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新しいブログに移行する前に、バンクーバーに来る前の話、ローマのレポートなど。 5年間住んでいた借家を引き払ったのですが、付いてた家具などはほぼ全く無傷で返せたんですよね。かびてた壁もきれいに塗りなおして。文句のつけようがない。デポジットは帰ってくるはずなので、そこから光熱費を払って残りは義弟(職場が近い)に返しておいて欲しいと言ったんです。 しかーし、今までニコニコと慇懃に家賃を取りに来ていた奥さん、怖い顔に豹変して「それはできない。光熱費の分も余分に残せ」と高い声でキャンキャンわめき始めました。キャンキャンいうのですがなぜできないのか、確固とした理由がわからない。ていうか理由なんてないので当然なんだけど。何を思ったか「デポジットをそっくりそのまま返さなきゃならないなんて思ってなかったわよ!」とか・・・。いや、あの、返すからデポジットなんですけどね。じゃなきゃデポジットといいませんよね。 まあ日本には敷金に礼金まで払わなければならなくてその敷金さえも返ってこないケースが多いんだから、たかが家賃1ヵ月半のデポジットなんて安いものですが。もちろん夫も頑固ですからそのまま引き払ってきました。 そのほか店の大家とのやり取りもあったんだけど夫は何とか収めてきました。まあ今後何があるかちょっと怖いけど。 しかしもう何かあるとぎゃーぎゃーと大きい声で興奮した会話を続けるイタリア人(夫も含め)、もううんざりです~。本人に言わせると「普通にリラックスしたお話をしてるだけじゃないか」ということらしいんですが、私には怒鳴ってるようにしか・・・。さすがの夫も相手に合わせて多少はトーンを下げるので、カナダでこの喧騒会話を聞くことはないんですが、やはり声自体でかいのでちょっと注目されるような・・・。 旅立ちの日、義母が泣いてしまって、私もほろりときました。この話をしたときから「そんな遠くに行くのは反対だ~」といわれるのを振り切るような感じで来てしまったのですが、ごめんよこんな嫁で。夫にもちょっと衝撃だったのか、カナダからもよくスカイプで電話してます。 気を取り直してローマでゆっくり2泊。 1年前泊まった事のあるテルミニの超駅前の宿POP INN HOSTELですが、今回行ってみたら共同シャワーとトイレがすっかり改装されてきれいになってました。ローマの安ホステルにはいろいろ泊まったけど、イタリアの常としてシャワーにカーテンが付いてなかったり、しょぼいカーテンだったりして、床がびちゃびちゃになってシャワーしにくい。ここの新シャワーはちゃんと引き戸が付いてて広くてきれいで快適。2人で1泊50ユーロちょい。部屋の格は安宿の部類だけど、この立地でトイレ・シャワーがきれいだったら言うことない。ただちょっと夜寒かったかも。 しかも今回の部屋は駅前が見渡せる角部屋。駅前に泊まるって異次元体験。夜は確かにうるさいけど夜中12時ごろからだんだん静かになって、朝6時くらいからざわざわし始めるのでその時間帯を狙って床に就いたらぐっすり寝れると思う。ただし夏とかクーラーないので開けっ放しになるけどその状態での騒音はきついんじゃないかな。あと、テルミニ駅前、けしてガラのいい場所ではありません。 パスポートの更新を余裕を持って申請するために泊まったんですが、この用事以外は駅周辺でうろうろしたり、部屋の窓から外を眺めたりしてのんびりすごしました。 朝 夜 今回の部屋は結構広かった。 共同トイレ&シャワー ケバブ&ライス7.5ユーロ 宿はVia Marsalaにあるけど、駅の中をえんえん歩いて突っ切ってVia Giolittiに出ると道の向こうがわに斜め左にあるケバブ屋。工事の囲いに囲まれて見えにくいけどIstanbulという店名。以前も何度か行ったけどやっぱりここのはおいしい。一皿二人でおなかいっぱいになる。もちろんケバブサンドもあるけど、皿盛りのほうが具が沢山食べれて好き。ヨーグルトソース大盛りで。
