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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
2014.11.08 10,000アクセス
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2014.11.08
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今朝起きてブログを確認したらアクセスカウンターが10,000を超えていました。
たくさんの皆様のご来訪、本当にありがとうございます。

さて、今日は緑区の最終回、「さいたま市の庚申塔」シリーズの最終回です。
緑区代山・寺山・高畑・上野田の庚申塔を見てみましょう。

さいたま聖地霊園南路傍 緑区代山

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さいたま聖地霊園の南、坂の途中の路傍に馬頭観音塔が二基、庚申塔が二基並ぶ。

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元禄16(1703)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。像の上から奉造立庚申
右によけて供養二世安楽之処。カビだらけだが青面金剛は凛々しい顔をしている。

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足元に不機嫌な邪鬼と三猿。その下に村中供養とあり17名の名前が並ぶ。

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寛政10(1798)山型角柱 正面に見事な日月雲・梵字に続き堂々と「庚申塔」

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右側面に年号。武州足立郡代山邨講中と彫られている。

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左側面には偈文28文字が彫られていた。

猿田彦大神祠 緑区寺山

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寺山の法界寺の北西、狭い道の右にある鳥居の奥、祠に奉納猿田彦大神の額

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元禄16(1703)青面金剛立像 合掌型六臂。足下に三猿。施主 高橋氏。
光背に奉造立庚申供養二世安楽之処。

浦和東高校北路傍 緑区高畑

DSC_0758.jpg

浦和東高校の北、左の側道の先、道角に石仏が三基並ぶ。右端に庚申塔。

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寛政元年(1789)山型角柱 日月雲 青面金剛立像 剣・ショケラ持ち六臂。
全体にカビが目立つが彫りは細かく技巧的。

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足元の邪鬼も個性的で面白い。さらに下の台の三猿はハッピを着ていて、
もはやその役割を忘れたかの自由に遊んでいる。こんな三猿も楽しい。

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塔の右側面に年号。左側面には高畑村中とあり、3名の名前を刻む。

氷川神社入口 緑区上野田

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日光御成街道沿い、野田小学校の北、氷川神社の入口に庚申塔 安永2(1773)
板駒型 日月雲 青面金剛立像 剣・ショケラ持ち六臂。足元に邪鬼と三猿。

DSC_0815.jpg

塔の右側面に年号と「奉造立庚申諸願成就」左側面には武州足立郡上野田村
講中十八人と刻む。

御嶽社前 緑区上野田

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日光御成街道、上野田交差点の東、御嶽社の前の小堂の中に二基の庚申塔。

DSC_0719.jpg

延宝6(1678)舟形光背 地蔵菩薩立像。下部に大きめの三猿を彫る。光背左に年号。
右に念佛供養の文字が見える。全体に彫りが薄く読み取りが難しいが光背の下部に
施主十数名の名前が刻まれている。

DSC_0750.jpg

天明元年(1781)板駒型 日月雲 青面金剛立像 剣・ショケラ持ち六臂。足元に
ずんぐりした体型の邪鬼。さらにその下に三猿を彫る。

DSC_0752.jpg

塔の右側面「奉造立庚申供養塔」その下には年号を刻む。

DSC_0753.jpg

左側面 武州足立郡上野田村、講中二十三人。

野田トレーニングセンター西三差路 緑区上野田

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日光御成街道が見沼区膝子に入る直前を右に入ると、その先の三差路に庚申塔。

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明和5(1768)板駒型 日月雲 彫り窪めた中に青面金剛立像 剣・ショケラ持ち六臂。
彫りは比較的細かく青面金剛は力感にあふれている。

DSC_0736.jpg

足元にユニークな表情の邪鬼。脇に二鶏。その下には三猿を彫る。

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塔の右側面 真言27文字。左側面 年号の下に足立郡新染谷村 願主 西信 同 惣村中。

以上、この地域では8基の庚申塔がみつかりました。

8月から3ヶ月にわたってさいたま市の庚申塔を見てきました。当初は軽い気持ちで
始めたのですが、進むにつれて細かいことが気になり、これを機会に再訪して
新たに写真を撮りなおすことになりました。桜区・南区・浦和区あたりの記事は
写真も記述も不十分で手直しが必要ですが、ブログで「見直しシリーズ」として
取り上げても同じことの繰り返しになってしまいますので、ホームページのほうで
手直しをしてゆく予定です。

このブログで取り上げた記事はホームページのほうにまとめて、保存資料として
少しでも見やすいものにしてゆきたいと思っています。ホームページのほうも
よろしくお願いします。





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Last updated  2014.11.08 20:40:11
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