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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2019.11.11
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カテゴリ:投資

 今日(10)は日曜日でしたが、トルコ経済に関する重要と思われる記事、国債金利が低下したという記事が出ていました。また、トルコ社会では極めて重要な日でもありました。初代大統領のムスタファ・ケマル・アタテュルクの命日でした。

 今日はこれらの記事を紹介します。

 

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 今日最初に紹介する記事は、国債金利が低下して、過去2年間で最低水準になったという記事で、今日(10)付けのアナトリア通信(AA)の記事です。後半は省略します。

 見出しは「国債金利は過去2年間で最低となった」です。

 長・短期国債市場の指標長期国債の利回りは、低下するインフレ率、低下する地政学的リスク及びトルコ・リラ建て資産に対する関心の増加により、過去2年間で最低の水準となりました。

 今年5月から低下傾向にあった指標国債の利回りは、トルコ中央銀行(TCMB)が7月、9月及び10月の金融債策委員会(PPK)会合で政策金利を(合計)1,000ベーシスポイント引下げたこと及びインフレ率が一桁台に低下したことにより、26%水準から12%水準に低下しました。

 長・短期国債市場で先週最後の取引日を14.06%で始まった2年物の指標国債利回りは、去2年間で最低水準となる12.20%まで低下しました。

 一方、起こっている肯定的な進展は、トルコのリスクプレミアム(CDS)に肯定的に反映されました。トルコのCDSは、今週、9ヶ月振りに300ポイントを下回りました。

 ある証券会社の投資部長は、AA記者とのインタビューで、中央銀行が1212日の会合でインフレ率の低下と並行して金利引下げを継続させるであろうという予測が、とりわけ短期国債に支援を与え続けていると指摘しました。

 国債金利の低下が起こった後で表れている肯定的な雰囲気は今週も継続すると指摘した同部長は、この状況は中央銀行が来月の金融政策委員会(PPK)会合における金利引下げを価格に織り込んでいることを示していると述べました。

 同部長は、TCMB1212日の会合で100ベーシスポイントの引下げを行うものと予測していると述べつつ、「為替相場における変動幅が、少なくとも一定期間は、低くなるとの予測は、レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領がアメリカを訪問している間に発せられる可能性がある肯定的なメッセージは、国債に対して支援を与え続ける。」との表現を使いました。

 過去1週間において、CDSが低下したことはトルコ・リラ建て資産に対する関心を上昇させたことを指摘した同部長は、「いくら金利低下環境の真っただ中にあったとしても、その他の国と比べると高いトルコの名目金利は、現在時点では国債の購入は継続されることを示している。」と述べました。

 

 

 次に紹介するのは、代大統領のムスタファ・ケマル・アタテュルクの命日の行事に関する記事で、これも今日付のAAの記事です。こちらも抜粋して紹介します。

 見出しは、「アテュルク廟に訪問者の流れ(行列)」です。

 トルコ共和国建国の父、偉大な指導者ムスタファ・ケマル・アタテュルクが亡くなってから81年目の命日に、アタテュルク廟への訪問者が非常に多くなっています。

 アタテュルク廟は、レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領を筆頭とした政府関係者が参加した行事の後、参拝者に開放されました。

 トルコ全土からアンカラに集まった何千人(管理者注:「何万人」の誤り?)のトルコ国民はトルコ国旗と花を持ってアタテュルク廟を訪問しました。

 キプロスで勤務したことがある87歳の元軍人は、「昨日、アタテュルクがバルケスィルで行った(イスラム教の)説教を聞いた。感動した。そこでは、イスラム教徒とトルコ共和国がいかに神聖なものであるかを指摘していた。これを見た後では、これまで以上に強い狩りを感じている。アタテュルクを侮辱する者たちと、アタテュルクを無視している人たちに対して。」と述べました。

 

 ここからは一言解説・雑感です。アタテュルクが行ったことは「歴史」であり、それを変更することは「歴史の改竄」であり許されませんが、その評価をどうするかは自由であり、基本的には、現在を含めた、後世のトルコ人に任せられているものだと、管理者は考えます。

 共和国記念日の公式行事(アタテュルク廟への献花)ですらエルドーアン大統領が参加しなかったこともあったくらいで、当然ながら、命日に献花に行くということがなかった時期もありましたが、ここ数年間は、アタテュルクに対する敬意を明示的に払うようになったものと考えていました。が、当然ながらAAでは出ていませんでしたが、エルドーアン大統領が「オスマン帝国時代末期には識字率が50%以上あったが、共和国になってから0%近くに下がった」と主張し、それに対してクルチダルオールCHP党首が反論したというテレビ・ニュースがありました。エルドーアン大統領は、やはり共和国よりもオスマン帝国に親近感を持っているのではないかと思える話でした。

 なお、管理者は具体的な数値を承知していませんが、1918年ころのトルコの、あるいはオスマン帝国臣民の識字率が50%を超えていたとは到底信じられません。一方、「共和国になってから識字率が0%になった」という主張については、アタテュルクはトルコ語表記に関して、1928年にアラブ文字を廃して、ローマン・アルファベット(トルコ語アルファベット)を採用したため、アラビア文字で書かれていたオスマン語を読める人口が0%になったというのは「中らずといえども遠からず」ということになると思います。(ただし、エルドーアン大統領のようにイマム・ハティップというイスラム僧養成学校に行っていた人たちはアラビア文字を習っているので、オスマン語もある程度は読めたはずです。)

 文字を変えたために、昔の文献が読めなくなったことで「文化の断絶が起こった」ということは事実であり、その点で非難される要素があることは事実ですが、エルドーアン大統領の主張とは違って、「アラブ文字はトルコ語表記に向かず(アラビア語では母音は3つだそうですが、トルコ語では8つあり、相当な修正が必要であることは明白です)、かつ、複雑なシステムで識字率が低かった」という話が本当であれば、識字率は急落したのではなく、急上昇したことになります。

 

 
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Last updated  2019.11.11 12:45:58
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