今バンクーバーはチャイナタウンの安宿に泊まってます。家探しでチラッと市内の住宅街を見てきたけど、なんか街中がチャイナタウンだから、チャイナタウンって呼ぶ意味なし!! 普通の道とか中国語とベトナム語の看板で埋め尽くされてるもん。これって・・・植民地? しかも夕方住宅街を歩くとあちこちから炒め物のいいにおいが・・・(笑) 食べ物のいい匂いに弱い夫は「あーたまらん」とやられっぱなし。もちろん毎日中華食べてます(笑) ![]() チャーハンか中華焼きそばの上に2種類のおかずが選べるぶっかけ飯屋。5.75カナダドル(520円くらい)。1人前だけど2人で食べておなかいっぱいになる量です。 写真は乾燥ゆばとしいたけの炒め物にレンコンと豚の炒め物。他にもいっぱい種類があって30分くらい迷ってしまう。 安くて本格的でおいしいので中華だけでも充分と思うのですが、もちろん世界中の料理が食べれます。え?のっけから食い物の話ばかり? 東アジア人以外もインド人、イラン人、メキシコ人、ウクライナ人などなど様々! 名前を言っただけで日本人だと認識してくれます!(笑)日本食スーパーなどもあちこちにあるみたいで、住居が見つかったらすぐに行ってみたいです。 人々は親切で気さくで屈託がないです。イタリア人と話すときに感じる、相手を探るような視線、イタリアに住む人ならわかると思いますが、言葉の真意を探るような感じ、あの感じがなくて、知らない人ともカラッとした会話ができます。 ![]() 街の端ばしから山が見えて美しい! ![]() 桜があちこちに咲いてて、日本を思い起こさせられて心地よい。 ここに来て初めてWIFIというものに手を出しました。以前日本語ウィキペディアを見て難しそうな感じを受けたので今まで考えたことなかったんですが。 なんとメモリーペンみたいな形のアダプターを買って差し込んでインストールするだけだったんですね!知らなかった。それでWIFIが受信できるエリアに行くだけでいいんです。ホテルや人の家だとパスワードを教えてもらって使え、飲食店とかフリーWIFIありと示している場所ではそのまま使えるんです。 回線はちょっと遅いけど、便利ですね~。 昨日は中古車を買いました。古いホンダシビック、カクカクだけど本当のオートマです。(免許はなんか90日以内に簡易試験を受けて書き換えなければいけないそうです) 後は借りアパートを見つけて夫の仕事探し。そして私のビザ申請が始まります。
元来片づけが苦手で、ごちゃごちゃとモノを溜め込んでは整理はいつも後回しにしたせいで、引越しのために整理し始めてもなかなか終わらない。いや~、捨てるものが多いこと!ごみばっかり溜め込んでたのね。 服もだいぶ捨てたのに、あんな小さい家でどこに収めるスペースがあったのかと思うほど、ダンボール箱に入って詰まれて行きます。 ガラクタばかりで人にあげれるようなものはないけど、スキー板は持って行きようがないので置いていきます。誰かもらって・・・。 カービングスキー160cm ストックは1本ずつメーカー違い(笑) ![]() カセットコンロ ボンベは空です。これ、1本が3ユーロもするんですが、ブリコやキャンプ用品店なんかに売ってます。 ![]() モリーゼ近隣の人か、取りに来れる人限定ですが・・・。
