2020年12月及び通年のトルコにおける住宅販売状況、先週の外貨準備高、2020年及び2021年のトルコの経済成長予測、エルドーアン大統領のKOVID-19ワクチン接種と接種の呼びかけ、トルコにおける新型コロナウイルスの患者発生310日目の状況
今日(14日)は、トルコ経済に関する重要と思われる記事が非常に多く出ていました。また、社会面でもいろいろな記事が出ていました。 経済面の一番重要と思われる記事は2020年12月及び通年の住宅販売状況に関する記事です。また、先週の外貨準備高に関する記事も出ていました。今日はこれらの記事を紹介します。それ以外では、2020年通年の外国人向け住宅販売戸数は4万戸を超え、過去2番目に高い年となったという記事や、トルコの経済成長予測に関して、国際信用格付け会社であるフィッチ・レーティングス社は2020年がプラス0.2%、2021年もプラス3.5%となると予測したという記事、一方、OECDは予測を上方修正したものの、2020年はマイナス0.2%となり、2021年は2.6%、2022年は3,5%になると予測したという記事も出ていました。また、毎週木曜日の定例発表として、1月8日時点でのトルコ銀行業界の貸出残高が311億4,500万リラ減少して3兆5,447億7,900万リラとなり、また、預金残高も254億6,100万リラ(0.7%)減少して3兆4,295億6,700万リラとなったという記事、先週、海外居住者がトルコで行った金融取引の結果として、2億8,590万ドル分の株式と4億9,110万ドル分の国家国内借用証券(DIBS)を買越した一方、企業借用証券(社債)については250億ドル分を売越したという記事、今年1~11月の期間で民間部門が外国から借り入れた貸付が、2019年末と比べて、長期は184億ドル減少して1,609億ドルとなり、また、短期(商業貸付を除く)も1億3,600万ドル減少して86億ドルとなったと記事などが出ていました。 社会面では、昨日紹介しました「IYI Partiから除名されたウミット・オズダー国会議員の訴えがアンカラ第1下級裁判所で認められ、除名措置が無効とされたという記事」に関連して、アクシェネルIYI Parti党首が記者の質問に対して「そこから明確に分かるのは、裁判所は我が党の制度について非常に迅速な調査・作業を行ったということである。これは非常に意味深な (隠された意図がある) 状況であることは明白である」と述べたという記事のほか、エルドーアン大統領がKOVID-19ワクチンをアンカラ市民病院で摂取した後で記者会見を行い、国民にワクチン接種を呼びかけたという記事、2020年12月はバトマンとビトリスを除いて平均気温を上回り、特に北西部では平年よりも5度高い状況となり、トルコ全体しては過去50年間で6番目に気温が高かった年となったという記事のほか、テロ関係の記事もいくつか出ていました。 今日、紹介するアナトリア通信(AA)に出ていた主な記事の見出しは下のとおりです。(今日は1と2の記事を紹介します。)1 2020年にトルコで149万9,316戸の住宅場販売された2 中央銀行の外貨準備高は925億6,400万ドルとなった3 (KOVID-19の)流行にもかかわらず、外国人向けの住宅販売が史上2番目に高い年となった4 フィッチ・レーティングス社はトルコの成長が加速することを予測している5 OECDは、トルコ経済に関して2020年の予測を上方修正した6 銀行業赤いの貸出残高は3兆5,450億リラに減少した7 国外居住者は1月8日の週に2億8,590万ドル分の株式を購入した8 民間部門の長期国外借入は11ヶ月間で184億ドル減少した9 アクシェネルIYI Parti党首は『そこから明確に分かるのは、裁判所は我が党の制度について非常に迅速な調査・作業を行ったが、そこには隠された意図があることは明白である』と発言10 エルドーアン大統領はKOVID-19ワクチンを接種した11 2020年12月は、トルコで過去50年間で最も暖かい6番目の12月となった 1月14日(最初の患者確認から310日目)付け「トルコの日々のコロナウイルス統計」から新型コロナウイルス(KOVID-19)の感染状況を紹介します(なお、保健省から発表される統計には、明確な矛盾が明らかになっているため、必要最小限度の紹介にとどめています)。