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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2020.02.08
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カテゴリ:投資

 今日(7日)もトルコ経済に関する記事がいろいろと出ていました。その中でも一番重要な記事は、このブログでもほぼ毎月紹介していますが、2020年1月の金融投資手段別パフォーマンスに関する記事です。それと併せて?、今週の金融投資手段別パフォーマンスに関する記事も出ていました。今日はこの2つの記事を紹介します。

 それ以外では、個別企業の実績に関する記事がいくつか出ていました。1つはTHY2019年の実績に関する記事で、国際線の乗客数が10%増加し、国際線の搭乗率も80%に達したことなどが紹介されています。もう一つはトルコの代表的民間銀行の1つであるイシ・バンカス(Is Bankasi)2019年に61億リラの利益を上げたという内容でした。また、現在でもトルコの代表産業の1つである既製服産業に関する記事も出ていました。今年1月の輸出は昨年同月と比べて5.8%増加し、輸出の半分はトップ4ヶ国(ドイツ、スペイン、イギリス及びオランダ)に対して行われたという内容です。

 なお、昨日も少し紹介しましたが、「トルコの輸出5大老?」は自動車、化学、既製服、鉄鋼、電子・電機ですが、金額的には、(1)自動車、(2) 化学、既製服、鉄鋼、(3) 電子・電機の3段階に分かれているイメージです。あくまで管理者の主観ですが。

 

 経済以外では、チャヴシュオール外務大臣がスロバキア外務大臣との会談後に行った記者会見に関する記事が出ていました。当然ながらEUとの関係に関する発言もありましたが、シリア問題に関する部分のみ抜粋して紹介します。

 

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 今日最初に紹介するのは、上でも紹介しましたが、20201月の金融投資手段別パフォーマンスに関する記事です。今日(7日)付のアナトリア通信(AA)の記事です。

 見出しは「1月に最大の実質利益をもたらしたのはBIST-100指数だった」です。

 2020年1月に、消費者物価指数(TUFE)及び国内生産者物価指数(YI-UFE)で調整後、最大の実質利益をもたらした金融投資手段はBIST-100指数でした。

 トルコ統計庁(TUIK)は、2020年1月の「金融投資手段実質利益率」を発表しました。

 それによれば、先月に月間で最も高い月間実質利益をもたらしたのは、YI-UFEで調整後には5.67%TUFEで調整後には6.18%の利益をもたらしたBIST-100指数でした。

 YI-UFEで調整後には、金融投資手段の中の金地金は4.66%、国家国内借用証券(DIBS)1.67%、投資家にそれぞれ実質利益をもたらしましたが、ドルは0.58%、ユーロは0.68%、定期預金金利(税引き前)1.1%、それぞれ投資家に損害もたらしました。

 また、TUFEで調整後には、金融投資手段の中の金地金は5.17%、国家国内借用証券(DIBS)2.16%、投資家にそれぞれ実質利益をもたらしましたが、ドルは0.1%、ユーロは0.2%、定期預金金利(税引き前)0.62%、それぞれ投資家に損害もたらしました。

 過去3ヶ月間の期間で見た場合は、BIST-100指数はYI-UFEで調整後には17.04%TÜFEで調整後には17.01%で、最も高い実質的利益をもたらした投資手段となりました。一方、同時期にドルは、YI-UFEで調整後には0.20%TUFEで調整後には0.22%で、投資家に最も大きな実質的損失を与えた投資手段となりました。

 過去6ヶ月間の期間で見た場合は、DIBSYI-UFEで調整後には18.42%TÜFEで調整後には13.61%で、最も高い実質的利益をもたらした投資手段となりました。一方、同時期にユーロは、YI-UFEで調整後には1.28%TUFEで調整後には2.84%で、投資家に最も大きな実質的損失を与えた投資手段となりました。

 金融投資手段の年間実質利益を見た場合には、金地金がYI-UFEで調整後には22.49%で、また、TUFEで調整後には18.88%で、最も高い実質的利益をもたらした投資手段となりました。

 同時期にYI-UFEで調整後には、DIBS22.09%BIST-100指数は14.07%、定期預金金利(税引き前)10.78%、ドルは1.35%、それぞれ実質利益をもたらしましたが、ユーロは1.57%、投資家に実質的損失を与えました。(管理者注:記事ではすべてが「損害を与えた」となっていましたが、原文に当たって「ユーロのみが損害を与えた」に修正しています)

 同時期にTUFEで調整後には、DIBS18.48%BIST-100指数は10.70%、定期預金金利(税引き前)7.51%、それぞれ実質利益をもたらしましたが、ドルは1.64%、ユーロは4.40%、それぞれ投資家に実質的損失を与えました。