オーナーがレストランの売却を任せてもいいよといってくれたので、後ろ髪引かれながらもいよいよカナダ移住に向けて踏み出せます。レストランはもう閉じました。3月初旬出発を目指しています。 まず車の引き取り先を個人売買で探したい。オートマ車なので、オートマ車の価値をわかっていないイタリア人よりは、日本人に買ってもらったらかわいがってくれるかなと思っているので。 オートマといってもシーケンシャルとかいう仕組みだそうで、よくわからないけど日本のオートマ車とちょっと仕組みが違うそうです。マニュアルモードにもなってギア操作もできます。(でも2ペダル)。実際的な違いは、加速するとき日本のオートマよりちょっとぎこちないのと、クリープ現象がないこと。つまり登り道で止まってブレーキを離すと後ろに下がっていきます。 FIAT PANDA DUALOGIC 2007年製 走行距離約28000km ガソリン車 クリーム色 シティモードというのが付いてて小回りが利きやすいようになっています。イタリアの狭い道での路上駐車にぴったりです。 ![]() 前 ![]() 横 ![]() ![]() ![]() ![]() 中 ![]() 後 ![]() トランクルームです。意外と入りますよ。 ここからが瑕疵↓ ![]() イタリアの路上駐車の宿命その1 アンテナを盗まれる(笑) 電気コードで代用していますのでもう盗まれません(笑) ちゃんとラジオ入りますよ。 ![]() 路上駐車の宿命その2 サイドミラーに当てられ、とれる。 ![]() 接着剤でくっつけています。走行するとがたがた揺れますが、機能はしています。中からの方向調整ボタンも機能します。 ![]() ちょっと割れてます。 ![]() 路上駐車の宿命その3 前後とも少しずつ当てられていく。後には小さな傷が・・・。 ![]() 前のナンバープレート。微妙にゆがんでる。細い部分が取れてる。 ![]() 運転席に穴が数個・・・ ふう・・・瑕疵はこれで全部! 相場で7500ユーロ前後で考えてますが、瑕疵を考慮して相談に応じます。 まず見たいという方は、CampobassoかTermoliまで来て頂きたいんです。 ![]() イタリアでの車の個人売買は、公証人の下で売買契約をして、その後公証人の発行した書類を持ってmotorizzazioneで名義を書き換えてもらいます。それらをクリアしたら乗って帰っていただけます。 ほとんど心が決まっている方なら一日で、見る→交渉→契約手続き→乗って帰る、ができると思います。 とにかくローマなど遠方の方がカンポバッソに来てもらえる場合は1日で手続きが済むようにがんばります。 質問、ご連絡は こちらからメールアドレスを添えてどうぞ。 もちろんもうメール知ってるって方は直接どうぞ! にほんブログ村 多くの人が見るように、クリックお願いします!
カンポバッソは文化も経済もせき止められた水のようによどんで濁って動かない。ことに土地や事業などの大きな買い物となると交渉も非常にのんびりしてなかなか進まない上に、新しく出てくる物件も少ない。 まあ土地を探していたときにこれもイヤになった理由の一つで、結局条件にあった土地(レストランが許可される地区で、かつ住宅地で、そこそこ広く、見晴らしがよい等。多すぎ!?)など見つかりっこないとの結論に達したのもあってここでの土地購入はあきらめて移住しようということになったのだ。 ちなみに土地の売主がだらだらと交渉を長引かせて強気なのは理由があって、イタリアでは固定資産税はほとんどないに等しいようなもの、かつ相続税もない(のかな・・・。あってもないに近い)ので、遊んでいる土地でもずるずる所有しても損はないのだ。 レストラン事業はまあコソコソと売りに出しても、そうすぐに売れるものではないとはわかってはいたが、やはり賞味1年は売れなかった。なのでもう少し広告を増やしてみた。見に来る人はぽつりぽつりといるがリピーターは少ない。この前の人は1年前の広告で一度来た人で結構本気で話していたので今度こそかと思ったが、分割で払うという話にちょっと難色を示すととたんに話は滞った。買う気を失ったのかじらせて条件を飲む気にさせたいのか、こっちの人は分からない。 