今日の検査件数: 16万9,847件今日の感染者数: 8,962人今日の死者数: 170人今日の完治者数: 9,011人今日までの累計完治者数: 223万6,938人今日までの累計検査件数: 2,689万9,442件今日までの累計感染者数: 236万4,801人今日までの累計死者数: 2万3,495人重症患者数: 2,512人 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。にほんブログ村にほんブログ村 ドライアプリコット トルコ産 800g 砂糖不使用 あんず 杏 ドライフルーツ【ゆうパケット/送料無料】保存食_おうち時間 パン作り お菓子作り 手作り パン材料 お菓子材料 ハロウィン お買い物マラソン価格:1098円(税込、送料無料) (2020/10/11時点)ドライフルーツ トルコ産 砂糖不使用 無添加 無花果 乾燥 果実 おつまみ 日本製 お中元 おやつ 製菓 製パン 食品 スイーツ ドライいちじく 250g価格:1400円(税込、送料無料) (2020/10/11時点)レーズン 有機サルタナレーズン トルコ産 800g 【9月SS楽天ランキング受賞】ノンオイル 干しぶどう 【ゆうパケット/送料無料】_おうち時間 パン作り お菓子作り 手作り パン材料 お菓子材料 ハロウィン お買い物マラソン価格:1107円(税込、送料無料) (2020/10/11時点) 今日、最初に紹介するAA記事の見出しは、「2020年にトルコで149万9,316戸の住宅場販売された」です。これらは今日(14日)付の記事です。 2020年の住宅販売戸数は前年よりも11.2%増加しました。2020年12月のトルコにおける住宅販売は、昨年同月比で47.6%減少して10万5,981戸となりました。 トルコ統計庁(TUIK)は、2020年12月の住宅販売統計を発表しました。 それによれば、2020年の住宅販売戸数は前年よりも11.2%増加して、149万9,316戸となりました。 2020年1~12月の住宅ローンを使った住宅販売戸数は72.4%増加して57万3,337戸、その他の方法(管理者注:現金払いなど)による住宅販売戸数は8.9%減少して92万5,979戸となりました。2020年における住宅ローンを使った販売が占める割合は38.2%、その他の方法による販売は61.8%となりました。同期間の新築販売戸数は8.2%減少して46万9,740戸となりました。中古住宅の販売戸数は23%増加して102万9,576戸となりました。受託販売に占める新築の割合は31.3%、中古の割合は68.7%となりました。 2020年の住宅販売で、イスタンブル県は26万5,098戸の販売で、全体の17.7%を占めました。イスタンブル県に次いで、15万7,095戸(10.5%)のアンカラ県、9万3,457戸(6.2%)のイズミル県となりました。一方、住宅販売戸数が最も少なかったのは192戸のアルダハン県となりました。 昨年12月にトルコ全土で販売された住宅の数は、前年同月と比べた場合には47.6%減少して10万5,981戸となりました。住宅総販売数では、イスタンブル県が2万236戸で、最も大きな割合(全体の19.1%)を占めました。イスタンブルに次いで9,990戸のアンカラ県(9.4%)、5,794戸のイズミル県(5.5%)となりました。一方、最も住宅販売が少なかった県は18戸のアルダハン県、20戸のハッキャーリ県、100戸のバイブルト県となっています。(管理者注:トップ3県はほとんど鉄板状態ですが、下位3県はそもそも販売戸数が少ないため比較的変化があります。) トルコ全土で、2020年には外国人に対して4万812戸の住宅が販売されました。外国人に対する住宅販売戸数は前年と比べて10.3%減少しました。外国人に対して行われた住宅販売戸数が最も多かったのは、1万9,157戸のイスタンブル県で、2番目は7,735戸のアンタリヤ県、3番目は2,746戸のアンカラ県、4番目は1,340戸のブルサ県となりました。 