1745430 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

☆いたやま☆

☆いたやま☆

Keyword Search

▼キーワード検索

Category

Free Space

自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
2014.11.08 10,000アクセス
2015.04.02 20,000アクセス
2015.10.22 50,000アクセス
2016.06.27 100,000アクセス
2017.04.12 200,000アクセス
2018.01.25 300,000アクセス
2018.08.17 400,000アクセス
2019.04.07 500,000アクセス
2019.11.19 600,000アクセス
2020.05.28 700,000アクセス
2020.10.27 800,000アクセス
2021.03.07 900,000アクセス
2021.07.02 1,000,000アクセス
2021.11.28 1,100,000アクセス
2022.03.29 1,200,000アクセス
2022.07.14 1,300,000アクセス
2022.10.28 1,400,000アクセス
2023.03.29 1,500,000アクセス
2023.09.06 1,600,000アクセス
2024.03.12 1.700,000アクセス

Calendar

2014.11.28
XML
ホームページ「私家版さいたまの石仏」はこちら

今日は豊島区高田の金乗院を見てみましょう。

金乗院(目白不動尊) 豊島区高田2丁目12

DSC_0691.jpg

目白通りから宿坂を下った先にある金乗院は目白不動尊として知られている。
庚申塔なども多く、結構見ごたえがある。

DSC_0015.jpg

宿坂に面して山門が立つ。山門を入って右に折れると本堂。山門脇に石塔が並ぶ。

DSC_0609.jpg

山門右側で頑張っているのは不動明王坐像。左手が欠けている。

DSC_0028.jpg

大きな台の正面に「目白」右脇に享保6(1721)の銘。その下に多数の名前。
左側面に再興とあり天明元年(1781)と刻まれている。願主 関口水道町 中屋氏。

DSC_0033.jpg

その隣 正面に弘法大師。下の台の正面、右から「新長谷寺」らしい。当初は
うまく読めなかったが後日TM Networkさんにご指摘していただいた。右側面は
狭く未確認。左側面に四國霊場とあり大きく五十四番と彫られていた。

DSC_0017.jpg

山門の左 地蔵菩薩坐像 下の台の三面に渡って正徳2(1712)から宝暦8(1758)に
かけて7名の戒名が刻まれている。両側面の5名は童子、正面の2名は居士と大姉。
この時代に居士、大姉というのは相当な家柄ということだろうか。

DSC_0027.jpg

裏に2基の寺標が立つ。右 江戸第拾六番 山之手第九番 本尊 十一面観音とある。
その下に大きく彫られた字はすぐには読めなかったが・・・

DSC_0022.jpg

左側面には安永9(1780)とある。左側面上に「大和長谷の観世音同木同作」
その下に「新豊山新長谷寺」と彫られている。どうやらこれは文京区関口に
あった新長谷寺の寺標らしい。廃寺となった新長谷寺の「目白不動尊」が
金乗院に移された時に一緒に移ってきたのだろう。正面の大きな字だが、
TM Networkさんのご指摘によると「長せ寺」ということらしい。

DSC_0021.jpg

左 こちらが本来の寺標。正面 江戸八十八箇所之内 第三十八番目 神霊山金乗院。
右側面 南無遍照金剛 土州足摺山代。足摺山は四国高知の霊場 金剛福寺のこと。

DSC_0914.jpg

境内に入り本堂の前、宝筐印塔の隣に変わった石塔が立っている。

DSC_0915.jpg

庚申塔 寛文6(1666)不動明王の剣、倶利伽羅剣に巻き付く倶利伽羅明王を
主尊とする珍しい庚申塔。解説板に倶利伽羅不動庚申と書かれていた。

DSC_0918.jpg

剣の柄の下のあたりに三猿が彫られていた。素朴だがとても可愛い。



もう少し続ける予定だったのですが、急用が入りましたので今日はここまで。
続きは後ほどということで失礼します。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.04.24 09:44:19
コメント(2) | コメントを書く
[東京(その他)の石仏] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.