今日はまた別の1年前の広告で来た人がもう一度来ることになっているのでこちらもかなり期待しているが、やはり一度見て気に入らなかった人はもう一度見ても気に入らないかなぁという覚悟もある。 レストラン事業を売るとは言え、商業許可(普通イタリアでは地区に対して飲食店はいくつ、肉屋はいくつ等等各商業に制限を設けているが、ない地区もある)は、チェントロストリコなのでフリー。場所は賃貸で、ウチが入ったときは何もなかったので賃料は破格の安さ。今客はほとんどないので、売値の設定は設備代と工事代だけ一部帰ってくればいいだけという計算だ。 しかし場所がちょっと問題なのかも。やや町外れ、中心地から坂道を15分ほど歩く。しかも夜はやや人気がない。バスの停留所もない。専用の駐車場もなく、町なかの公共駐車場からちょっと離れているのに、周辺の道路はいつも住民の車でいっぱいという、びみょ~~な場所にあって徒歩も車も不便なのだ。 はやらない理由もこれなんだろうなとも思うが、不況で堕ちて行く前はそれでもやっていけてたのでやはりそれが唯一の原因ではない。まあ1年前からはやる気が激しく落ちてきて、早く売って移住したい気持ちでいっぱいで、メニューを変えてからも大々的に広告しなかったのが大きいか。 ただ、今売れてもバンクーバーがオリンピック中に行くのは避けたい。逆にオリンピックが終わるころには行きたいので、3月初旬までには売りたい。そろそろ厨房器具だけ二束三文で売り払うとか、場所のオーナーに売買を託して出て行くとか言う覚悟も出始めている。 このところNHKニュースでバンクーバーの街を映すのがうれしい。ネットでいくら写真を見たって、テレビの画面で動画を見る感動にはかなわない。テレビの前で2人で盛り上がっていた。オリンピックよりも興奮します。
えー、予告もなくストップしててごめんなさい。一度サボりだしたら急に億劫になってて。 ちょっと行き詰ってたんですよね。イタリア生活も、新鮮味がなくなると書きたいと思わなくなって。 そう、イタリア生活自体にだんだん嫌気が差してきたんです、2人して。症状がひどいのは夫のほう。まあ客の対応とか雑務とか面倒なこと全部夫がやってたからねぇ・・・。私が悪いんだけど。 ここを読んでいるイタリア在住の方にはわかると思いますが、イタリア社会の物事の進ませ方とか機能とかいうもの、先進国らしくなくて、もうちょっとマシにならないのか?とか思いません?医療制度、福祉、交通から家庭にある電化製品とかいう小さなことまで、かなり遅れている部分が多いと思います。 それがハードの部分なんだけど、加えてソフトの部分、人々のメンタリティ、ルールの守り方、他人への接し方、文化、社会といったものでしょうか。まあ私もずいぶん自分の育った社会からはかけはなれてるなぁと思ってたんですが・・・。10歳までカナダで育った夫、もちろんそれからはイタリア文化にどっぷりつかってるし、イタリア魂も持ってるけど、なんかやっぱ解せない部分があるみたいで。その部分は大人になってカナダで働いていたときにもっと育ったみたい。 南で田舎だから余計にイタリア気質の濃い、暗い部分が感じられるのでしょうが、ローマとかミラノに行こうと言っても夫は「イタリアはどこも同じ。都会はちょっとましになるだけ。(ていうかミラノだってイタリア気質もってるのに自分では違うと思ってるからもっとたちが悪い、だそうです)」とこりごりの様子。 夫の言うのは「カナダに移住しよう」と。実は結構以前だったんですがね。 もちろん私も大賛成。 カナダなら普通に先進国だし、イタリアよりはハードな部分は確実にイタリアよりは日本に近く、暮らしやすいかと思います。ソフトな部分も、人との付き合い方とかルールに沿った行動とか、そういうのもイタリアと比べたら日本と変わらないでしょう。 後はその奥のメンタリティの部分、これは住んでみないとわからないんですが。