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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2019.07.29
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カテゴリ:投資

 今日(28)は日曜日でしたので、トルコ経済統計に関する重要と思われる記事は見つかりませんでしたが、トルコ中央銀行(TCMB)の金利引下げの影響を分析した記事が出ていましたので、今日はこちらを紹介します。

 

 経済に関する記事以外では、シリア難民に関する記事が出ていました。シリア内線が始まってから既に6年以上がたっています。トルコの基本的立場は「アサド政権打倒」だろうと思います。そのため、自由シリア軍(FSA(英語)OSO(トルコ語))などの反政府勢力を支援してきたのですが、ロシア及びイランを後ろ盾としたアサド政権が想像以上に強固であったこと、この混乱に乗じてPKK/PYGYPGがアメリカの協力を得て北シリアで勢力を拡大したこと、OSOが悪く言えば「小さな無頼漢集団の単なる集まり」で、思っていたほどの力がなかったこと、などの理由から、ついにトルコ軍自体がシリアに入って「安全地帯」を形成することとなりました(ユーフラテスの盾及びオリーブの枝の両作戦)。前置きが長くなりましたが、現在、トルコにいる300万人を超えるシリア難民にシリア帰還を促しているのですが、その奨励策を「強制送還である」という批判を受けて、「『一時的保護』の地位を得ている難民を強制送還することはない」とソイル内務大臣が発言したという記事が出ていました。一方で、あくまでも正式手続きを取って「一時的保護」の地位を得ている人についてだけの話であって、全てのシリア難民ではない可能性がない訳ではありません。アメリカとロシアとの外交関係を考えながら、今後どうするのかを考えているところなのかもしれません。

 

 

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 今日紹介するのは、上でも少し紹介しましたが、トルコ中央銀行(TCMB)の金融政策委員会(PPK)の金利引下げの影響を分析したる記事で、今日(28日)付のアナトリア通信(AA)の記事です。

 見出しは「商業ローン金利は2~3ポンと低下するものと予測されている」です。

 ある銀行の投資部長は、商業ローン金利でも今後数か月間で2~3ポイントの低下が起こるものと予測さることを明らかにしました。

 トルコ中央銀行(TCMB)の金融政策委員会(PPK)425ベーシスポイントの引下げを行い、政策金利を24%から19.75%に引下げた後、関心は預金金利と貸出金利に向かいました。

 今年上半期には、国外ではアメリカと中国を中心とする貿易戦争とアメリカによる経済制裁が国際市場におけるリスク認識が悪化する原因となりましたが、国内でも政治及び地政学的進展の影響により、カントリーリスク・プレミアムが上昇しました。

 世界経済成長率の減速は、先進各国の中央銀行が金融政策を変更する原因となりました。FRB/FED議長が来週の会合で政策金利を少なくとも25ベーシスポイント引下げて、2.252.50%とすることが予測されており、市場では欧州中央銀行(ECB)9月の会合で金利を引下げを行う可能性が価格に織り込まれています。

 国内では、インフレ率が15%水準に低下し、為替相場が低下(リラ高)し、経常収支が改善し、成長率がプラスに転じることと、カントリーリスク・プレミアムが低下すれば、トルコ・リラ(TL)建て資産に対する買いをもたらすことになります。

 TCMBの最新の金利決定は、預金金利でも貸出金利でも、今後数ヶ月以内に2~3ポイントの低下をもたらすことが予測されています。

 TCMBの統計によれば、市中銀行の貸出金利の加重平均は、消費者ローンでは、2018年末には32.4%でしたが、719日には26.9%に低下しました。同様に、27.2%であった商業ローンは300ベーシスポイント低下して、24.1%になりました。住宅ローンは約700ベーシスポイント低下して27%から20.7%に低下しました(管理者注:「約700」ではなく、「約600」だと思いますが、、、、消費者ローンも同様です)

 AA記者とのインタビューで、ある銀行の投資部長は100万トルコ・リラの32日間の預金(管理者注:レポ?)について、6つの銀行の金利を調査したこと明らかにしました。

 TL預金金利は、先週平均で260ベーシスポイント低下して1885%になったことを明らかにした同調査部長は、「年始から現在までにTL預金金利では平均低下幅は390ベーシスポイントに達した。外貨預金金利は1週間物で13ベーシスポイント低下して2.91%となった。今後1週間物TL預金金利は100ベーシスポイント更に低下するものと予測している。」との表現を使いました。

 同調査部長は、これに加えて今年下半期に関する6ヶ月物SWAPでは、300ベーシスポイント近いTCMBの金利引下げを織り込んだ価格となっていることを明らかにしました。

 金利引下げが、9月のPPK会合でも継続される場合には、銀行における預金金利と貸出金利の差が第4四半期にはさらに拡大するものと予測されることを指摘した同部長は、今年下半期には、消費者信頼感の回復により個人向けローンの拡大が予測されると述べました。

 同調査部長は、719日の週に、銀行貸出金利で週間ベースで0.7ポイント、預金金利では0.5ポイント低下したことを明らかにしました。

 民間部門の需要により、外貨預金の週間ベースでの増加幅は0.7ポイントとなったこと、また、トルコ・リラ建て預金の減少は0.5ポイントとなったことを明らかにした同部長は、年間ベースではTL建て貸出は2.5%増加したこと、国営銀行の貸出増加は14.1%で、民間銀行の貸出減少は66%であったと述べました

 

 

 

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Last updated  2019.07.29 22:59:19
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