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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2014.09.19
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今日から北区に入ります。まずは土呂町・本郷町を見てみましょう。

百体庚申社 北区土呂町

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大宮公園駅の東、立体交差で東武野田線の線路と交差する産業道路を北へ
降りきったあたりの西側の道沿いに百体庚申社がある。

DSC_4081.jpg

明治4(1871)地元の新見氏が毎年庚申の日に石像の猿を約17年間奉納
し続けたものだという。よく見ると猿はそれぞれ違った表情。

地蔵堂西路傍 北区土呂町

DSC_8886.jpg

百体庚申社の東、旧原市道の角、小高くなったところに庚申塔を祀った祠。

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文政13(1830)山型角柱 正面に「庚申塔」右側面に年号、左側面に個人名。

神明神社 北区土呂町2

DSC_8855.jpg

見沼公園の南、神明神社入口に三基の庚申塔。

DSC_8861.JPG

元文5(1740)板駒型。青面金剛立像 合掌型六臂。足の両脇に薄く二鶏を彫る。

DSC_8864.jpg

下部に邪鬼と三猿がまとまる。三猿の下に施主8名の名前。村中助成七十人。

DSC_8867.jpg

文政5(1822)正面に日月雲・中央「庚申塔」いずれもはっきりした彫り。
塔の右側面に年号。左側面に土呂邑講中。

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台の正面に三猿。その下に施主名。左側面も施主名を刻み、合わせて44名になる。
台の右側面には 北 はらいちへ 二十丁 南 大宮へ 二十六丁。

DSC_8858.jpg

宝永2(1705)板駒型。正面中央に「奉造立庚申諸願所」右脇に土呂村講中と刻む。
下部に大きく三猿。さらにその下に結衆15名の名前。

九平橋西路傍 北区本郷町

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見沼代用水西縁に架かる九平橋の西、空き地にポツンと庚申塔。

DSC_8847.jpg

宝暦12(1762)板駒型。青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂。下部に猫のように
丸まった邪鬼。その下に三猿を彫る。

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塔の右側面に「奉庚申并百所供養塔」続いて願主 個人名を刻む。

高林寺 北区本郷町

DSC_8814.JPG

境内に入ると北側の塀沿いに石塔が並ぶ。中ほどに庚申塔。

DSC_4164.jpg

寛延3(1750)板駒型。個性的でインパクトの強い庚申塔。右側面に年号。
左側面に 吉野領本郷村と刻む。

DSC_8817.jpg

青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂。三眼、口を歪めて怖い顔で睨みつける。
上部の日月雲から青面金剛の顔や全身の躍動感が印象的。

DSC_8819.jpg

青面金剛の足の両脇に小さく二鶏を彫る。下の二匹の邪鬼も個性的で非凡。
腕組みしている邪鬼は初めて見た。三猿もまた自由で楽しい。


産業道路宮原駅(東)交差点の東路傍 北区本郷町

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産業道路宮原駅(東)交差点の東側の角の小堂の中に庚申塔。

DSC_8811.jpg

元禄12(1699)板駒型。青面金剛立像 合掌型六臂。後上の左手にショケラを持つ。
右脇に「奉造立庚申」下部に三猿を彫り、その下に結衆10名の名前を刻む。

以上、百庚申をひとつと考えて、この地域では8基の庚申塔がみつかりました。





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Last updated  2014.09.19 21:01:53
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