しかしイタリアの人たちの会話の話題とか、余暇の過ごし方とか、毎日食べているものとか(そういうのって性質が反映したり、逆に性質の形成に影響するでしょう?)見ていたらかなり日本とは深い深い隔たりがあるので、それよりはやはりましそう・・・。 日本はどうかって言うと私も夫も好きになれないと思う。縦社会で、右にならえで、異端排除的で、商業主義で、競争社会。 カナダ、住むなら東海岸は気候が厳しいので、暖かいバンクーバーがいいな、と。バンクーバーならさらに人種も多く(なんとアジア系が50%!)文化も多彩で、私たち好みといえるでしょう。 そういう観点で言えば日本はあまりにも均一文化で、単一人種主義的過ぎて国際結婚の私たちに向かない。白人崇拝があるから少なくともうちの夫が貶められることはないにせよ、そんな崇拝を享受したくはないだろう。裏を返せばアジア人蔑視が付いてくる崇拝なんて。 イタリアは日本に比べれば異人種が多いけど、最近の移民によるもの。なので異人種=移民と考えられている。つまり異人種は貧乏でかわいそうな低賃金労働者。さらには他のヨーロッパがかつて経験したように、急増する移民に対して反感が高まっているのだ。 そうそう夫はカナダ国籍もあるので移住も簡単。私の永住を申請すればいいだけ。 英語は私たち夫婦の公用語だし。ああでもまだまだボキャが少ないし、聞き取りむつかしいんだよな~。英語でテレビ(sky)見てても夫に解説してもらわなきゃわかんない。 ベルリンに行ったとき、交通の便がいいとか物価が安いとかいろんなところがとてもとても気に入ったんだけど、なんせドイツ語だからね~。 まあそんなこんなで、レストラン事業(attivita')を売りに出してたんです。といっても細々とね。レストランのメニューを変えた後も特に客数が上がることもなく赤字だったので、さらに広告を増やして売りに出してたんです。 それでもなかなかだったんですが、今回はちょっと脈がありそう。2度目に見に来る人がいるんです。 というわけで売れたらカナダ移住します!
今年の夏は蚊が多かった。蚊取りマットの親戚で、マットじゃなくて液体のやつ、名称を知らないのだが・・・あれをタイマーに挿して毎晩就眠時間帯に30分おきに点くようにしておいた。確か去年はほとんど使わなかったのに。 イタリアの蚊に咬まれるとかゆみがひどく後を引く。4,5日たっても赤く痒い。日本のムヒ、イタリアの薬局で買ったかゆみ止め(eurax)、中国商店で買ったタイガーバーム等、いろいろ選択肢はあるが、一番効果があるのは日本から持ってきた「かゆみ止めパッチ」。子供むけの商品だが、私は寝ているあいだにかきむしっていることがあるので買ってみたのだ。もちろん触れるのを防止するだけでなくかゆみ止め効果もある。つけたのをすぐ忘れて掻いてしまうような薬品類と比べ、こいつはじっとそこにいて腫れを癒してくれているようで、効果をより感じる。 しかし久しぶりに日本で蚊に刺された時、一度ムヒつければ痒みなど忘れるし、半日で跡形もなくなっていたのにとても驚いた。そう、日本ではずっとこうだったのだ。なのになぜイタリアでは何度薬を付け直しても痒く、何日も消えないのだろう。 咬まれた後の腫れ方も違う。日本だと刺し後は丸くぷっくりと膨れて、膨れているところは白く周りは赤い。 図 ![]() 昔、職場で蚊に刺されて大きく白く膨れ上がったのだが、それを見た同僚が「そんなの蚊ちゃう!なんかの病気や!」と大騒ぎした。 逆に聞いてみると彼女は蚊に刺された箇所は単に赤くなる。彼女の家族もそうだし、白くなる人なんか見た事ないとのことだった。私は白くなるのが普通だと思うんだけど、そうならない体質の人から異常だと決め付けられたことに憤懣たる思いをずっと引きずっていた。