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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2022.10.02
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カテゴリ:経済問題
 今日(101)も、重要と思われる記事が色々と出ていましたので、その中でも最も重要な記事を1つ紹介します。

 今日の映像メディアからの情報、つまり、AAでは記事にならない情報」で取り上げられていた問題は、昨日とあまり変わりはありません。「メルスィン県のテロ事件」に関しては、「AKPCHP」という構図は変わりありません。しかし、大きな展開として、“PKK 対 デミルタシュ元HDP党首+HDP”という新しい構図が出てきました。“大きな展開”と紹介しましたが、事件の直後から起こっている動きです。エルドーアン大統領・AKPによる“事件の悪用?”が行われたため、後から“かえって注目を集めるようになった”ということです。

 この事件は、PKKが犯行声明を出しているので、“トルコ政府陰謀説”は消え、PKKの独自の犯行であることが確定しました。そのため、テロ組織としてのPKKがあらためて強調されることとなりました。古い話で、あまり分かり易い例ではないかもしれませんが、かなり以前には「PKKHDP(あるいはその前身のいろいろな政党)の関係は、IRAとシンフェイン党の関係と同じである」つまり、「テロ組織と、その強い影響力の下にある、あるいはテロ組織によって管理された政治組織・政党」という関係でしたが、これまでにもデミルタシュ元党首はテロとの決別を述べていましたが、今回のテロ事件ではそれを真っ先に宣言し、HDPの現執行部もそれに追随したということで、“PKK 対 デミルタシュ元HDP党首+HDP”が明確化しました。当然、エルドーアン大統領・トルコ政府はこれを認めず、今回のテロ事件は「PKKHDP=CHPの仕業である」であるという主張を変えていませんが、“クルド問題の解決は、テロによってではなく、トルコ大国民会議(国会)における議論・法律成立を通じた民主的な解決しかない”ということを、クルド民族の政治的代表が明確に表明したことになりそうです。勿論、クルド民族も一枚岩ではなく、少なくとも3つの勢力が存在していると思われます。PKK支持派(=武闘派)HDP支持派(=民主的解決派)AKP支持派(=体制依存派)ですが、明確な調査は存在していませんが、過半数はHDP支持派(=民主的解決派)で、次いでAKP支持派(=体制依存派)で、最も少数派がPKK支持派(=武闘派)と思われます。これまでに4万人以上のPKKテロリストが殺害された・自爆したと言われていますが、その家族を含めれば、少なくともその34倍はPKKに親近感を感じていると思いますし、“同じ民族が自由・独立のために殺された”ということで同情を寄せる人もある程度はいると思われますが、約30年前のテロ事件が頻発し、トルコ国に内におけるトルコ軍との衝突も頻発していた時代と比べれば、トルコで生活する普通のクルド系住民にとっては、PKKの影響力は相当に小さくなり、“クルド系住民としての自尊心を持ちながら、トルコ共和国国民として生きて行くこと”を選択する人が過半数を超えている、AKP支持派(=体制依存派)を加えれば、8~9割に達しているのではないかと思います。一方、先日紹介した“2015年との類似性”あるいは、“2015年の悪夢の再来”については、この7年間でシリア及びイラクでの軍事行動になどにより、ソイル内務大臣をはじめ、トルコ政府は“PKKテロリストを国内から一掃した”と言う宣伝をさんざん行っていましたが、“それは嘘・幻想あった”ということを認めることとなってしまうため、テロの危険をあまり強調することはできません。そのため、結局、「CHPHDPは、PKKと非常に近い関係を持っている」というテロ宣伝を行うくらいしかなくなっているものと思われます。

 これ以外では、野党6党に関する動き(明日2日には、2巡目(7回目)6党首会合が行われます)や、選挙で負ける可能性を見据えてのAKP内の動きに関する解説もありましたが、明日以降に譲りたいと思います。

 