昨年12月の外国人向け住宅販売は、前年同月と比べて16.4%減少して4,427戸となりました。昨年12月に外国人向けに行われた住宅販売が最も多かったのは、2,308戸のイスタンブル県で、それに次いで789戸のアンタリヤ県、273戸のアンカラ県、159戸のメルスィン県、131戸のヤロヴァ県となりました。 昨年12月にイラン人はトルコで764戸の住宅を購入しました。イランに続いて、724戸のイラク、349戸のロシア、224戸のアフガニスタンとなりました。 2020年通年で、トルコ全土で購入された住宅の所有者は、男性が59.5%の89万2,347戸、女性が32.2%の48万3,007戸、1.6%の2万3,424戸は男性と女性が共同で購入しました。 イスタンブルで販売された7万7,209戸の住宅は、トルコ全土で女性が購入した住宅の16%を占め、最も高い割合となりました。また、イスタンブルでは14万9,316戸の住宅を男性が購入し、女性と男性が共同で購入したのは5,703戸でした。女性に対する最も少ない住宅販売戸数となったのは、50戸のアルダハン県、男性では130戸のハッキャーリ県となりました。 2020年12月にトルコ全土で住宅ローンを使用しての販売は、対前年同月比で70.9%減少して1万4,631戸になりました。全住宅販売に占める住宅ローン販売の割合は13.8%となりました。住宅ローンを使った住宅販売が最も多かった県はイスタンブルで、3,251戸(全体の22.2%)が販売されました。反対に、住宅ローンを使った販売が最も少なかった県は2戸のハッキャーリ県になりました。 2020年10月におけるその他の販売方法は、昨年同月と比べ39.8%減少して9万1,350戸となりました。イスタンブルでは1万6,985戸がその他の方法で販売され、全体に占める割合は18.6%で、1位となりました。イスタンブルにおける総住宅販売に占めるその他の方法による販売の割合は83.9%となりました。アンカラでは8,179戸となり、その他の方法による販売の2位となりました。3位は4,759戸のイズミル県でした。その他の方法による販売が最も少なかった県は15戸のアルダハン県でした。 トルコ全土における昨年12月の新築住宅販売数は、前年同月と比べて51.1%減少して3万6,898戸となりました。全住宅販売に占める新築住宅の割合は34.8%となりました。新築住宅販売では、イスタンブルは6,391戸で、最も高い割合(17.3%)を占めました。イスタンブルに次いで、2,332戸のアンカラ、1,789戸のイズミルとなりました。 昨年12月の中古住宅の販売は、昨年同月と比べて、45.4%減少して6万9,083戸となりました。中古住宅販売では、イスタンブルは1万3,845戸で、最も高い割合(20.0%)を占めました。イスタンブルにおける総住宅販売に占める中古住宅の割合は68.4%となりました。イスタンブルに次いで、7,658戸のアンカラ、4,005戸のイズミルとなりました。 今日、2つ目に紹介するAA記事の見出しは、「中央銀行の外貨準備高は925億6,400万ドルとなった」です。これも今日の記事です。 トルコ中央銀行(TCMB)が発表した金融及び銀行週間統計によれば、1月8日時点でのTCMBの外貨準備(通貨のみ)は12億8,800万ドル減少して486億7,700万ドルとなりました。12月31日の時点では499億6,500万ドルでした。 同期の金(Gold)準備は6億4,600万ドル増加して、432億4,100万ドルから438億8,700万ドルになりました。 その結果、TCMBの総外貨準備は、前週と比べ6億4,200万ドル減少して、932億600万ドルから925億6,400万ドルになりました。 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。社債投資まとめ いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。株初心者向けIPO初値予想 今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。