(そのときは確かに異様に白い部分が大きかったので周りの人も蚊だと断言できなかった) そんなことをふと思い出して、そもそも蚊に刺された跡が白くなる赤くなるとかって何なのだろうか、と調べてみた。一種のアレルギー反応だということは知っていた。なので個人差があるのは分かるが、自分という同じ人間がイタリアで刺されたら赤くなり日本で刺されたら白くなるのは何なのかと。 調べてみると白くなるのは「即時型反応」と言い、刺されてすぐに出る腫れでしばらくするとおさまる。赤いのは「遅延型反応」で刺されてから一日たってから出てくる。そしてしばしば痒みが長引く。 蚊に刺されるとこのうちどちらか一方の症状が出たり、両方、つまり即時反応が出た後、遅延反応が出てきたりする。 さらにこんなサイトを見つけた。 なんと、どういう症状が出るかというのは、その人がそれまでの人生でどれだけ蚊に刺されたのかということに係ってくるらしい。びっくりである。 痒くなるのは、蚊の唾液に反応して、体の中で抗体が作られ、これがアレルギーを起こすから。自爆みたいなもの?誤爆? それでこの抗体は蚊に刺されるごとに作られていく。なので、 今まで刺されたことのない人は抗体がないので刺されても無反応。 それがまだ刺され続けると遅延反応が出てきて、 もっと刺されると即時反応と遅延反応の両方になり、 もっともっと刺されると即時反応だけになり、 さらにもっと刺されると今度は耐性ができて無反応に帰ってしまうと。 だから、普通の日本での生活をしていると、 子供のときは蚊に刺された跡がいつまでも痒い(そんな時期があったなんて全然覚えてない私)。 大人になると痒くなってもすぐに消える。(これが確かに自分の認識している蚊に刺された箇所の反応である。) とうとう老人になると刺されてもなんともない。 ・・・ということらしい。 なので蚊の沢山いる地域といない地域では、刺される量が違うので、こういった反応の仕方と年齢がずれてくる。 ちょっとまて。 イタリアに来て、明らかに遅延反応ばかり起こしてる私は、リセットされてしまったのか?いやいや日本に帰ったらやっぱり即時反応は起こったので、要は蚊の種類の違い? と思ってまだ調べたらやっぱり蚊の種類が違うと抗体も違ってくるそうなので、イタリアの蚊にたいしては、やっぱりいちからやり直し(刺され直し)。なので遅延反応がでるのだろう。何にせよ痒い。 と、そう思ったらなるほど、だからかゆみ止めパッチがよく効くのかもしれない。これは子供向け、つまり遅延型反応でかゆみがひどい症状に向けて作られているのだから。 また、個人差は刺された量だけに限らず、やはり体質もあるようだ。 同僚は体質だったのか、それとも都会っ子だからめったに刺されなかったのだろうか・・・。(私は緑の多い地域で育った) 夫はめったに刺されない。イタリアの蚊にとって日本人の血がよほどうまいのか、刺されているけど体質で反応が出ない(少ない)のか。まさかもう老人並みに耐性が?と思ったが、刺されたら痒くなるようだ。私のほうが体温が高いから蚊がよって来るのか。よく白人の体温は高いというけど、なぜかうちは逆。夫は風邪以外のときいつ測っても35度台。私は子供のときから変わらず36.5度前後。 皆さんは蚊に刺されたらどうなりますか?日本と海外で違いますか? ちなみにイタリアにはこういうのもいる。 ![]() サンドフライ ↑実際の大きさ 写真は、刺さない種類かもしれないが、刺すやつ(Phlebotominae)もよく似た形をしている ブヨの親戚で、大きさは1~3ミリくらい。網戸もすり抜ける小ささだが咬まれた時の痒みは蚊の比ではない。悪いのにつかまると、ぬぉ~っと泣き叫びながらのたうちまわってかきむしるくらい痒い。そして痒みは1週間以上続き、赤い痕はもっと長く残る。タイでこいつにひどい目に合わされた。初めて経験する猛烈な痒みに半分癇癪で上記のような反応をしていたら、付きあいたてだった夫に思い切り引かれた(ヤツも冷たい)。 イタリアのはタイほどではないが、蚊より痒いのは確か。逆ハート型のミクロな虫を見たら注意しよう。 でも今年は蚊のぷおーんという音を何度も聞いたから、こいつではない。