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  今日紹介するAA記事の見出しは「エルドーアン大統領は、『新年度に、トルコ国会はトルコが正当な権利を持つ新憲法を採択する』と発言」です。非常に長い演説ですので、標題とは異なる、経済に関する部分を、しかも、ほんの一部分だけ紹介します。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、トルコ国会開会式で、国会議員向けの演説で、「今日、第27期国会議員の最後の立法年度の開会式を我々は行っている。トルコ国会は、選挙を行うために休会する前に、多くの重大な改正を行い、この立法年度も最も良い形で有効に活用すると信じている」と述べました。

 トルコ経済モデルに関する考え方について、昨日、イスタンブルで外国人経済学者グループと、隅から隅まで話し合う機会を持ったと述べたエルドーアン大統領は、「そこでも述べたように、我々が適用している経済政策は、絶対に“流れに逆らう”と言った無謀な目的を持ったものではない。正反対に、我々は経済手段によってトルコをひざまずかせようとする陰謀に対して、今日まで最良、最善、利益をもたらすことを証明された経済政策にすら反する形で、トルコに対して行われた狡猾な攻撃を跳ね返すために、トルコ独自のモデルを開発した。より重要なことは、このモデルには経済学上の根拠があり、世界でも例が存在しており、トルコの現実と可能性に最大限に適応したものであるということである。したがって、トルコに対して比類のない利益をもたらす道を選んだことになる。」との分析を行いました。また、経済モデルの選択を変更する必要があると感じても、あえて変更しなかったとしたエルドーアン大統領は次のように述べました。「もしも彼らが試合中に我々にとって不利な方向にルールを変更しようとしなかったならば、多分、一定期間は新しいモデルは我々には必要なかったであろう。しかし、トルコが極めて明白な形で攻撃を受けたために、トルコを守るためにどんな対応をする必要があったとしても、如何にしてクーデターに対抗したのかと同様に、これに対しても同様の対応を取った。国際環境がトルコの前にもたらしたチャンスをも活用しつつ、“塞翁が馬”との理解で、未来に向けて前進した。世界とトルコの経験から最高の利益が得られるよう、トルコ独自の経済モデルを構築した。まず、晒されていた攻撃に反撃するための対策を取り、そのたまめのシステムを構築し、資金を見つけた。これらと共に、短期、中期及び長期の計画を、新経済政策に適合した形で更新し、統一的な構造を作り上げた。あらゆる段階で、この計画の理論的枠組みを適用した結果も、我々の目標についても、国民に情報提供してきたし、今後も情報提供を続ける。」あらゆる国際的進展が、このトルコモデルの正しさを証明していると指摘したエルドーアン大統領は、次のように述べました。「トルコ経済モデルの成功には、過去20年間に我々がトルコで作り上げてきた社会基盤のお陰で実現した生産と雇用の力が大きく貢献した。なぜならば、我々の“投資、雇用、生産、輸出及び経常黒字によってトルコを成長させる”と要約している経済モデルの中心には、トルコ国民が存在している。このモデルは全てのトルコ国民が仕事と持ち、生活できるようにし、将来に確信が持てるようにするために、投資、生産、輸出を実現する形で実現させた。」

 エルドーアン大統領は、トルコとトルコ国民が、為替相場の無秩序な上昇とインフレの急上昇から生じた福利の喪失、不安及び予想についてよく理解していると述べ、これらについては対策を初期段階から取ってきたことを明らかにしました。(昨年)12月には為替相場で不均衡な上昇が起こり始めた時に、為替保護付き預金をはじめとして当たらに構築した対策が市場のパニック状態を治めたことを説明したエルドーアン大統領は、インフレ率の上昇が国民の福利水準の低下を引き起こさないよう、最低賃金、公務員給与、年金、社会保障の数字を今年初めから大幅に引き上げたと述べました。

 ここからは一言解説・雑感です。これ以外の記事では、ロシアによるウクライナ4州合併を認めないとするトルコ外務省の発表に関する記事、トルコの老齢人口、老齢人口比率が上昇しているという記事、10月の経済(統計発表)日程に関する記事、メルスィンテロ事件の捜査状況に関する記事、新社会住宅に関する最新の情報に関する記事などがでていましたが、今日は紹介できません。

 

 

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株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
​ トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。​






​今日はトルコ・コーヒーも紹介します。​




ここからはブレスレッドです。




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Last updated  2022.10.02 23:33:14
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