つは、トルコ中央銀行(TCMB)が追加的な為替(リラ安)対策を打ち出したという記事で、もう一つは、TCMBの取った対策と、この後紹介するエルドーアン大統領の主宰で経済調整会議が開催されたことなどから、トルコ・リラ(TL)の対ドル相場が低下(リラ高)し、反対に株価は上昇に転じたという記事も出ていました。

 ここ数日の金融市場の動きとは別に、4月の金融投資手段別パフォーマンスに関する記事も出ていました。(昨日は、トルコ経済関係の重要そうな記事は見つからなかったと書きましたが、世界銀行によるトルコを含む、ヨーロッパ・中央アジアの経済成長率に関する予測についての記事が出ていることに後で気が付きました。)

 先日はEUによるトルコの経済成長予測に関する記事を紹介しましたが、今日は欧州復興開発銀行(EBRD)2018年のトルコ経済成長率を3.5%から4.4%に上方修正したという記事も出ていました。

 上でも言及しましたが、今日(9)、新大統領府でエルドーアン大統領の主宰で経済調整会議が2時間35分間にわたって開催されました。会議では、シムシェキ副首相、アーバル財務大臣、チェティンカヤ中央銀行総裁、タシュケセンリオール資本市場委員会(SPK)委員長、アクベン銀行規制監査委員会(BBDK)委員長のほか、大統領経済顧問や経済官庁の官僚などが参加して、輸入と輸出のバランス、雇用、工業投資、外国人資本、為替相場の変動などについて議論されました。

 

 今日は、トルコ中央銀行(TCMB)が追加的な為替(リラ安)対策を打ち出したという記事とトルコ・リラ(TL)の対ドル相場が低下(リラ高)し、反対に株価は上昇に転じたという記事を紹介します。

 

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「右肩上がり+高原」となりました。

 寄付きは昨日終値から約640ポイント低い、98,730ポイント水準でした。そこから更に下落して、午前10時半過ぎには今日の最安値を付けました。しかし、そこからは上昇に転じ、午前10時半前には100,000台を回復しました。更にそこから午後3時前までは横ばい、その後は緩やかな右肩上がりに変わり、午後5時前には今日の最高値に達しました。そこから少し下落して、結局、昨日終値から1.43%、約1,420ポイント上昇して、100,000ポイント台後半で今日の取引を終了しました。

 

 

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 今日最初に紹介するのは、トルコ中央銀行(TCMB)が追加的な為替(リラ安)対策を打ち出したという記事で、今日(9)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。   

 見出しは「中央銀行から追加的為替対策」です。

 トルコ中央銀行(TCMB)は、今年第2四半期に実施するTL適応定期外貨売却入札(管理者注:簡単に言えば、TCMBを相手にしたFXです)によって形成されるポジションの総額を、現在の53億ドルから71億ドルに引き上げることを明らかにしました。

 中央銀行からインターネット・サイト上で行われた発表では、2018年第2四半期に実施されるTL適応定期外貨売却入札日程が改訂され、「今期に、入札によって形成される定期外貨売却ポジションの総額は、現状の53億ドルから71億ドルに増加する可能性がある。」との表現が使われました。

 

 ここからは一言解説です。本当に一言でいえば、「外貨売却入札枠の引上げ」です。ただし、そもそも外貨準備高が少ないので、現物のドルを投入するとますます準備高が減るので差金決済(FX)を使って、ドルを市場に放出したのと同じ効果を狙ったものと思われます。中央銀行の「簿外取引」があるのか、会計上はどう扱われるのかは知りませんが、TCMBが、見えない?リスクを負うことになるのは間違いなさそうです。

 

 

 次に紹介するのは、トルコ・リラ(TL)の対ドル相場が低下(リラ高)し、反対に株価は上昇に転じたという記事で、これも今日付けのAAの記事です。

 見出しは「ドルは下落し、株式市場は上昇した」です。

 トルコ中央銀行(TCMB)による、TL適応定期外貨売却入札とTLデポを担保とした外貨デポ入札に関する適用の変更と、経済調整会議が開催されるとのニュースによって、ドル/TL相場は1ドル=4.28TLを下回り、BIST-100指数は100,000ポイントを超える水準に上昇しました。

 上昇(リラ安)して寄り付いたドル/TL相場は、史上最高値(リラ安)となる1ドル=4.3746TL を記録した後、TCMBの取った対策と、今日(9)午後から経済調整会議が開催されるというニュースによって下落(リラ高)を始めました。外貨相場の下落の肯定的影響によって買いが強まった取引所イスタンブルでは、BIST-100指数は1%上昇して100,000ポイントを超えました。

 ドル/TL相場はこの進展により、1ドル=4.2742TLに下落(リラ高)し、1140現在、昨日終値から1.2%低下して1ドル=4.2780TLで買い手が見つかっています。ユーロ/TL相場も1.5%低下して1ユーロ=5.0650TLに、ポンド/TL相場も1.4%低下して1ポンド=5.7930TLで取引されています。

 今日、TCMBが行った発表で、TL適応定期外貨売却入札によって形成されるポジションの総額が53億ドルから71億ドルに達する可能性があることを明らかにし、また、TLデポを担保とした外貨デポ入札の総額も125,000万ドルから15億ドルに引上げしました。

 アナリストたちは、中央銀行の取った行動と、午後からからイスタンブルで行う予定であった経済閣僚による会議が中止され、アンカラで開催されることとなったというニュースは、トルコ・リラ建て資産に対する関心を引上げたと指摘しています。

 取引所イスタンブルでは、前場に97,849.20ポイントまで低下したBIST-100指数は、この進展により上昇に転じ、現時点では1%上昇して100,500ポイントに上昇しています。

 

 

 いつもどおり最後は市況です。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「右肩上がり+高原」となりました。寄付きは昨日終値から約640ポイント低い、98,730ポイント水準でした。そこからさらに下落して、午前10時半過ぎには今日の最安値(97,850ポイント水準)を付けました。しかし、そこからは上昇に転じ、午前10時半前には100,000台を回復しました。更にそこから午後3時前までは横ばい、その後は緩やかな右肩上がりに変わり、午後5時前には今日の最高値(101,650ポイント水準)に達しました。そこから少し下落して、結局、昨日終値から1.43%、約1,420ポイント上昇して、100,000ポイント台後半の、100,781ポイントで今日の取引を終了しました。

 

 上でも紹介しましたが、今日は為替もリラ高に転じています。この時間帯も、為替相場はリラ高が継続しています。(日本時間510日午前1時頃)

  ユーロは1.07%リラ高の、      1ユーロ=5.0860リラ、                               

  ドルは1.00%リラ高の、        1ドル=4.2895リラ、

となっています。

 

 

 

 

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Last updated  2018.05.10 15:05:28
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