犬を見るのが好きだ。特に中~大型。日本でちょっと都会の公園に夕方行くと、ドッグショーのようにありとあらゆる犬種が見れる。 イタリアではそれほど血統犬の種類が多く感じない。特に近所は家の密集した旧市街だからか、見かけるのは日本でも見慣れた小型犬ばかり。ただしラッセルテリアというのが日本ではあまり見ないがイタリアではよく見る。中型犬のピットブルもイタリアに来るまでは知らなかった犬だが、ここでは多い。 大型犬は、見かける限りジャーマンシェパードが一番人気のようだ。シベリアンハスキー、ラブラドールと、やはり日本の人気犬と変わりない。 郊外では雑種が多い。血統を気にせず農家で番犬を置くケースが多いのだろう。だが牧羊農家で必ず居るのがマレンマ。ピレネー犬に似て羊と間違えてしまいそうな見かけ。牧羊犬という地位がはっきりと確立されているせいか、この犬種をペットのように連れて歩いてる人は見たことがない。 ハウンド犬系も同じく、競走犬(あるいは狩猟犬)であり家庭犬ではないという認識が大きいのか、一匹も見たことがなかった。ローマで犬競走の看板は見たけど。 日本でレアな犬種を連れて歩くのはおしゃれだけど、犬の役割がはっきりしているヨーロッパから見れば、家庭犬には不適切に思う犬種もあるかもしれない。まあ犬種に合わせた飼いかた(運動量)さえしてれば本人の勝手だし、私はいろんな犬を見るのが好きなので悪くは思わない。 ただ日本でよくある、「犬種の流行」はよくないですね。ブームが来ると短期間で沢山繁殖させなければならなく、近親交配せざるを得ない。そうすると遺伝病も出てくるし、性質のよくない(攻撃的とか)個体の子孫でも売っちゃうので、その犬種の質が一気に低下してしまうそうだ。それでブームが去ると今度は大量の売れ残った命・・・。 あと、最近知ったけど、小さいほどかわいいからと乳離れもそこそこに幼い子犬を引き取りたがるのもよくないそうな。イタリアでは犬の売り買いは生後3ヶ月よりと決められている。そういう法律のない東欧のEU外の国から違法に幼い子犬を買う人が多いのが問題になっているとテレビで言ってた。日本もそういう法律はない。 この前(すんません9月始めです)、ショッピングセンターでドッグショーが行われるというポスターを見たので行ってみた。カンポバッソでドッグショーなんてちょっとびっくり。初めてじゃないだろうか。こういう趣味とかレジャー的イベントが行われることはめったにない。いつもどおり何か違うことがあると飛びつく私たち。(ほんと、何もなくて頭腐りそう、カンポバッソ) そしたら、いるわいるわいろんな犬種たち。名前も知らない犬種もいっぱいわらわら集まっている。ただし場所がしょぼいことにスーパーの下の駐車場。集まった犬の鳴き声、人の話し声がぐわんぐわんエコーして、アナウンスは何も聞こえなかった。 もちろんグレーハウンド系(イタリア語でlevriero)もいました。 ![]() グレーハウンド ![]() 3匹小さいのがイタリアングレーハウンド。イタリアンと名前がつくのにイタリアで見かけない矛盾。イタリア語でPiccolo Levriero Italiano。奥にウィペットが寝転んでいる。 ハウンドは他にサルーキ、アフガンハウンドもいた。 ![]() マスティフ?でかい。 ![]() アイリッシュセッター ![]() たぶんサモエド。白いお粉で全身お化粧されていました。 ![]() たぶんジャックラッセル。 初めて知った犬。レオンベルガーというそう。ムクムクしてる。 ![]() ![]() これも見たことも聞いたこともなかった。