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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2015.07.15
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カテゴリ:朝霞市の石仏
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寶蔵寺 朝霞市宮戸4-2-1

DSC_0567.jpg

宮戸神社の前の坂道を朝霞台方面に向かって進み登ってゆくと、交差点の左側に
寶蔵寺がある。交差点の右側は墓地になっているが、その入口の小堂の中、二基の
庚申塔が立っていた。

DSC_0568.jpg

左 庚申塔 延宝4(1676)日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。表面は風化が進み、
顔などの様子ははっきりしない。足の下に三猿。三猿の下に二鶏が彫られている。
光背右に年号。光背左 武州宮戸村 同行三人敬白と刻まれていた。

DSC_0569.jpg

右 庚申塔 安永2(1773))日月 青面金剛立像 合掌型六臂。さらに風化がひどい。
塔の右側面に年号。左側面に施主 個人名を刻む。

DSC_0570.jpg

足の両脇に二鶏。足元に邪鬼。狭いところに小さく三猿が彫られていた。

1DSC_0580.jpg

信号を渡ると広い駐車場の奥に山門。門の左側に六地蔵と小堂があった。

2DSC_0550.jpg

小堂の中には合わせて四基の馬頭観音塔が祀られている。

3DSC_0554.jpg

中央 馬頭観音立像 寛保3(1743)合掌型六臂。そのうち四臂は欠けていて二臂に
見える。それにしてもこれだけの大きな丸彫りの馬頭観音像はあまり見ない。

4DSC_0555.jpg

蓮台に梵字「キャ」これは十一面観音をあらわす梵字だが・・台の正面中央に
「奉造立供養馬頭観音」両脇に造立年月日。願主として10名ほどの名前を刻む。

5DSC_0565.jpg

右手前 馬頭観音塔 昭和18(1943)塔の左側面に年号と願主名。昭和18年再建と
なっているが、もとの建立はいつなのか?

6DSC_0559.jpg

その奥 馬頭観音坐像 昭和33(1958)三面六臂。正面上部に梵字「ウーン」

DSC_0560.jpg

塔の左側面に年号。続けて宮戸村中と刻まれていた。右側面に「當観世音は
従来大字持ちなりしも暴風破損により再建立し衆議の結果寶蔵寺管理に移管す」
とすると昭和33年はやはりこの塔を再建した年だろうか?

7DSC_0556.jpg

左 馬頭観音菩薩坐像 明治8(1875)合掌型二臂。塔全体に補修跡が残っている。
塔の右側面に年号。左側面には宮戸村中と刻まれていた。

8DSC_0545.jpg

隣 六地蔵菩薩立像 明和2(1765)像の規模、台の様子などはおおむね揃っている。

9DSC_0546.jpg

一番右の塔、下の台の正面に念佛講中と刻まれていた。二番目の塔の正面中央
「奉造立地蔵菩薩」両脇に造立年月日。下の台に施主2名の名前が刻まれている。
残る四基の銘もほぼ同じ内容だった。

今日は山門の外だけで時間がなくなってしまいました。続きは明日・・・





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Last updated  2015.07.15 21:31:21
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