 

 

 次に紹介するのは、今週の金融投資手段別パフォーマンスに関する記事です。これも今日付のAAの記事です。

 見出しは「今週は株式市場が利益をもたらし、金地金は損失をもたらした」です。

 取引所イスタンブルで取引されている株式は週間ベースで平均1.57%、ドル/TL相場は0.17%利益をもたらしましたが、ユーロ/TL相場は0.76%、金地金の(リラ建て)販売価格は0.53%価値を失いました。

 BIST-100指数は、最高値が123,845.00ポイント、最安値が118,761.60ポイントとなり、先週終値から1.57%高い121,015.14ポイントで今週の取引を終了しました。

 カパルチャルシュ(グランド・バサール)で取引されている24金地金のグラム当たり(リラ建て)販売価格は、今週0.53%低下して302.40リラ、共和国金貨ン半谷価格は0.49%低下して2,013.00リラ、先週495.00リラであった4分の1共和国金貨の販売価格は492.00リラとなりました。

 今週は、米ドルは17:10現在、0.17%上昇して1ドル=5.9950TLとなりました。ユーロは0.76%低下して、1ユーロ=6.5650TLとなりました。

 今週、投資信託は0.31%、個人年金ファンドは0.13%、それぞれ上昇しました。投資信託を分野別に見た場合、最も高い利益を上げたのは2.80%上昇した株式信託でした。

 

 

 今日3つめに紹介するのは、上でも紹介しましたが、チャヴシュオール外務大臣の記者会見おける発言に関する記事で、これも今日付のAAの記事です。シリア問題に関する部分のみを抜粋して紹介します。

 見出しは「チャヴシュオール外務大臣は、『ロシアから明日来訪する代表団とイドリブの状況について協議する』と発言」です。

 メヴリュット・チャヴシュオール外務大臣は、シリアではアサド政権の攻撃によりイドリブ県では悲惨な状況が続いていること、また、この問題を協議するために、明日、ロシアから代表団がトルコに来訪することを明らかにしました。

 同大臣は、スロバキアの外務・EU担当大臣との会談後に共同記者会見を行いました。

 トルコ軍に対する攻撃も行われ、8人が戦死したことを指摘した同大臣は、「その何倍もの反撃を行った。この問題におけるトルコ決意をロシアにも伝達した。危機的状況の悪化を止めるために、必要なことはどんなことでもトルコは行う決意である。」と述べました。

 また、同大臣は、「今日まで一緒にトルコと一緒に作業を行い、シリア体制派の保障国でもあり、とりわけイドリブで一緒に作業を行って来たロシアと、この過程を再評価しているところである。2日前、エルドーアン大統領とプーチン大統領は電話会談を行い、そこでロシアから軍事代表団がトルコを訪問することで合意に達した。少し前に得た情報では、明日、ロシア外務省関係者が代表を務める代表団がトルコに来訪する。この協議の後、必要であれば、首脳レベルで協議を行うことで両大統領は一致している。」

 

​ ここからは一言解説です。チャヴシュオール外務大臣も述べていましたが、これまで数年間で何度も会議・会談を行い、トルコとロシア、あるいは、トルコ、ロシア、イランの3ヶ国はいろいろな合意に達していますが、「全て反故にされてきた」というのが現状で、トルコが希望するとおりの形で「トルコの安全保障とシリア住民の安全」が保障できているのは「ユーフラテスの盾」と「オリーブの枝」の両作戦が展開された地域だけであり、「平和の泉」作戦はアメリカとロシアとの別々に達した「合意」により「妨害」されている状況であり、シリアの北西部では、トルコが支援する反体制派勢力はハレップ県などほとんどを失い、唯一残されたイドリブ県でも危機的な状況となっています。ロシアが同意するかどうかは別として、4つ目の作戦を行い、「トルコ単独」でこの地域を管理しない限りは、「トルコの安全保障とシリア住民の安全」を確保することはほとんど不可能ではないかと思われます。​

 

 

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 今日はゴディヴァ(Godiva)チョコレートを紹介します。
​ かなり前に紹介しましたが、元々ベルギー資本であったゴディヴァ・チョコレートは、現在、ユルケル(Ulker)というトルコのお菓子の会社の兄弟会社となっています。
​  最近では、三菱商事(又はローソン)が日本を含むアジアの販売権を買収するという話も出ているようです。​















今日はスイーツです。




  






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Last updated  2020.02.09 23:07:08
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