本物の狼かと思った。チェコスロバキアン・ウルフドッグだそうです。 柴犬もいたよ。きりがないけど、もっともっと沢山種類がいました。 しかし飼ってる人は飼ってるんだな~。なんかご立派にも全国大会みたいで、イタリア中のアクセントが聞こえた(夫)そうです。キャンピングカーで来てる人もいた。こういうおされな犬はやっぱり都会に集中してるんだろうな。目の保養になってよかった。 ![]() キャンピングカーの仕業?(笑) 犬が好きでも飼わない理由↓ 一段目は暗い話なので読み飛ばしてもかまいません、2段目が主文?です。 中学生のころ、思春期特有の反抗的な勢いか、親を押し切り強引に犬を飼い始めた。しかし遠くの高校に入って通学時間が長くなり、1日1度の散歩をサボりだすようになり、大学も遠かったのでほとんど親に任せきりになった。犬は不幸に思ったせいか10歳の若さで死んでしまった。死んだ時だって具合が悪くなってからすぐに医者に連れて行かなかったせいかも。自分のしたことを思うと死にたくなる。 なので自分には絶対犬を飼う資格がない。そもそも旅行が趣味なので、不安なく自由に旅行に出かけられる身軽感のほうが犬を飼いたい欲よりも勝るのが一番の理由になるが。
タイチキンカレー curry tailandese con pollo e riso bianco ![]() ちなみにcurryはイタリア語でもこのまま(外来語)だが、なぜかケッリと発音する人が多い。 今まで客がいるときに厨房に立ったことはなかったんだが、昨日カレーをまかされてしまった。トロいから絶対料理人には向かないのになぁ。その間夫は客としゃべってて、その余裕がちょっとうれしそうだった。確かに私はしゃべらないから、イタリアではウェイトレスも向いてないや。 実は今のところこのタイカレーが一番人気だったりする。エスニックはもうちょっと人を集めてからしようと言ってたんだけど、先週、夫が客と話してて、「海外旅行(英語圏かスペインに行く人が多い)でエスニック好きになった人が沢山いて、カンポバッソではどこもやってないからみんな家で作ってるんだ」って聞いて、「これはすぐやらなきゃ」と思ったらしい。 今客は以前からの客が多いんだけど、結構前からエスニックもしてよという話はあった。だからだろうか、なじみの客が「ずいぶん変えたのねー」なんてふらっと入って来ると、必ずというくらいこれに決める。まあ物好きだからこそウチのなじみになったという考えかたもできるが・・・。 このまま人気を保つようなら他のエスニックもどんどん展開していきたい。 verdura lessa 茹で野菜 ![]() カレーとシチュー用に茹で野菜を常時用意してるから、必然的に副菜として茹で野菜もメニューに置く。こういうのもイタリアではレストランではちょっと珍しいもの。まだ頼んだ人はいない。 左上はローマ・ブロッコリ。ブロッコリとは言うがカリフラワーの味がする。 野菜を別に茹でてシチューやカレーにあとから入れるのは、色や形を保ちに崩れを防ぐためでもあるけど、イタリア人は野菜がソースに味がすっかりなじんでしまうのは嫌がるから。そもそもイタリア版ビーフシチューSPEZZATINOも肉ばっかり。野菜と肉を混ぜた料理は(あまり)イタリアにはなく、イタリア人は野菜は副菜として別の皿で食べるのを好む。 こうやってソースに入ってるときもあまり味がなじんでないほうが「野菜の味がちゃんと別にしてるからおいしい」と評価されるようだ。でないと「全部同じ味」でつまらないそうだ。 私なんかは「なじんでない」「統一感がない」と思っちゃうのにな。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
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