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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2015.07.25
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カテゴリ:朝霞市の石仏
ホームページ「私家版さいたまの石仏」はこちら

これまで見てきた内間木や浜崎は黒目川や新河岸川流域の低地ですが、その南、
岡、根岸台は武蔵野台地になり、どこから向かっても必ず急な坂道になります。
さて、今日から根岸台の石仏を見てゆきましょう。まずは金剛寺です。

金剛寺 朝霞市根岸台3-4-3

1DSC_0501.jpg

金剛寺は朝霞駅から花の木交差点に向かうバス通りの根岸台第4分団交差点から
斜め右に入り、下り坂に差し掛かるあたり、左側にある。入口には寺導が立ち、
長い参道の先、仁王像を両脇に茅葺の山門が美しい。車道から少し入っただけで
とても静かだ。手入れがゆきとどいた境内には、ゆったりと時が流れる。

2DSC_0488.jpg

参道に入ってすぐ左に小堂があり、三基の石塔が並んでいた。。山門付近の景色に
目を取られてうっかり見逃すところだった。

3DSC_0489.jpg

左 普門品読誦塔 天明7(1787)正面 梵字「サ」の下「奉讀誦普門品為二世安樂也」

4DSC_0491.jpg

塔の右側面には年号。左側面下部に講中 根岸邑 拾四人と刻まれていた。

5DSC_0494.jpg

中央 馬頭観音菩薩坐像 宝暦2(1752)合掌型二臂。首の辺りに断裂跡があり光背の
一部を欠く。光背右に「□□畜得樂也」と読める。左上には年号が刻まれていた。

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右 普門品読誦塔 元治2(1865)正面 梵字「サ」の下「奉讀誦普門品為萬民豊樂也」

7DSC_0497.jpg

塔の右側面に年号。左側面 連經講中拾二人と刻む。上部に明治四十などの文字が
見えるが、正面の文字とも明らかに違っていて、後刻されたものだろう。

8DSC_0500.jpg

参道を進むと山門手前左側に築山があり、石塔に「朝霞高尾山」と刻まれていた。
頂上に石祠が立ち途中には烏天狗の立像がある。資料ではその階段脇に庚申塔が
あるということで楽しみにしていたのだがなかなか見つからなかった。

9DSC_0504.jpg

境内に入り、本堂の左側、大きな椎の木の先に六地蔵。その奥に墓地が広がる。

10DSC_0505.jpg

六地蔵菩薩立像 昭和59(1964)新しいものだが、うっそうとした薄暗い林を
バックに、荘厳な雰囲気が感じられた。

11DSC_0509.jpg

墓地の東端にひっそりと地蔵菩薩立像 大正8(1919)が立っていた。

12DSC_0514.jpg

下の塔の正面「為無縁一切精霊菩提」左側面に年号。右側面十数名の名前を刻む。

13DSC_0136.jpg

高尾山階段脇の庚申塔があきらめられず、何度か訪ねたが見つからなかった。
あきらめかけた頃、お寺のかたがみえたので事情を話し、庚申塔の場所を
教えていただいた。境内東の道路脇、平成16年にこちらに移動されたという。

14DSC_0143.jpg

庚申塔 宝暦13(1763)日月雲 青面金剛立像 剣・ショケラ持ち六臂。風化のため
ショケラはほとんど溶けかかっている。右側面に年号が刻まれていた。

DSC_0141.jpg

足元に二鶏・邪鬼・三猿がそろう。目鼻立ちははっきりしないがかわいい。





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Last updated  2015.07.25 20:16:57
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